新宿でランチタイム…、桜の気配にさそわれて新宿御苑で昼としました。
「礼華」という中国料理のスモールメゾン。
いつも人気のある店で近所のオフィスの人たちでランチはにぎやか…、しかも今日は新宿御苑の花見の人たちも集まってきているのでしょう、ボクらが入った直後に行列。
1時間で終わっていただけるのならという条件付きで個室をいただき、テキパキ、食事をたのしむ所存。
ココの個室は厨房の脇…、出来た手料理が一番いい状態で食べられる上、厨房で鍋がふられる音が間近に聞こえてくるのにワクワクします。
フカヒレの煮込みが夜は売り物のココ。
コースをたのむと必ずフカヒレの煮込みがついてやってくる。
昼はそれをあんかけ麺やご飯で気軽に食べられる。
汁そばで食べるのもいい。
けれどあんかけのトロンとなめらかな食感を思う存分たのしもうと、それであんかけご飯をたのむ。
オイスターソースの風味がコッテリ。
ちょっと甘めの仕上がりで、もともとココの料理は甘い。
甘さを胡椒の香りと辛味がスキッとひきしめやさしい味を堪能できる。
深い丼にドッシリ、タップリ。
ホツホツ固めのご飯と一緒に食べるとツルンと、ご飯がすべる。
ゼラチン質がツルリと口のすみずみなでまわす味わい豊かにウットリします。
細切りにしたネギをタップリ…、それがシャキシャキ、フカヒレのヌルンとぬめる食感を際立ててくれる役目を果たしてる。
ネギの甘みがソースにまじり、一層、甘みが深くなる。
黒酢をチョチョッともらってかける。
すると途端に甘みがなりを潜めてうま味に変わってく…、黒酢をかけて食べるようにもともとできているのかもって思わせるほど、ハフハフスルンとたのしんだ。
それから焼きそば…、海鮮焼きそばの塩味をたのんで分ける。
塩味、あるいは醤油味から選べる焼きそば…、ココのシェフは塩味料理を得意にしていて実はフカヒレ煮込みにも醤油味と塩味が用意されてるほどであります。
鶏や金華ハムをふんだんに使ったスープと塩のうま味、それに自然な甘みをくわえて味をととのえるあんかけトロンと、パリッと焼いた麺にタップリ。
具材も贅沢…、エビにホタテにイカをメインに白菜、しめじにユリの蕾と食感、味わい多彩で華やか、麺の料理と言うよりも海鮮料理に麺が少々添えられてるって感じの料理にもうウットリ。
定食ランチもいくつかあって、そのメインディッシュを単品として食べることもできるようになっている。
イカと野菜の塩炒めっていうのがあって、海鮮焼きそばと同じような料理の傾向…、ではあるけれど、とろみがついたあんかけととろみを持たぬ炒め物とはまるで違った料理。
特にシャキシャキしたヤングコーンが歯切れて軽快。
甘辛味噌の風味豊かな回鍋肉もシャキッとキャベツの食感さわやか…、春を料理にするとこんなふうになるかもって思ったりした。
それにしても中国料理の「削いで切る」という包丁使い…、一つ一つの素材に飾りの包丁入れるこの入念にウットリしました、オゴチソウ。
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