新宿、花園神社の近くにある「ねこ膳」という定食屋…、「飲食笑商何屋ねこ膳 」というのが正式名称なんだけど、ここはひとつ「ねこ膳」というコトで(笑)。
開店したときは24時間営業365日営業という、休まぬ新宿、眠らぬ歌舞伎町にふさわしい店だった。
けれど一時期、多分、スタッフ不足が理由じゃないかなぁ。
定休日を作り24時間営業でもなくなった…、無理をすると続かないし、料理やサービスにも影響が出るからしょうがないコトだろうと思っていたら、なんと再び年中休まず眠らぬ店になったんだって噂を聞いて、それで朝にやって来ました。
たしかにやってらっしゃった…、お店の外にも24時間営業の告知が出てた。
さすがに朝の時間はスタッフ一名だけで、かなりのんびりした状態。
とは言え先客が1組いて、おじさん3人。
朝からチュウハイ、ビールをたのみ、焼いた魚をつまみに飲んでいた。
これこそ新宿、歌舞伎町の出口みたいなこの場所ならでは。
魚を焼いてもらいます。
今朝は鯖がおいしいという。
それを塩焼き。
ご飯少なめで定食にしてくださいな。
それから追加で目玉焼き。
黄身までよく焼きでお願いしますと言ってめでたき今日の一皿。
こんがり焼けたサバ塩焼きに、よく焼き目玉焼きが添えられご飯と味噌汁、サラダに漬物という定食がくる。
目玉焼きがあると不思議と「朝のご飯」のように見えて来るのがたのしい。
太った鯖。
遠火の強火で焼けた魚は、皮がバリツとキレイにやけてところどころが膨れてブクリと盛り上がる…、自分の脂で揚がるように焼けたんでしょう。
香りも良くて、端を当てるとホロッと肉がほぐれる食べやすさ。
玉子をご飯の上にのっけて醤油をかけてパクリとひと口、そして鯖をムチリと食べる…、脂のうま味と焦げた香りが口に広がるオゴチソウ。
それにしてもよく焼けた皮がおいしく目に飛び込んで、ためしに皮も一緒に食べてみる。
苦手とばかり思っていたけど、これがなかなか旨いじゃないの。
クシュッと潰れて脂がジュワッとにじみだし、舌がヒヤッと涼しくなるような食感で、これがご飯と一緒になるとなんとも言えぬ味わいになる。
魚の皮は鬼門とずっと思ってて、けれどこういうパリッと焼けた皮ならなんとか食べられる…、あらたな味の発見しました、うれしい業務報告なりっ!
おかげさまにて大人になったような気もする、オモシロイ。
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ちなみに本日、雷記念日なんだそうであります。
延長8年と言いますから西暦930年、平安京の清涼殿に雷が落ちて、大納言、藤原清貫が亡くなるという、清涼殿落雷事件があったのが今日。
菅原道真の祟りだとされて道真は名誉回復、雷の神様として祀られるようになったのだそう…、そういえば昨日新宿では雷ゴロゴロ、今日の西日本は荒天のようであります、雷様が怒りませぬよう。
ところで雷といえば、サンダーバードでありましょう!
あぁ、なつかしい…、このテーマソングにこの映像。
サンダーバード2号が発進するときはいつもワクワクしたものですけど、一番、ココロに残っているのが、レディーペネロープが乗っていた車が「ペネロープ号」がロールスロイスだったというところ。
貴族の子女で、ロンドン郊外の大邸宅に住んでいるという設定がまさに英国的にて、それを運転しているのパーカーはドライバーではなくてバトラーというのもステキ。
謎の円盤UFOもモダンでオシャレ…、英国的でありましたコト、ナツカシイ。
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