とんちゃんでプデチゲ食べつつ、これでキンパで〆たらどんなにシアワセな夜になるだろう…、って誰からともなく言って結局、それを実行。
大久保に移動して「スクールフード」で〆とする。
金曜日の夜。大久保の街は混んでるかなぁ…、と思ってやってくるも心配になっちゃうほどにしんみり静か。このお店にもあっさり入れて、ウレシイようなさみしいような、なやましさ。
キンパをいくつか、それからトッポギをたのんで席に座って、大スクリーンに映し出されるK-POPのPVをみながらぼんやり。
韓流ブームにのっかってお店が次々できたけど、本当に実力のあるお店しか残れぬ状態に今はある。それが当然と思えばやっと韓国料理も普通の料理になって日本に定着するための産みの苦しみをしてるんだろうって思ったりする。
薄焼き卵でタクワンを巻いたエッグマリ。イカスミご飯で煮込んだイカゲソを巻いたイカマリ。焼いたスパムを巻いたスパムマリ。
これらはココの定番キンパ。
今日、始めて食べてみたのが、乾燥させたカタクチイワシに甘辛ダレをからめたモノと青唐辛子を巻いたモノにて、ビリッと辛くかみしめてくと魚のうま味と香りが口に広がっていく、素朴でなのに力強さにあふれた味にウットリします。
カルボナーラトッポギが売り物のココの新商品が、赤唐辛子の味噌をくわえた辛口カルボナーラソースのコレで、脂と油、乳脂肪分が辛味と一緒にまじりあい、お腹いっぱいにほぼなったのに、止まらぬおいしさ。韓国三昧の夜の〆。
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ところでスクールフードというこの店名…、学校帰りの生徒たちがお小遣いで楽しむコトができる気軽な料理という意味。
その大抵が粉物料理で、その代表がトッポギだという。
ボクの子供の頃の学校帰りの食べ物といえば、お好み焼きとうどんが代表…、なるほどどちらも粉物で、国は変われどよく似てる。
ちなみに「世界中の学校給食」を紹介しているビデオがあります。
ひとつひとつの料理の画像が、その国の人が食にかける情熱と文化性の高さ、低さを教えてくれるような気がする。
フランス、イタリアはさすがだなぁ…、って感心しますもの。
後半、アフリカの学校の給食がでてくると、あぁ、なんとかしてあげなくちゃいけないよなぁ…、としみじみ思い、ところがそれに続くアメリカの給食をみると、世界で一番豊かと言われる国が決して豊かな食文化をもっているとは言えぬという事実に愕然となる。
そもそも日本の給食も、世界遺産に登録された「日本の料理文化」からみれば程遠い、なんとも粗末な内容なのにもガッカリします。なやましい。[5回]
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