仕事の途中にスタバでぼんやり…、冷たいモノでクールダウン。
アイスドリップをショートでもらう。
そこにヘーゼルナッツシロップを足してやろうかと思ったんだけど、まてよ!。ケーキをたのんでフレーバーを借りてやろうと、キャラメルマキアート味のパウンドケーキを一緒に買った。
ボロッとほぐれる粗めの生地で、エスプレッソの香りとキャラメル、それにバニラの香りがフワッと鼻から抜ける。
パクリと食べてしばらくそのまま舌の上で乾いた生地がゆっくりトロンとしてくる食感たのしんで、ゴクリと一口、ドリップコーヒー。
口の中で冷たいキャラメルマキアートができるような感じがたのしいオキニイリ。
お寿司を食べたい…、酸っぱくシットリしたモノを体と頭が求めているようで、とは言え夕方の中途半端な時間でもある。
だからほどよき量ですませておきたい。
それで箱寿司。
新宿西口界隈にはお店が2つ。
いつも行くお店は満席。
それで歩いてもう一方のお店にいくと、ちょうどひと席。
相席だけどあいていて、ちょっくらごめんなすってと座る。
何にしようかとメニューを見たら、生の鯵寿司と巻物のセットがあった。
もともと大阪鮨のお店だから、生の握りがあるのは珍しい。
メニューにはある。
けれど売り切れじまいで夜にいくと大抵売り切れという人気商品でもあって、こりゃ食べなくちゃと選んでたのむ。
少々時間がかかります。
大阪鮨や巻物は予め作ってなじませ、注文したら切り分けるだけ。
けれど握りはその場で握る…、だからちょっとだけ余分に待つのがまたおごちそう。
キラキラと輝く鯖の切り身の上に、タップリのすった生姜と刻んだ芽ネギ。
シャリは小さめ…、上方風にちょっと甘めでお酢がキリッと際立った濃厚味のシャリと鯵がほどよきバランスで一つになれるような配慮でございましょう。
一緒に盛り合わされる巻物は「三角巻き」というここの名物。
焼いた穴子にキュウリにかんぴょう、煮たしいたけに厚焼き玉子を芯にしてキュッと角をたたせて断面三角形に巻いて仕上げる。
丸くではなく三角形に巻く分、シャリの量が少なめで出来上がってる…、だから具材の存在感が強くて口の中で散らかる感もにぎやかでよい。
特に焼いたの穴子の香りがフワッと鼻から抜けるゴチソウ感はなんとも格別。
端の部分が一個だけ混じっているのに得した感じ…、具材がそれだけ多くてとてもみずみずしくてそれを最顔に残して食べる…、お茶をゴクリで腹満たす。
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それからしばらく近所で仕事…、お寿司の量が控えめで家に帰る前に蕎麦でもたぐるかと、メトロ地下街の中にある「永坂更科布屋太兵衛」の立ち食いコーナーにて春菊そばをズルンとたぐる。
その名の通り、そばの上に春菊で作ったかき揚げをのっけて味わう…、かき揚げ以外はネギもなんにも寄り添わぬその潔さが目にうるわしい。
昆布のうま味がドッシリとしたツユの中に、スルンと細い蕎麦がたゆたう。
上にガッシリ、分厚いかき揚げがのっかっていて、それがツユをグングン吸ってホロッと崩れる…、自然に崩れるまではツユと蕎麦を味わい、徐々に油がツユに混じって味わい濃厚になっていく味の変化をユッタリたのしむ。
衣が崩れていくにしたがい、出汁に春菊の緑の色がにじんでくるのがまたオモシロく、春菊の仄かな渋みの中にゴロゴロ、エビが入っているのを見つけてウットリとする。
何度食べても期待通りで、何度食べてもおだやかな味、今日も味わうオキニイリ。
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