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2025/05/20 (Tue)
サンパランチのスランジェのコト
まだできて数ヶ月しか経ってないんだけど、ちょっとブレークしそうな予感の韓国料理のお店があるんだ…。
と、そう誘われてお昼をかねる。
コリアンキッチン・
スランジェ
という店。
場所は新宿、高島屋。
レストラン街のニューフェイス。
ちょっと並びます。
お昼どきのココはさすがに人が多くて、けれど待ちが出る店、出ぬ店、半々くらい?
この店は出来てまもなくこうしてキチンと行列つきのお店になった。
理由があってのコトでしょう。
韓国料理がブームである、とは言うけれどデパートの中で行列を作らせるほど韓国料理が好きな人のパイは決して大きくはない。
ちょっとワクワク、しながら待ちます。
それにしても高島屋。
ちょっと客層が変わったような気がします。
ユニクロが高島屋のワンフロアーを使うようになってから、ファミリー層やスリッパ履きの人が目立つようになった。
エレベーターに乗ってここまでやってくる、途中にユニクロフロアーに止まってドアが開いた途端、中に乗ってた小学生のおにぃちゃんが、大きな声でこう言った。
「おかぁさん、このデパートってユニクロが入ってるよ…、なんだか変なの!」
ユニクロなんかがあるデパートってデパートなんかじゃないよねぇ…、ってその後ずっとつぶやいていた。
彼は正しい。
大人の事情なんか知らぬ子供の見る目、感じる心はスゴイ。
そんなコトを思ったりした。
さて30分程待ってテーブルもらって座る。
明るいお店。
座り心地の良い椅子と大きなテーブル。
客席のレイアウトがスッキリしてて、ほどよい間仕切りと計画的なテーブル配置で目線がまるで気にならない。
と言って全体的にはのびやかな見通しのきく空間で、サービスする側の目が行き届く。
かつてファミリーレストランを設計するとき腐心した、居住性と作業性の両立が見事にできてる。
ちょっと感心。
飲食店のコトを良く知っている人が作ったお店はステキ。
韓国風の意匠がとてもさりげなく使われているのもいい感じにて、ボクは好き。
テーブル横にお店のこだわりをかいた小冊子が置かれてて、それをみると野菜にかなり力を入れているコトが伝わってくる。
何しろ見開き、最初のページにこのメッセージ。
「韓国人は一人当たりの野菜消費量が世界で一番多い国民です」
確かに韓国の人が日常的に食べるキムチは野菜のかたまり。
ビビンパだって、スープにだって野菜がタップリ入ってて、韓国行くと沢山食べてもすぐお腹がすく。
肉を焼いてもそれを野菜でくるんだり、あるいは一緒に食べたりと肉とおんなじ分量かならず野菜を食べるように出来てる。
けれど日本の韓国料理店は「イコール肉」って、多分、焼肉専門店と完璧に混同されてしまってるんでしょう。
なかなか野菜を沢山たべさせてくれるお店がみつからない。
そしてこの店。
売り物にしているの料理が「サンパ料理」。
生の葉っぱ野菜でいろんなモノをくるんで食べるという、韓国的なる野菜の食べ方を提案してるんですネ。
大きなお皿に8種類ほどの葉っぱ野菜。
雑穀ご飯と豆腐のつきだし。
キムチに味噌にそれから一品、肉のメインがつく趣向。
茹でた豚肉か、プルコギがメインで選べて、それと一緒に汁が二種類。
テンジャンチゲにキムチチゲという、韓国的なる品揃えにして組み合わせ。
これ以外にも、普通の冷麺や石焼きビビンパ、あるいはサムゲタンのようなメニューもありはするけど、お店にきている6割ほどの人がサンパを選んでたんでいるような…。
今日はビビンパにテンジャンチゲの組み合わせ。
どれが一番でますか?ってお店の人に聞いたらば、プルコギにキムチチゲの組み合わせです…、って。
でも韓国ではサンパといえばテンジャンチゲ。
ですから、お客様の組み合わせが一番ステキと思います…、って言われてニッコリ。
葉っぱの上にご飯をおきます。
そこに味噌。
それからキムチとプルコギのせて、クルンと巻いてパクンと食べます。
