つぼみ家って言う蕎麦屋に歩いて、朝をとります。
四谷三丁目を中心として東に向かうとどんどんそこは四ツ谷・市ヶ谷・麹町という古くからあるお屋敷町の気配が強くなっていく。
その逆方向。
西へ西へと向かって行くと、そこは新宿。
新宿御苑の緑の気配を超えるとすぐに、伊勢丹を中心とした日本有数の商業地。
その境目が四谷三丁目という交差点で、ボクの住んでるところは新宿よりの西側。
この店があるのは東のはずれあたりでだから家から距離がある。
だから来るのにヨイショが必要。
けれど季節も秋の入り口。
歩くのがとてもたのしい時期でもあって、一駅歩いて今日は四ツ谷を移動の起点にいたしましょう。
その途中にあるのがこのお店にて笑顔でニッコリ、ごきげんよう。
かしわ天のついた冷たいぶっかけそばを選んでたのむ。
ちょっとお時間ちょうだいします…、と、それから麺を茹で始め、ザブザブ洗ってしめて仕上げる。
「まもなくご準備整います」って言われて厨房の方をみると、次々、ボクの料理がお善の上にのっかり準備ができてく。
お腹がグーッとたのしくなります。
目が行き届く程度の大きさのお店だというコトもあり、番号札を渡してその番号呼ぶなんて、無粋なことはここにはなくて、「かしわ天におむすびでお待ちのお客様」って呼ばれて、「はいっ」って元気に返事をしていただいた。
ツルンとスベスベ、角張った麺が唇の間をわけいってきて、バッサリ歯切れてちらかるたのしさ…、ツユもシッカリ、コクに風味がととのっていて、昆布にネギにわさびとすべてがボク好み。
かしわの天ぷらもサクッと衣が歯切れて中からフックラかしわの肉がほどける。
ゴマ昆布のおむすびたのんで食べてみれば、中までギッシリ。
甘く煮込んだ自家製切り昆布が詰まってフックラ、ご飯のむすび具合も上等…、お腹がたのしく満たされて、そしてテクリと四ツ谷駅。
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遅めの昼をバーガーキング。
無性にハンバーガーが食べたくなって、それで飛び込み欲望満たす(笑)。
ワッパーを食べようか?
今日から始まった、イカスミ混ぜた黒いハンバーガーもあるよなぁ…、って思いもしたけど、目に入ったのがダブルベーコンチーズって奴。
野菜を含まずパテとベーコン。
それからチーズだけでできてる。
マクドナルドのクオーターパウンダーを彷彿とさせる、肉まみれ的姿にウットリ。
そもそもワッパーをたのむといつも、「トマトを抜いてくださいな」ってカスタマイズをしなくちゃいけない。
そこにベーコンを一緒に挟んでチーズをダブルにしてくださいな…、って、そんな注文をすることを考えてたら、いっそこんなシンプルバーガーを食べる方がいいんじゃないか?
そんなコトを思ってそれでダブルベーコンチーズをもらう。
コロンとしてて紙越しにズッシリとした重量感。
パンより中身が多いという、質量感じるほどよき1個。
紙をめくると中からペロンとハンバーガーが、パテにベーコン、チーズがペロリ…、中にはピクルス、刻んだオニオンとまるでマクドナルドのハンバーガーのようでびっくり。
パテはバーガーキングのパテで、焼いているのも直火で香りがあるはずなのに脂のせいで風味が負けてしまってる。
やっぱりワッパーとして食べないと、ここのパテのおいしさを味わうことはできないんだなぁ…、ってよい勉強をするランチ。
アールグレイのアイスティー。
一口大の程よいサイズのオニオンリングス…、カサッと乾いた衣がまるでクラッカーのように口の中で爆ぜて壊れて、中からツルンと熱の通った玉ねぎの甘みが出てくる。
ケチャップたっぷりのっけるようにほどこして、甘酸っぱさにウットリします。
そして再び仕事に向かう…、金曜日。
[3回]
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