朝、早くからの打ち合わせがある…、それで家を飛び出して、立ち食いそばで朝とした。
打ち合わせのための資料をアウトプットしなくちゃいけない。
それでちょっとテクリと歩き、四ツ谷津の守坂の近くのキンコーズによる。
シリコンメモリー一本あれば、アウトプットが普通にできる。
家にプリンターをおこうと最初は思ったけれど、メンテナンスのコストやあるいは、アウトプットのクオリティーのコトを考えたら、こうした専門サービスを必要なだけ使った方がよさそうで。
それでいまだにプリンターはなし。
自家用車より、タクシー使った方が便利で安い。
少なくとも東京都心で住んでる限りは、その通りというのと同じ。
つぼみ家というお店。
キンコーズの前。
交差点の角に大きな看板を出し、けれど間口は狭くて鰻の寝床のような小さなお店。
平日は24時間営業です…、と堂々と垂れ幕つるしてがんばっている。
この界隈は立ち食いそばのお店が多い。
信号2つで弁天庵。
そこから一つ手前の信号に小諸そばがあり、このお店のすぐ向かい側に「まんてん」というもう一軒の立ち食いそば屋がありもする。
それぞれ独自のこだわりがあり、差別化するのに一生懸命。
ココはまず、24時間オープンしましょう…、と分り易すぎる差別化してる。
しかも元気で、いらっしゃいませと明るい声ででむかえる。
食券販売機でまず先払い。
売りは天ぷら。
しかも「大エビ」。
大エビせいろか、大エビ天丼。
これが一番の人気のようで、たしかに朝から天丼食べてる人が多い。
大エビ3本、何種類かの野菜がついて美味しく見えて、それにしようかと思いもしたけどやっぱり朝。
蕎麦にする。
大エビ天ぷらが一本ついた冷やしぶっかけ。
大エビというだけあって、たしかに大エビ。
漆のお皿の端から端まで使ってそれでも足りず、尻尾がビヨンとでちゃってる。
ただ、衣はバリッと、ちょっと乾いた感じになってる。
バリバリ頑丈に乾いて揚がるタイプの天ぷら粉を使って揚げているんでしょう。
天丼のタレ。
あるいは出汁にとっぷり漬けて、それでも衣が壊れぬように最適化されているのでしょうネ…、エビもプチュンとしたタイプ。
そのままこうして食べるには、ちょっと残念。
だから出汁にトプっとつけます。
蕎麦は冷たいぶっかけで、ここの出汁は旨いのです。
色白。
醤油の風味でごまかさぬ。
昆布のうま味がドッシリとした、出汁のうま味がグイグイ舌に染みこんでくる。
冷たくしても揺るぎない。
麺は茹で立て。
注文するたび、厨房の中から一言。
これから麺を茹でますので、3分お時間ちょうだいします…、と。
そしてきっちり3分で、見事な蕎麦がやってくる。
バッサリとした歯切れの良さと、ツルンと滑るなめらかさ。
ただ、蕎麦の香りは控えめで、あくまで出汁をすすりこむためのおいしいストローって感じでもある。
例えばココのこの出汁で、弁天庵の蕎麦を食べ、いわもとQの天ぷらつけて食べられるなら、どれほどステキでシアワセか。
思いはするけど、それは贅沢…、叶わぬ夢といたしましょう。
さてさて、仕事にピュンとゆく。
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