葉っぱが舌をまず撫でる。
みずみずしさと緑の香りを感じ、まずは頭が「あぁ、体にいいモノをこれから食べようとしているんだなぁ」って思ってくれる。
それでお腹が、その健康的を受け容れる準備をしつつ、グーっとなる。
甘辛ダレで煮込まれた、肉がホロッと奥歯に触る。
キムチの風味。
ご飯がパラッと葉っぱが破けて口一杯に散らかっていく。
これを普通に別々に、口に運んで食べてもこれほどおいしくならない。
例えば今日のこのお膳の上にのっかったすべての料理を大きなお皿に一盛りにする。
ご飯の脇に焼肉があり、葉っぱがまわりにあしらわれ、キムチに惣菜、それからスープ…、ってそれじゃコリアンカフェのワンプレーとランチになっちゃう。
面白くもないただのカフェ飯、食べ方って大切です。
発酵させた味噌の風味がドッシリとしたテンジャンチゲ。
日本でいうところの具だくさんのおみそ汁。
韓国カボチャにネギにアサリにキノコがタップリ、大ぶりの豆がゴロゴロしてて、それを食べると納豆臭が鼻から抜ける。
塩の旨みがズシンと舌に残って水をおいしく飲んだ。
量はほどよくご婦人ポーション。
みればお店の中はほとんど女性ばかりで、笑っちゃう。
[1回]
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2010/08/16 (Mon)
丸の内リム:ア
Comment(0)
ハイコストパフォーマンスな8の夜
「中国茶房8
」というお店。
恵比寿、六本木とおしゃれ飲食店の聖地のような場所からスタート。
エキセントリックなインテリア。
激安の北京ダックや、格安ランチでと場所に似合わぬ工夫で人気を獲得し、その勢いで新宿にまで店を出す。
女性下着の専門店がメインテナントの雑居ビル。
野菜料理のレストランや、スイーツバフェのカフェレストラン。
若者向けの焼き肉店やイタリアンレストランなんかに混じってこのお店。
ここでもやっぱりちょっと異色で、けれど不思議と人、集めてる。
安さが売りのひとつでもある。
けれど実は、新宿という街。
かつて「東京大飯店」という街を代表する大衆的な中国料理屋ががんばっていた。
新宿で中華を食べよう=ほとんど東京大飯店に行こうというほど、人気があって大きなビルの上から下まで全部使ってこの街の人のお腹を満たしてくれていた。
なのに今ではそのビルも、チェーン居酒屋がフロアーごとにお店を出して、中華料理のお店はたったワンフロアー。
レベルもあまり良くなくなってて、それでまじめで気軽な中国料理のお店に対するニーズがかなりあったんでしょう。
今日もほとんど満席状態。
ここでもやっぱり女性同士のグループ客がかなり目立つ。
けれど男性同士やあるいは会社の同僚同士の会食みたいなテーブルも結構あって、とてもにぎやか。
途中で中国本土からの観光客がなだれ込んできて、まるで小さなチャイナタウン。
実は今まで、ココのランチはなんどか食べてた。
けれど夜は今日がはじめて。
どんな具合かってやってきて、見てビックリの繁盛店。
メニューがかなりたのしくて、150円とか250円とかの小皿料理がそれぞれ40品ほど揃ってる。
少人数で来るのに便利。
それから点心もしっかり充実。
中でも名物というのが「焼き小籠包」と言うのでとった。
ちょっと厚めの小麦の皮でスープタップリのあんをくるんで蒸してそれから鉄板で焼く。
小判形の鉄板の上でジュウジュウ焼きつつやって来る、底が焦げててパリッとしててそれ以外のトコロはプルプル、シットリとしたジューシーにして香ばしい味。
肉の旨みと脂の甘みがかなりドッシリ。
ポン酢もタレも必要のない、これそのものの味でたのしめる。
蒸して仕上げるちょっとのコトで皮が破れる香港風の小籠包もいいけれど、ドッシリとして一個で充分食べごたえのある上海風の力強さもまた悪くない。
4、5人でわけて丁度くらいの料理が一皿1000円前後で100種類ほども揃うでしょうか。
中華料理で食べたいものはほぼ揃う。
ただ何を選ぼうか…、ってかなり悩むのがグループ客にはちょっと面倒?
