移動の途中の四ツ谷駅…、ポウルでランチをいたします。
パン屋のポウルではあるんだけれど、この四ツ谷のお店のパンの売り場の裏側にあるカフェはまるでサロンでござる。
四ツ谷の近所にこういう手軽で、しかもちょっと華やかな場所はそれほどなくてここがマダムランチの受け皿的に扱われている。
近くに有名私立学校があるというのも、マダムが集まる要素のひとつ。
朝の時間にはそこに子供を送り届けた奥様方が、お茶をしながらコロコロ鈴を転がすみたいに笑ってる。平和な日本、ここにあり!
さてとランチを…、何をメインにしましょうかとメニューをみたら魅力的なるコレを発見。
スモークサーモンとポテトのガレットでございます。
細切りにしたじゃがいもをパンケーキ状にしたガレットに、クリームチーズをタップリ塗って、そこにスモークサーモンを並べてかざった料理でござる。
コンガリ焼けたじゃがいもの色と香りが食欲誘う。
種をキレイにとりのぞいたレモンと、緑鮮やかなサラダが寄り添い一皿をなす。
料理がやってきた途端、テーブルの上がパッと明るくなったような、そんな気がするステキな一品。
本当はこれでシャンパンを飲めればいいのだけれど、残念、これから打ち合わせ。
パリッと揚げて仕上げるハッシュブランと同じような料理ではある…、けれどフォークの背中で押さえると、ホロッと崩れるはかなき仕上がり。
粉を使わぬパンケーキのようなブリニと一緒に、スモークサーモンも千切れてひとつに混ざり合う。
ブリニが熱々、だから軽くスモークサーモンに熱が入ってホロッとなっていくんでしょう…、脂のあまり強くない、サッパリとしたスモークサーモンが油を含んで仕上がってブリニと一緒になってほどよき味わいとなる。
クリームチーズの酸味とねっとりした食感が、口の中をまとめてトロンとなめらかにする…、あぁ、おいしい。
バスケット一杯にパンがやってくるのもウレシク、アイスティーをゴクリと飲んで昼のお腹を明るく満たす…、連休途中の昼のコト。
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ところで今日はいろんな日のようであります…、文化の日ってことは知ってる。
けれど同時に、文具の日だったりまんがの日。あるいはレコードの日や文化の日とどれもが文化つながり便乗系の記念日で、オモシロイとこでは「いいお産の日」。
1103でいいお産(笑)。
それからハンカチーフの日というのもありました。
夫のルイ16世に「ハンカチーフは正方形にすべし」という政令を出させたマリーアントワネットの誕生日が11月2日で、その日に一番近い祝日、文化の日がハンカチーフの日となったんだって。笑っちゃう。
それにしてもハンカチーフが正方形であるべきと決めさせたマリーアントワネットという人…、むちゃくちゃだけど、それが文化的というコトかもしれず、たしかに文化の日の今日にピッタリなのかもしれません。
ハンカチーフと言えば太田裕美の「木綿のハンカチーフ」でしょうと、動画を一枚貼っておきます。
1975年のヒット曲…、甘酸っぱいです、青春です。
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