夜、お腹いっぱい食べたいねぇ…、と誘いあって「鍋ぞう」に来る。
しゃぶしゃぶとすき焼きが食べ放題の店。
というか、多分、認知的には「野菜バーがある食べ放題の鍋の店」。
同じ会社でやっている「モーモーパラダイス」なる店は同じ食べ放題でも、野郎系で肉臭い。
ココは野菜の品揃えがかなり充実。
お店の雰囲気もモダンで今日は、アシッド系のジャズの流れるダイニング風。
だから女性のお客様がかなり多くて、その分、落ち着く。
自分も男ではあるけれど、男臭いだけのお店はちょっと引く。
女臭いお店も苦手だけれど、例えば二郎系のラーメンみたいな汗臭いのはもっと嫌。
一つの鍋で二種類の鍋料理をたのしむコトができるコース。
ひとつはしゃぶしゃぶ。
ひとつはすき焼きを選んでたのむ。
鍋が真ん中で仕切られていて、片方にスープ、もう一方にはすき焼きようの割り下を入れ牛肉、豚肉、野菜を料理する。
しゃぶしゃぶ用のごまだれ、ポン酢に薬味あれこれ。
IHの調理器つけて鍋の温度を上げていく。
適温で…、と火加減努力をするのだけれど、なやましいコトにすき焼き用のタレは少量。
しゃぶしゃぶ用のスープはタップリ。
だからすぐにすき焼き用の割り下ダレが沸騰しちゃう。
すき焼きの方に、野菜を沢山放り込み、温度を下げつつバランスをとる。
もしここんとこ、何かの工夫でこの温度差をコントロールできたらいいのに…、って思ったりする。
豚肉・牛肉・すき焼き・しゃぶしゃぶと食材、それから調理方法を組み合わせたら4種類の料理を一度にたのしめる。
けれど不思議と、豚はしゃぶしゃぶ、牛はすき焼きと役割分担できてしまう。
脂の強い豚肉はすき焼きにするとちとしつこい。
赤身の強い輸入牛はしゃぶしゃぶすると肉の匂いが強く感じる。
だから自然と豚しゃぶ牛すき。
しかも今日は何故だかすき焼きがおいしく感じる。
暑さに体が甘辛味を求めるのでしょう…、豚1牛3位のバランスで肉追加して、クツクツ煮焼く。
生卵が食べられるボクにとってすき焼き=ご飯。
あまりご飯を食べるとすぐにお腹いっぱいになっちゃうからね…、と自制しつつも気づけばご飯のお替わりしてる。
勿体ない。
10種類以上ある野菜の中で、今日一番のオキニイリがモロヘイヤ。
すき焼きダレでサクッと軽く火を通し、食べるとコンガリ、不思議な程に焦げた香りが香ばしい。
モロヘイヤが含んだ鉄分が、砂糖と醤油とむすびつきカラメルっぽさを作るのでしょう。
噛むとトロトロ、ヌメリを出しつつたのしい渋味を残して消える。
夏の元気が出来上がりそうにて、腹いっぱい。
ところで一番上の画像。
ソニーのNEXなるミラーレスの一眼カメラのパノラマ機能でためしに撮った。
カメラ機能の設定画面でパノラマ撮影に設定し、シャッター押しつつ左から右に向かってカメラを動かす。
するとパシャパシャ連写しながらパノラマ画像を作ってくれる。
ソニーのコンデジでは当たり前のこうした機能で、高品質の画像が撮れる。
なんだかちょっと得した感じで、オモシロイ。
明日は出張、早寝の準備。
おネムの前に、ちょっと不思議な動画を一本。
ロサンゼルスという街。
車がなければ、なにもはじまらないほぼ完璧なる車社会。
地下鉄が出来はしたけれど、それによって街の構造や都市開発のあり方が変わったか?と言うと、まるでそんなコトはないやはり車が主役の大都市。
だから街の景色に車はつきもの。
…、なのだけれど、そこから車が無くなってしまったらっていうショートムービー。
Running on Empty from Ross Ching on Vimeo.
車が走っていないのに、信号だけが変わる街角。
静寂感をとおりすぎ、空虚な切なさすら感じさせる不思議な動画。
どうやってとったんだろう?
調べてみると、実はこれ。
同じ位置で複数枚撮った画像から、車だけをPhotoshopで消してそれをつないで映像化したというモノ。
こんなコトもできるんだなぁ…、ってちょっとビックリ。
テクノロジーでなんでも出来るというビックリと、なんでも出来るようにしてしまう人のエネルギーにダブルビックリ、スゴイスゴイ。
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