コース料理もかなり充実してて一人1800円から用意されてる。
けれど食べたいモノをやっぱりたのんで食べよう…、とあれこれ、それこれ。
コッテリとしてクリーミーな、エビのマヨネーズソース和え。
豚肉とネギ、ピーマンを芥子味噌にて炒めた料理や、鶏唐揚げに赤唐辛子の辛味と香りを炒めて移した一品料理。
ちょっと変わった素材もと、牛アキレス腱の煮込みや筋の炒め物。
どれもピリッと辛味がきいたスパイシー系。
四川料理がメインでもあり、調理人も辛い料理が得意なのでしょう。
飯のおかずにもピッタリくるし、ビールに合うのもまたありがたい。
紋甲イカを軽く茹で、ネギや香菜をタップリのっけて中国醤油とスープをかける。
最後に沸かした油を上から注ぎかけ、瞬時に素材に火を通す。
同時にネギや香り野菜の風味が醤油や素材にうつりとても鮮やかな味になる。
辛味控え目。
こんな料理もシッカリ作れる、ここのお店は実力派。
モチモチ焼きそば。
パラパラ炒飯などの〆の麺飯類もシッカリしてて、しかもどれもが日本離れした帰国子女味。
アメリカのチャイナタウンで食べるような、分かり易い味や香りがするのがなんだかたのしくって、おもしろい。
大食い男児が飲んで食べて腹いっぱいで、割り勘したらば2500円ちょっと位という驚愕値段。
こりゃまたこなくちゃ…、って心に誓う。
それにしても今日、新宿の街は浴衣姿がかなり目立った。
基本の夏…、って景色がステキ、さぁ、寝よう。
[0回]
2010/08/07 (Sat)
丸の内リム:ア
Comment(2)
ヒギンス教授を気取る夜
四谷三丁目の焼き肉レストラン「山星」にくる。
実は今日。
長い間、ご無沙汰していたかつての食べ歩き同志と、ひさしぶりにおいしいモノをという趣向。
おいしいモノを本当に良く知っている、ボクも感心するほどの健啖家。
驚くほどにスラリとした体のどこに、これだけのモノがおさまるんだろう…、っていつもビックリさせられる。
何をご一緒しようか?ってずっと考え、そうだ、焼き肉!
実は彼女。
焼き肉とは無縁の生活をしている人で、ならば彼女のデビューを手助けする譽を頂戴しようとそれでココ。
数ある焼き肉店の中でも、ココは料理がシッカリしてる。
肉を焼いてそれでおしまいって、肉屋みたいな店じゃない。
辛い!とか、スタミナ!とかが売り物じゃないレストランとして真っ当で、基本がシッカリしてる店。
ココなら好きになってくれるに違いない…、ってそれでワクワク、やってきた。
ざく切りキャベツを肴にまずはビールで乾杯をする。
お互い仕事の環境が会わぬ間に随分、変わって近況報告に花をさかせる。
塩のハラミや鶏、豚、牛のカルビの盛り合わせ。
それぞれの肉をおいしい状態で食べてもらうのが、今日のボクの仕事ですから…、と、一生懸命焼いてはお皿に取り分ける。
ココは肉も旨いが塩ダレもいい。
肉の持ち味を邪魔しない、風味をほとんど持たぬタレ。
肉そのものの旨みを素直に引き出して、しかも炭の香りを肉にまとわせ定着させる役目を果たす。
好き嫌いはありませんか?と聞くと、素材に関しての好き嫌いはほとんど無い。
その素材の味を台無しにする調味料や、余計はお世話が嫌いなだけ。
それなら中身も大丈夫でしょうと、それでミノ。
ミノとかセンマイとかという部位。
食材として洗練させるこの手際は、焼き肉店の独特のモノ。
ヨーロッパのどの国の伝統料理もこうしてキレイに仕込んで食べたりしないもの。
どんな味がするのかしら…、って言うので平貝。
弾力があってハリのある男性的な貝の噛み応え感がたのしめますよ…、と。
ホルモンだって焼き肉以外でこんな風には食べはしない。
普通は雑に煮込んでおしまい。
腸を丁寧に掃除して、けれど脂を除きすぎない下ごしらえがこの味を作ってるって思うとこれって多分、試行錯誤の塊なんだろう…、って思ったりする…、ありがたい。
ワタシも肉のいろんなコトを勉強しなくちゃいけないのかしら…、って言うのでボクはこう言った。
焼き肉屋さんで肉のコトばかりにこだわる蘊蓄がましいお店はボクは嫌いなんです。
だってグランヴァンばかり薦めるソムリエのいるフランス料理屋さんって嫌でしょう?
