お昼をとんかつ。
会社の近所の「とんかつ・かつ村」というお店。
今の場所に会社がうつって来る前から、実は知ってていつか来たいなと思ってた。
東京ケーブルネットワークという「荒川・文京・千代田」の三区限定でサービスしているケーブルテレビ。
その番組に「あらぶんちょ!」っていうのがあって、そこの1コーナーでまだブレーク前のいとうあさこさんがココを紹介していたのです。
当時ボクは千代田区に住み、文京区で働くというまさに「荒(あら)文(ぶん)千代(ちよ)」な生活で結構たのしく見ていたのですネ。
昼は気軽な定食で、夜は焼酎を飲みながら串かつなんかをたのしめる。
トンカツつまみに、さつま白波のお湯割りをカパカパ飲んでる豪快な、彼女の姿に一目惚れ…、ってちょっと思い出深い店。
たしかにこの店。
壁という壁に焼酎や日本酒の瓶が置かれて、かなりのボトルがキープされてる。
この界隈。
オフィス街的要素が強く、けれどそれほど大人のニーズに適したお店が目立たない。
だからこうして、飲める配慮がありさえすればサラリーマンは飲みに来る。
それが証拠に今日の昼。
昼食終えて帰る間際にお店の人に、明日の夜の宴会ってお願いできる?っておじさん聞いて帰っていった…、幹事さんでありましょう。
特別なランチはなくて、定食メニューから選ぶ趣向。
1000円前後の定食が沢山あって、中からエビと一口カツの盛り合わせ。
おいしい油の香りのする店。
こうした店のトンカツはおいしいコトが当たり前。
だから始めた来たところでは、エビフライを食べてみることにするのであります。
エビという素材。
鮮度管理で味がテキメンかわる食材。
だから厨房の中にある冷蔵庫の中をのぞき見するコトができるのですね。
はじめてのお店に来て、いきなり厨房の中に入って冷蔵庫を開けることなんてできないけれど、選ぶ料理、食材で中の様子を推察できる。
なんだかわくわくいたします。
果たしてここのエビフライ。
立派でした。
決して大き過ぎはしない、ほどよいサイズのエビを一本。
尻尾もカリッとあがって食べるとプチュン。
歯切れが良い。
一度も凍ったことのない、新鮮なエビを使って揚げているのでしょう。
甘くて風味が豊かで旨い。
ソースもかけずにそのまま食べて、十分味が伝わってくる。
一口ヒレカツも分厚くコロンと揚がってて、しかもスパッと前歯できれる。
歯切れるときにカサっとパン粉が崩れてちらかり、肉があらわれ前歯に歯茎をくるんで割ける…、その一連の歯ごたえ、歯ざわりの変容がなんとも肉感的にしてご飯をたべるのを忘れてしまうほどの味わい…、悪くない。
味噌汁、漬物も良心的で、ご飯がちょっとやわらかいのが唯一ココロ残りなところ。
やっぱりココは夜にきて、この揚げ物を食べながらお酒を飲むのが心地良い店?…、そんな気がして、後にする。
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午前中に集中的に仕事をすませ、だからちょっと気持ちがノンビリ。
空も青空、気持よく背伸びをしながら歩いていたら、コーヒーの匂いがポワンと漂いやってきて、鼻、くすぐった。
空気が軽くなったのでしょう。
今年の夏。
何度も何度もココのスタバの前は通った。
ところが今まで、一度もコーヒーの匂いに気づいたコトはなかった。
なのに今日。
香ばしい、甘い香りに誘われて思わずお店に入って買った。
本当はネ。
そろそろ温かいドリップコーヒー。
それともエスプレッソをもらってクイッと一口で飲み干し粋にお店を出よう。
そう思ったけど、やっぱりちょっと暑く感じる。
トンカツ食べてちょっとお腹が重たくもあり、ココでグイッと飲むよりも味がずっと長持ちのするアイスドリップをもらって帰ろう。
テイクアウトをして帰る。
ボクが入った時間帯。
スッカリランチも終わった頃で、なのにお店の中にはたくさんのお客様。
ほぼ満席で、その半分がコーヒー片手に打ち合わせ。
オフィスの中では出てこないたのしいアイディア、ヒントがこうした場所ならでてくるのかなぁ…、オフィスにかわるボクらの仕事場。
そんなスタバもまたオモシロイ、ボクはオフィスでマックと仕事、がんばろう。
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