夕方、新宿の紀伊國屋さんに用事があって、そこで夜。
本屋さんで本を読んでいると、カレーが食べたくなってくる。
都市伝説的因果関係。
たしかに今日。
お腹が空いたような気がして、しかもその空いたお腹はカレーじゃないと癒せぬような気持ちになった。
なにしろここの地下にはおいしいカレー屋さんがあるのであります。
モンスナック。
元祖サラサラカレーのお店。
創業昭和39年というコトですから、ボクが4つの頃からずっとココのカレーはサラサラしてる。
小麦粉でトロトロにしたポッテリカレーがあんまり好きじゃないワタクシでして、ココのカレーに初めて出会ったときに「これだ!」と直感しました…、それからずっと。
ボクの新宿デビューが17歳のコトでしたからそれからずっと四半世紀。
ココはサラサラ。
とは言えスープの用にサラサラしているかというとそうではなくて、ちょっとトロンとなめらかでご飯との絡みがとても良い。
中でも好きなのがカツカレー。
スタンドカレーでありながら注文を受けてそれから揚げた揚げたて。
パン粉は細かくギッシリついてて薄いけれども肉の食感はカチッとしてる。
噛みごたえがありたのしくて、しかもハフハフ、熱々で舌を焼いてしまうほどの温度感がなんともおいしい…、カレーは熱くなくっちゃねって思ってハフハフ。
ルーとご飯を別々に食べてもおいしい…、大抵カレーはそう食べる。
けれどココのこのカレー、ご飯とカレーを軽く混ぜそこに福神漬をぱらりとあわせて食べるとこのトロトロでなめらかルーがご飯と渾然一体。
福神漬けがパリパリとして、まるで具材のように感じる。
煮こまれた豚バラ肉をスプーンの背中でぎゅーっと押すとホロッと崩れて、それも一緒に味わうと豚の脂が口の中のすべてにシットリ行き渡る。
ゴチソウですな…、喉をテロリと撫で回す肉感的なるオゴチソウ。
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ほどよくお腹を満たしてそれで、時計をみたらまだ伊勢丹がやってる時間。
それで何か、夜のオヤツになりそうなものはないかとユルリと歩いて見てみます。
まとめごとのお供になりそうな、手づかみできるモノを何か買って帰って食べましょうと…、一番最初に頭に思い浮かぶのは志乃だ寿司の寿司折だった。
けれど今日は、顎にガツン!とくるゴチソウがほしくって、それでエディアールまで歩いて行ってエピを買う。
一時期、ココのエピはチーズをまとってちょっとやわらか、フッカリタイプになったのだけど今日、買ったらばバリッと歯ごたえ頑丈で、塩味おいしいモノになってた。
中がちょっとスベスベしてて、よく噛んでいくとモチモチ滑るような食感するのが不思議で、これも決して嫌いじゃないなと思ったりした。
一緒にソーセージをパイで挟んだの買って、これで万全、仕事ができる(笑)。
ところでちょっとたのしい動画。
ビタミン炭酸MATCHのテレビCMで、修学旅行で野球拳みたいなことをしてオンナの子の前で素っ裸を披露しちゃいました的バージョンがあるのだけれど、あの踊り…。
野球拳ならぬ「神の拳」なんだそうで、そのインストラクションビデオで笑える。
こうしたおとぼけを真顔でやってしまうところが面白く、それにしてもギリシア的なコスチュームって西洋人の体躯があっての物種なんだ…、って思ったりしたオモシロイ。
ちなみにボクが松山で通ってた小学校。
運動会で高学年みんなが「正調野球拳」なる踊りを輪になって盆ダンスよろしく踊ってしまうのだよ…、さすが道後温泉のある街でござんす。
明るい太陽の下で「やぁきゅうぅ、すぅるならぁ…」とお座敷遊びの歌が流れるシュールな時間、今思い出してもヘンテコリン(笑)。
[4回]
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