肉の知識より、おいしく肉をたのしむ知識。
そして経験。
そっちの方が大切だろうと思うんですよ…、って。
ボクはそうだと信じてる。
赤身のおいしいスネ肉食べたり、レバ刺し食べたり肉を堪能。
そして〆を二品たのむ。
ひとつは辛いモノが苦手だというフランス料理好きな彼女のためにテグタン。
うどんを入れて煮込んでもらった。
洋食的にいうならば「オックステールスープヌードル」とでもなりますか。
牛の部位の中でも一番、ズッシリとした旨みが凝縮されていると俗に言われる尾っぽの肉をジックリ煮込む。
スープがどんどん白濁し旨みが溶け込みそれと一緒にスープの表面がツヤっとしてくる。
テールの中のゼラチン質が溶け込みコロイド状になってそれでスベスベに。
ツルンとハリのある韓国うどん。
それにスープがまとわりついて、スープも麺もスベスベしてる。
味の基本は塩だけで、なのにテールのうま味、風味で充分おいしい。
肉を扱わせたらおそらくアジアで一番の国。
それが韓国…、その底力を堪能す。
それからボクのココで一番のオキニイリ。
石鍋炊きのカキご飯。
テールのスープに牛骨スープをあわせて、硬めに炊いたご飯を合わせる。
それを焼けた石鍋に入れ、火にかけ沸騰させつつ水気を飛ばしてく。
そこにカキ。
プックラ太ったカキを凍らせ保存したのを、スープに入れてうま味、風味を引き出しご飯に移してく。
ご飯がスープを全部吸い込み石鍋の中が乾いてきたら、そこにバター。
鍋肌添わせてタップリ注ぎ、そこで再び火を強めてやる。
バチバチ音がし始めて、コンガリ焦げた香りがしてくる。
そのバチバチという音と一緒に鍋が運ばれてきて茶わんに分けて、さぁ、召し上がれ。
スープをタップリ飲み込んだご飯はホックリ。
シットリしててもベシャベシャ、濡れているワケじゃないこのステキ。
ご飯粒のひとつひとつが決して主張をあきらめてなく、バターの香りもフンワリ、濃厚。
チーズとホワイトソースを使わぬ蛎ドリア。
バターの風味をくわえたパエリア。
韓国風のはずなのに、なぜだかヨーロッパ的なるおいしさ感じるゴチソウ。
お勘定してそれを引き換えにミントガムを一人一枚、もれなくくれる。
これが焼き肉屋さんの作法なんです…、って言ったら、おやまぁ、不思議ってビックリしてた。
ボクらが当たり前と思ってた焼き肉店のあれやこれやは、確かに焼き肉世界が勝手に決めた常識。
それを知らぬ人からみればかなり特異で珍妙な常識なんだって今日は教わる。
たのしい体験、ゴキゲンに。
[0回]
2010/08/07 (Sat)
丸の内リム:ア
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タイバフェで昼
昼、タイ料理のバフェ。
新宿ルミネの中にある「マンゴツリーカフェ」ってお店でガツンとたのしむ。
今日のような夏の昼。
辛いモノが不思議とおいしい。
しかも韓国料理のようなドッシリうねるような辛さじゃなくて、スキッと体を突き抜けるような爽やかな辛さがほしい。
例えば東南アジアや中南米の民族料理。
どちらもアクリル画みたいな透明感のある辛さをおびたお料理で、高温多湿をそれでしのぐようにできてる…、のじゃないか?って。
例えば春雨サラダのヤムウンセンなんて、辛くて酸っぱく甘味控え目。
夏の食欲を正しく作ってくれるゴチソウ。
色とりどりの季節の野菜がバフェのラインでうつくしく、思わず生のトマトをとった。
緑臭さをあまり好まぬ生のトマトにニュクマムかけてパクッとやると、みずみずしさが体を走る。
あぁ、夏だ…、って気持ちいい。
料理をあれこれ。
グリーンパパイヤのシャキシャキサラダ。
タイの醤油に漬け込んで、ジックリ焼いたネットリとした食感たのしいタイ風焼鳥。
ピーナッツソースをかけて味わう冷や奴など、目に付く料理をちょっとづつ。
中でもここの名物の厚焼き玉子。
玉子をキチッとほぐしてといて、タップリの油で焼く。
ちょうどスペイン風のオムレツみたいに気泡をたっぷり含んでふんわり。
中にバジルと鶏のミンチがはいった、フックラとした玉子焼き。
