ひさしぶりに東京駅を経由する朝…、寿司清にくる。
考えてみれば最近、東京にいるときに「JR」を使って移動をするコトよりも、地下鉄を使うコトが多くなってる。
特に港区、渋谷区界隈を仕事の中心にするときは、東京メトロでなくてはいけないところが多い。
地下鉄は便利なんだけど、景色が見れない。
ビルが大好き。
特に建築中のビルをみるのが好きだから、景色がないのは、ちょっとさみしい。
ひと駅手前でおりて地上に出て歩く。
それでフラストレーションを解消したりしている近頃。
とはいえ…。
その分、地下鉄の中の人間観察はたのしかったりするのですけど(笑)。
窓の外に景色がない分、乗ってる人の気持ちが内側に自然と向かっていくからかなぁ…、その人の「自分」が表情にでているような気持ちがします。
オモシロイ。
そういうボクも観察されてるに違いなく、だからときおり「今日の自分のコンセプト」を勝手に決めて、怖い人っぽくしかめっ面をしてみたいるすr.
隣の席があいてても、誰も座ってくれなかったりするのがたのしく、もしそんな時のボクを見かけたらそっとしておいていただきたく存じます(笑)。
今日は中央線にのり、東京駅から丸の内、あるいは八重洲方面みながら駅につく。
東京の街のスカイラインはココ数年で、劇的に変わってきそうな予感。
景気の良いのは悪くない。
さて、朝ご飯。
マグロの漬けの丼と豚汁のセットを選ぶ。
ココでたのむのは、これか鯛の胡麻出汁茶漬け。
不思議なコトに、四半期単位で気持ちがどちらかに揺れ動く。
それでしばらく鯛の出汁漬けばかりを食べてた。
冬でお腹が寒かったのかも。
あるいは多分、コッテリとしたごまの風味を冬の体が求めていたのかも。
気持ちは春です。
だからかスキッとおいしいマグロの漬けを食べたくなった。
ヒンヤリとしたマグロの赤身。
醤油のタレにつけられて、ねっとりとした歯茎にまとわりついてくるような肉感的な食感で、最後にスキッと酸味を残す。
ご飯は酢飯じゃなくて白米。
なのにまるで、ほんのりお酢のきいたご飯を食べてるみたいな気持ちがしてくる。
オモシロイ。
かいわれ大根と甘い卵焼き、それから生干しにした大根の醤油に漬けた漬物がつく…、それぞれ食感独特で、口の中を味だけでなく歯ざわり、歯ごたえにぎやかし。
特に大根の漬物のコリカリとした歯ごたえがとても軽快…、奥歯を伝って顎をコツコツ叩いてくるのがたのしく、そしてオモシロイ。
そして豚汁…、実はこれがオキニイリ。
ドッシリとした味噌の風味と、それに負けない出汁の頑丈。
豚肉、にんじん、大根、ゴボウにこんにゃく、三つ葉…、具材豊富で汁の多めの野菜の煮物のような食感、味わいなのが朝にウレシイ。
根菜類はクタクタ、汁をタップリすってやわらかで、大量に、しかも時間をかけてはじめておいしくなってくれる料理は、飲食店ならではだなぁ…、って思ったりする。
しかも煮込んでホロホロしている豚肉だけじゃなくてヒラヒラ、まるで豚しゃぶみたいな肉が何枚もはいっているのに得した感じの朝になる。
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