朝、寝坊してしかも昨日のワインでお腹が重い。エスプレッソでお腹を軽く目醒そうと、ラテン的なる朝ご飯。
新丸ビルの地下にある「カッフェ・アパッショナート」という店にフラリと立ち寄る。エスプレッソをダブルでもらい、一緒に小さなカヌレを買った。
小さいながらもモッチリとした充足感ある食感と、アマレットの風味が大人な味わいで、エスプレッソをおいしくさせる。
ポッテリとした喉越しと、スキっと軽い苦味に頭も目覚めるゴチソウ。
それにしても朝のこの店。女性スタッフが一人で切り盛りしていたのだけど、その働きの正確にしてテキパキしているコトにウットリ。惚れました。
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それからランチも東京駅の界隈で。気持ちは「魚」で、それで「浜藤」。
築地に本店があり、魚の加工品やら珍味やらを製造販売もしているお店。
東京駅の八重洲口側にできた大屋根…、グランルーフの下にある去年出来たばかりの商業施設の中に支店を出店し、そこでランチをとやってくる。
結構、人気があるようでお一人様はカウンターで…、と。
たしかにご婦人方のグループ客が、テーブル席でニコニコしながら食事をしてる。
魚がおいしいが売り物の和食のお店って、案外ありそうでないから重宝するのでしょうネ…、さて、ランチ。
豪快御膳という、豪快な名前の商品があってそれ。豪快という名前がついているのはココの売り物の、メロの西京漬けの焼いたのと、粕漬けにした銀ジャケの焼いたものが両方のったお重がメインだというコトだから。
ご飯もタップリ。
魚もタップリ。
コレ以外の商品は、いろんなモノをちょっとづつ的メニューで確かに、これだけ異色の迫力系。普通のサイズの重箱から、もう豪快にはみ出す魚の見事なコト!
お重の中にはご飯がギッシリ。そこに海苔をペロンと貼って、焼いた魚をのっけてる。いわゆる、とても贅沢な「のり弁」ですな。
この気取らなさが料理をおいしくしてくれる。
脂ののったメロはツルンと舌をすべるようななめらかさ。身そのものはハリがあり西京味噌の旨味がシッカリ中まで入って味わい深い。周りのカリッと焦げたところが香ばしく、ご飯のおかずによき相性。
鮭はこんがり、無駄な水気を吐き出しながら焼けていて、歯ごたえ確かで男性的なる味わい、食感。のり弁のお供といえばやっぱり鮭だな…、って思いながらハフハフご飯をかきこみ食べる。
なにより鮭のこの分厚さにウットリしました。オゴチソウ。
サイドに控えるおかずはシッカリ、江戸の味。アサリの煮物に青菜のおひたし。野菜の煮付けも醤油の風味がパキッとしてて、これまたご飯のお供に最適。
魚を食べた!と実感できる。初志貫徹でシアワセな昼。さぁ、移動。
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