チリソースをつけ食べるとアジアな香りがしてくる、ここ一番のオキニイリ。
大きなお皿に一口ずつをこうしてのせると、まるでテイスティングしているみたいでたのしくなってく。
ニュクマム塗って焼いた焼き鯖だったり、豚の荒びき肉をオイスターソースで炒めたのだとかをまたちょっとづつ。
ジャスミンライスにグリーンカレーをチョコッとのっけて、スイートコーンをパラッとちらす。
面白かったのがライスパスタ。
米粉でつくったフジリみたいなネジ型パスタで、これがスベスベ。
しかもクニュクニュ。
噛むとツルツルすべりながら、どんどんモチモチしてくる食感がとてもたのしくオモシロイ。
主食の種類が豊富なところが、ここのお店のステキなトコロで、炒飯、カレー。
それからヌードル。
ご飯はどれもがジャスミンライスで、パラパラとした食感がとても軽やか。
玉子のふんわりとした食感と、エビのプリプリしたとこがそのパラパラと見事なコントラストをなす炒飯が、口の中でとてもにぎやか。
揚げたぶつ切り茄子がゴロゴロはいったココナツ風味のレッドカレーが、ガツンと辛くてこれまた旨い。
スープヌードルを自分で作ることができるのがウレシイ配慮。
米粉で作った中細麺のセンレック。
固ゆでにした麺をボウルにいれて、茹でたモヤシに棒状にした鶏挽き肉を揚げて作ったつくね団子を薄切りにしたの。
そこにスープをタップリ注ぐ。
ニュクマム、粉の唐辛子などなど薬味で好みの味にしたてあげてく。
ボクは酸味がちょっと欲しくて、トムヤムクンをちょっとくわえた。
酸味がスープを夏味にする。
お腹もやさしくふくらんでくる。
ところでコノ店。
おしゃれで繁盛しているレストランの他聞に漏れず女性がほとんど。
野菜がメイン。
それも生の野菜からサラダ、なますに炒めたモノなど種類さまざま。
だから野菜だけでお腹いっぱいにしようと思えばそれも出来る。
揚げた料理がほとんどなくて、体によいお料理にみえるんでしょう。
いくら食べても太らない…、かもしれない?っていう安心感が、人の胃袋を開放的にさせるのでしょう。
ボクもちょっと度を過ぎちゃう。
料理がどんどん減っていきます。
空になった料理の補充にお店の人が厨房とカウンターを行ったり来たり。
中でも一人、ニコニコしながら小走りするように大きなお皿やボウルを運んでくるスタッフさんがいて、彼をみてるとなんだかウキウキ、お腹が空いてきたりする。
今日もらったテーブルが、たまたま厨房の出入り口が見渡せる場所。
ちょっとにぎやか。
せわしないけど、新しい料理が出てくるのがすぐにわかって、出来立て料理にありつけやすい、これはこれでいいテーブルかなぁ…、って思ったりした。
そしてデザート。
タイ料理のデザートと言えばココナツミルク。
ここのココナツミルクはちょっとたのしい工夫があって、ドライフルーツ。
あるいはシロップ煮のフルーツだったり、何種類かのジェリーやタピオカ。
ナタデココが別に用意をされててそれをボウルに沈め、そこにココナツミルクをかけて食べるという趣向。
そこにある料理をただただ選んで食べる、通常のバフェの料理を越えて、自分の好みの料理を作って食べる提案。
いいんじゃないの…、って思ったりした。
ポピーシードがタップリはいって、スカスカとした軽い歯ごたえがたのしいスポンジケーキもなかなか。
辛い料理でタップリかいた胃袋の汗をココナツミルクでおさえてニッコリ。
お腹パンパン、ゴチソウサマ。
[0回]
2010/07/18 (Sun)
丸の内リム:ア
Comment(2)
焼肉天国かずんの夜
友人と誘いあって焼肉の夜。
中野新橋の焼肉屋さん、
「焼肉天国かずん」
に来ます。
ほどよき値段で、よいお肉。
気軽でしかも郊外型のファミレスみたいにブース席にて食べられる。
東京都心の焼肉専門店には、板間系のお店が多くてだからふっくらさんにはありがたい店。
せり出す腹を抱えてマーメード座りするのはかなりの大変。
表通りに面している訳でない、住宅街の中の目立たぬお店。
なのに満席。
それも男同士のグループ客や、小さな子供を連れたファミリー。
