今日は東京駅から出発の朝。しかも早朝。朝食がとれる場所といえば駅構内の数店で、そういうお店が集まっている「グランスタ」にくる。
お腹を心底あっためたくて、それでスープごはんを選ぶ。
赤坂璃宮の単さんがプロデュースしている「東京炒飯」というお店。まぁ、正確には「東京炒飯プロデュースドゥバイ赤坂璃宮」という正式名称があるのだけれど、プロデュースドゥの「ドゥ」の部分に苦肉の策と、ちょっとうちは違うのよっていうプライド感じて、ちと笑う。
名前の通りメインは炒飯。スープをかけて味わう炒飯なんていうのもあったりしてけれど朝は「泡飯」。ホーハンと呼ばせるスープをかけたご飯が2種類あるだけ。
ひとつは野菜。ひとつはエビ。
やっぱりエビを選びましょうと、エビと玉子の泡飯にする。
グラグラ煮立ったスープの中にご飯とエビ。そこに溶いた生卵。沸騰したスープの泡が卵を包んでフックラ、チリチリ、よじれるようにご飯にからむ。
一度に数人前をまとめて作る。中国料理の合理的だけど、作りて主導のリズムとペースがお客様を置いてきぼりにしちゃうこともある伝統的な作り方。
今日はボクが一番客で、ボクの注文が優先されて、ボクのすぐ後やってきた人がたのんだ野菜の泡飯はなかなかできず待ちぼうけ。
ごめんなさいねとココロの中で思いつつ、黄金色したスープの表面。玉子がフワリとただようさまにウットリします。
レンゲですくってフーフー食べる。
スープの中で踊るようにして仕上がった米。だからサラサラ、ご飯の粒のひとつひとつが口の中で転がり踊る。
スープの味は上品で、一口目にはちょっと味が足りないように感じるのだけど、食べてるうちにどんどんおいしくなってくる。
フックラとした卵にムッチリ、エビの食感。ザーサイお供にサラサラ食べて、体を芯からあっためる。
関連ランキング:中華料理 | 東京駅、大手町駅、二重橋前駅
それから出発までの時間でディーンアンドデルーカによる。何か季節の飲み物はと思ってメニューを探してみたら、「ピンクハーブリフレッシャーズ」なる、魅惑的な名前の飲み物発見し、たのんでみます。
ベリージュースにハーブの香り。カモミエールとかミントとか、西洋のど飴みたいな香りが漂って、ベリーがプカプカ。
スティーム使ってあっためてあるのでしょう…、泡がフワフワ、浮かんでる。
エスプレッソやミルクの泡は珍しくない。けれどジュースの香りと味の泡ってなんだか夢見るみたいな不思議があって、おいしく感じる。
酸っぱく甘くあったかい。体がポカッとあったまり、北に向かってさぁ、移動。
関連ランキング:デリカテッセン | 東京駅、京橋駅、大手町駅
[2回]
PR