晩御飯を焼肉にする…、昼をお寿司で夜を焼肉というなんとシアワセな今日のコト!
場所は幸永。
新宿の歌舞伎町のはずれにある店。
接待などにはまるで適さぬ。
煙ボーボー。
幸永にいくよ!というコトがすなわち、気軽に洗える普段着で集まってネ…、って言うコトと同義語であるような店。
つまり「親しい仲間がおいしい肉を焼いてたのしむ」コトに最適化されてる店で、たしかにそういう人たちでいつもにぎやか。
ときたま、ココがおいしいからという噂を聞きつけスーツ姿のおじさんが近所のクラブのちぃママっぽいきらびやか系の女性を連れてくるんだけれど、それでいいのか?って心配になる。
叙々苑が近所にいくらでもあるでしょうよ!と(笑)。
今日もベビーカートを押したママさんグループが何を思ったかやってきて断られてた。
それでいいんだ、って思ったりする。
いつもの週末は、夕方前にツイッターでサービス品がタダになる「合言葉」をつぶやくコトで有名な店でもあるのであります。
けれど今日…、そのつぶやきが発信無し。
どうして?って思って来たら、開店直後からずっと予約で満席。
だからサービスツイートをする必要がなかったというコトなんでしょう…、繁盛するのはステキなコト。
代わりにデジタルクーポン手にいれる。
サラダにキムチの盛り合わせ、それにココの名物「極みホルモン」を人数分、無料でサービスしてもらえるというモノで、なかなか豪勢、大盤振る舞い。
パリッと塩の効いたサラダは揉んで葉っぱの中の中まで味の入ったおひたしサラダ。
ニラに白菜、大根、キュウリとキムチはどれもが良き浸かり具合で、酸味控えめ、鮮度の高い辛みがピリッと大人味。
サイドの料理がシッカリしている焼肉の店は安心できる…、いい感じ。
あいも変わらずホルモンは見事な状態。
辛みのタレでネットリ和えられ、小山をなしてお皿に盛られてやってくる。
トングでつまんで持ち上げて、網の上にそっと乗せるとジリジリ炭であぶられながら蕾が開くようにプックラ、膨らんでいく。
粘膜部分を下にして、ジックリ焼いていくと脂がこんもりそこで盛り上がる。
それがブルブル震え始めて、いただきますの合図となります。
そこでパクリと!
口でブルンととろけてひんやりしてくる。
炭で焼くと、特に脂がおいしく焼ける。
皮の部分はクニュクニュ頑丈。
脂はブリブリ。
滲んで落ちた脂が炭でジュワッと焦げて蒸発し、おいしい香りが混じった煙でいぶされていく。
焼いた端から口の中へと放り込み、焼く手がとまらぬオゴチソウ。
もともとホルモン焼きのお店でスタートした店。
けれど通常の焼肉メニューもかなりの充実。
まずは塩焼きでと、ゲタカルビだったり鶏のセセリをたのんで焼きます。
脂と筋が細かく入ったゲタの部分は噛めば噛むほど味がでてきて、顎においしい牛肉らしき味わいがある。
鶏のセセリは首の部分。
ずっと一日動かしている筋肉質なコリコリとした肉の食感にウットリします。
タレを揉み込み辛味をおびたミノはシャキシャキ、タイラガイの柱のもってる歯切れ感に似た食感で、けれど噛んでるうちにトロンととろみが出てくる。
ロースをタレで焼いてくと、これがムチッと味わい深い。
どれもおいしく、けれど中でも一番印象的だったのが、辛ダレで味わい食べる蜂の巣焼きで、フカフカとしたまるできのこのような食感。
なのに口の中に広がる香りやうま味に後味は、まごうことなき牛の内臓という不思議にたのしいゴチソウ感…、こりゃ定番にしなくっちゃって思ってニッコリ。
青唐辛子の尖った辛味が痛快なチヂミを食べて、〆とする。
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