東京駅からちょっと移動で仕事をする日…、東京駅の近所で食事をとそれで歩いてディーンアンドデルーカに来る。
西日本は雨模様、この東京も明日からかなりの暑さになるんだという今日の朝…、半袖肘がひやっとするほど涼しくて歩くこともまるで国はならない陽気。
ただほんの少しの雨の気配だからでしょうか…、丸の内の木々の緑は深くておだやか、皇居の深い緑を借りた軽くて美味しい空気で満たされ気持ちいい。
東京駅の反対側にはない環境に、ウットリします。
早い時間というのにお店はかなりのにぎわい…、最近、ここはいつ来ても人であふれているのにビックリ、数年前はいつもガラガラだったのに。
飲食店って徐々にはやるモノでなく、ある一瞬を境に突然、流行りはじめるコトが多くて特に新しいブランドだったり業態だったりはそうした傾向がとっても強い。
勝ち馬に乗れ!って意識が働くのかもしれない…、人気商売ってどれもそう。
ラップを食べる。
トルティーヤで野菜をくるんで食べる料理で手づかみできるサラダって感じ。
小麦粉焼いて作った生地を、ライスペーパーにかえればベトナム料理の生春巻きになるのでしょうネ。
アメリカで、「野菜をたっぷり食べられる」のが魅力で人気を獲得したメキシコ料理をアレンジしたモノ。
10年ほどで、カリフォルニアのランチの定番になっちゃった。
いつもは2種類、チキングリルとスモークサーモンを具材にしたのがあるのだけれど、今日はチキンはまだ出来てない。
それでスモークサーモンとロメインレタスをギッシリ巻いたコレにする。
バリバリ新鮮な葉っぱをギチギチ。
葉っぱ同士が身を寄せ合って互いに互いを潰し合うほど、ギッシリまいてあるのでズッシリ…、大きさ以上に重たく感じる。
トルティーヤの皮の一部を外すとペロンと、葉っぱの力で一気に壊れてしまいそうなほどギッシリと。
「いただきます」とパクリと齧ると、予感的中、ザクっと前歯で歯切れてバッサリ、口いっぱいに葉っぱがちらかる…、まさにサラダな感じが口にやってくる。
ロメインレタスとサーモンの他に入っているものといえばオニオン、それからほんの少しのクリームチーズ。
だからレタスの味が素直に口の中でおいしい主張をしてる。
バッサリとした葉っぱの食感、みずみずしさも損なわれずに、野菜を食べてる実感をこころおきなくたのしめる。
トルティーヤの記事はつるんとかための仕上がり…、葉っぱが壊れる食感の合間に記事がザクザクちぎれる感じも混じって顎が満足できる、こういう朝も悪くないかと思う朝。
一緒に飲み物。
フレッシュジュースを選んで飲んだ。
パイナップルのジュースであります。
フレッシュのパイナップルと凍ったパイナップルの両方一緒にミキサーにいれ、ミネラルウォーターを加えてじゃじゃっとジュースにしたモノ。
繊維が口の中に残ってしまうほど、パイナップルの味わいそのまま。
酸味、甘みも自然でおだやか…、お腹がシャキッと目覚める感じがアリガタイ。
それはそうとパイナップルのパパイン酵素。
パパイヤから発見されたからパパインって呼ばれるものの、熟したパパイヤにはほとんど含まれることがなく、生のパイナップルにこそたくさん含まれているんだという。
だったらパイン酵素とかって名前を変えてあげればいいのに、大人の事情があるのでしょうか。
アミノ酸を加水分解してくれて、肉をやわらかくする効果がある。
このパイナップルジュースをたっぷり飲んだら、お腹の肉がやわらかくなりどこかに消えてなくなってくれればいいのにって思いながら、チュルチュル飲みます。
ボクの隣では朝活なのか、空いたカップをおいたままわけのわからぬ話しに花をさかせて居座る、自己啓発系のグループひと組。
トレーを持って、空席さがしにウロウロしている人が何組もいるのにまるで動じずずっと空虚な話に酔っている。
自己啓発の前に社会の常識を…、って思いもするけどそんなことも気づかぬ人に何をいってもしょうがない、駅に向かってさぁ、歩く。
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