女性同士のグループなどなどいろんな人たちがやってきている…、これが本当の気軽な繁盛店なんだろうって思ったりする。
目当ての席がなかなかあかず、別のテーブルで酒を飲みのみちょっと待つ。
テーブルを移ったらば本格的に注文するから…、といいつつ最初にこれだけは絶対たのむからとっといてネ。
それがレバ刺し。
ボヤボヤしてるとすぐなくなっちゃう、ここのお店では稀少な料理。
ブラックローズの薔薇の色。
ツヤツヤとして角張っている、つまり新鮮にして上等であることの証しのコレに千切り生姜と塩を混ぜたごま油でツルンと食べる。
まずはひんやり。
ピトッと舌に貼り付いて、噛むとしばらく抵抗しつつそれでもプチュッと潰れる。
たちまちネットリ。
温度は冷たいはずなのに、なんだか口の中が熱くなるような旨さが走る。
強烈な…。
けれどスキッと後味さわやかな潔い味。
胡麻の風味が味の印象をふくよかにして、一口、二口、お替わりねだる。
数年前まで食べることができなかったレバ刺しというこの料理。
それまで本当においしいモノを食べたことがなくってそれで、敢えて食べようとしなかったから。
食わず嫌いの最たる好例。
今でもやみくもには食べないけれど、こうしておいしいお店があると必ずたのんで食べるモノ。
これから肉を焼いて食べる準備をするよなよき前菜。
さて肉焼こうと、まずはキムチにご飯をたのむ(笑)。
焼肉の最高のお供はやっぱりご飯と思う。
焼いた肉にタップリ、タレをつけてそれをご飯にのっける。
ビビンパでもなくクッパでもなく、あくまでそれは白いご飯で、その真っ白がタレと肉汁、肉の脂で汚れていくのが何よりゴチソウ。
それにキムチ。
それからカクテキ。
そしてご飯をモリモリ…、っていうのがとてもうれしい食べ方。
それにしてもココのキムチはなかなかのモノ。
辛味よりも旨みが濃厚。
しかも甘みで旨みをごまかさぬ、スキッとしたおいしさがいい。
カクテキの大根のコリコリとした固さもたのしくて、漬け込み具合に管理の仕方が上手くできてる証拠でしょう。
チャンジャにナムル。
酒の肴にピッタリくるモノって、そのままご飯のおかずにピッタリ。
なによりココのタレやヤンニョムが、メリハリのある甘味に辛味でそれをご飯にかけただけでも多分、おいしく食べられる味。
ご飯を大盛りでたのまなかったコトをしたたか後悔。
肉を焼きます。
ハラミにカルビ。
どれも肉そのものの味がおいしく、ほどよく脂がのった肉。
直火でボウボウ焼いてくと、端がカリッと焦げて仕上がり香ばしい。
顎を直撃する筋肉質な肉のかたまり。
奥歯の周りにジュワッと肉汁吐き出しながらユックリユックリ筋がほぐれて「あぁ、なくなっちゃう」ってその瞬間にご飯を口に放り込む。
ご飯に混じる脂とうま味が、再び肉のうま味を舌に思い出させるなんたるゴチソウ。
気持ちがとっても盛り上がりサーロインステーキをたのんで焼きます。
これは塩。
ヒヤッと脂が口一杯に広がっていき、口の中で肉がとろけるかなりの濃厚。
5人でテーブル囲んだ今夜は、一人一切れ…、それがほどよい分量のコレ。
塩物って食べるとしばらく目を閉じて、そのモノ自体の味に気持ちが集中していく。
だからご飯のおかずというより、酒のつまみになっていく。
おもしろいなぁ…、って思って食べると尚、おもしろい。
コムタンクッパや冷麺でお腹に蓋をやさしくほどこす。
ワイワイがやがや、たのしい会話に愉快な笑顔が今日一番のオゴチソウ。
そうそう今日、はじめてマッコリを生ビールで割ったモノを飲んだのだけど、ありゃ、おいしいねぇ。
ビールの苦味や風味がほとんど消えてしまってマッコリ自体の風味と味が強調される。
ビールの泡がトロンとちょっと重たくなって、喉全体を撫で回しながらお腹の中に流れ込んでくあの独特の食感はグーッ。
生マッコリにはかなわないけど、これはこれでいいかもネ…、ってtweetしたらば富山の仲間に「ホワイトアイ」っていうんですよって教わった。
ひとつ勉強、おやすみなさい。
[0回]
2010/07/09 (Fri)
丸の内リム:ア
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