昼を東京駅の利久にしました。
仙台からやってきている、仙台牛タンの専門店。
実はココ。
小さなお店なのに一ヶ月間で2万人近くの人を集めてる。
普通、飲食店てどんなに大きくっても1万人のお客様が集まる店は、押しも押されぬ繁盛店っていう指標があって、つまり繁盛店の2軒分の繁盛をし続けているというスゴイ店。
いつも行列。
今日は時間帯がちょっとピークとずれていたのでしょう。
ボクらの前には4組ほどしか待ちの人がいなくって、10分ほどでお店に入る。
かなりラッキー。
1.5人前の牛たん定食にする。
分厚い牛たん。
かなり深めの飾り包丁が入ってて、けれどちぎれずキレイに焼けてる。
油でツヤツヤ。
コンガリ焼けた焼き色が食欲そそる、見事な一皿。
厨房の中に炭が起こった焼き場があって、二人の焼き手がかわるがわる焼いている。
一人でずっと焼き続けてると、顔が焼けるほどに熱くてそれで二人でかわるがわる。
ずっと焼いている網は、タンの脂でツヤツヤしてて肉が焦げ付く暇もない。
多分、あの網自体がおいしくなっているんだろうなぁ…。
そう思いつつ、七味をぱらっとかけて食べます。
口に広がるタンのうま味に、ヒヤッと脂の風味が旨い。
すかさず麦飯、口に頬張り脂をぬぐって次の一切れ、またパクリ。
テイルスープも食材ふんだん。
タップリとした白いネギ。
よく煮こまれた牛の尾の身が食べるとホロッと崩れて落ちる。
骨付きの場所。
骨にシッカリしがみついてて、けれど前歯を当てるとベロンと、スジが剥がれて口に飛び込む。
ゼラチン質をほのかに感じ、クチャっと潰れてスープに味をにじませる。
それにしても牛たんって、食感がかなり独特。
サクッと歯切れる潔さ。
なのにく口の中にはいるとムチュン、ムチュンとなかなか消えてなくならない。
前歯、奥歯にまとわりつくような筋肉質なたくましさもある。
そこにカラコロ麦ごはん。
シャキッとおいしいキャベツ、キュウリの漬物に、カッカと辛い青唐辛子の味噌漬けなどなど。
食べてて飽きない組み合わせ。
テキパキ食べてる間にどんどん、入店を待つお客様の列が長くなってく…、まさにランチの真っ最中になってくこれも臨場感。
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そういえば、オモシロイことを行っていた人がボクらの後ろで待っていた。
オジサン二人で、昨日、実は仙台出張…、一泊どまりで今朝帰ってきたという人たちで、昨日の夜はイタリア料理で接待受けたというのです。
なんで仙台くんだりでイタリア料理だったんだろう…、寿司か牛たんを食べさせてくれればもっとたのしい出張になったのにと、それで敵を東京駅でこれからとるんだ。
かなりメートル上がってた。
ボクもそうだなぁ…、やっぱり地元の料理がおいしく、なによりウレシイ、そう思う。
お店をササッと後にして、それから軽くデザート食べる。
東京駅の地下通路。
かつてはなんにもなかったただの大きな空間が「グランスタ」って名前になった。
食べ物関係のテナントばかりを集めたまるでショッピングモールのようになっている。
特にスイーツ、お菓子が充実。
旅の途中のお菓子売り場は、お土産物なんかに重宝するからどこもかなりの賑わいで、そこの一軒。
銀座の本店には連日行列ができる有名ショコラティエ。
「ピエールマルコリーニ」のお店があって、そこでジェラート食べることにした。
フレーバーを2種類選んで、カップに入れてもらって食べる。
まずはやっぱりチョコレート。
コッテリとしたカカオの風味。
甘みはかなりシッカリしている。
けれど苦味と酸味がとても強くて、甘みを舌が感じないほど。
なによりツルンと口の中をすべるようななめらかに、体がトロンととろけてしまう。
もうひとつのフレーバーはヘーゼルナッツ。
これは若干、ふんわかしててそこにネットリ、ナッツ風味のキャラメルまじる。
もしためしてみたいフレーバーがあったら言ってくださいね。
言われてそれじゃぁ、マンゴージェラート。
そう言ったらばスプーンで軽くひとすくい。
それをカップの中のアイスクリームにさしてくれる。
二人で分けて食べるんです…、って言ったらニコリともうひとスプーン。
そこにもタップリ、マンゴージェラートをすくっていれて、さぁ、どうぞってわたしてくれる。
なんだか特した感じの食後…、さてさて仕事に向かいます。
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