半日仕事で、ちょっと喉がいがらっぽい。甘くて冷たいもので体と喉を癒したいって、それでアイスクリームを食べにきました…、千疋屋。
東京駅の地下街にある、いつも一杯でなかなかすぐには入れない店。今日はちょうどタイミングが良かったのか、すんなり入れてまずうれしい。
イチゴの季節のアイスクリーム。
銀製の足高の器に入ってやってくるのがなによりゴチソウ…、イチゴミルクの色したクルンとまん丸の形がこれまたうつくしく、昔の百貨店の特別食堂のテーブルの上にあったのは確かにこんな感じのアイスクリームでござんした。
正しくイチゴの味がして、ヒヤッととろけてやさしく喉を潤して後味スッキリ。ココロが癒える。熱い紅茶でお腹をあっためもう一仕事。ガンバロウ。
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無事に仕事を終えて今日はやっぱりこれでしょう…、と、頂上麺を食べに来る。
フカヒレ料理で有名な筑紫楼がやっている、フカヒレ麺の専門店で、東京駅のかつては北口に向かって伸びるただの裏口通路だったところを改装。キッチンストリートっていう商業施設になったときからのお付き合い。
飲食店のテナントがその開業当初からほとんど変わっていないという、テナント施設@東京としてはとても珍しい長命施設。
最初はどこもが1300円でお腹いっぱいになれる専門料理を提供する、というのでサラリーマンの気持ちを掴み、それから徐々に値段が無理なく上がりはしたけど決して特別高いお店があるわけじゃない…、その安心感がいいのでしょう。
いつもはフカヒレのあんかけご飯か焼きそばか?とあれこれ注文迷うのだけど、今日は即決…、お店に入る前からフカヒレあんかけの汁そばにする。
土鍋でグツグツ煮込まれている。
スープにたっぷりフカヒレのゼラチン質が溶け込んで、ブクブク小さくて泡立つように沸騰をした、別府的には温泉地獄のようなビジュアル。ふうふうしながら食べれば天国。オキニイリ。
フカヒレスープのとろみが口にひろがって、喉を伝ってお腹の奥にゆっくり、じんわりしみわたる。傷や傷みをニカワが埋めて元の様子に修復していく。おいしい料理で養生をする…、ってそんな感じのオゴチソウ。
麺は最初はバッサリ、食感あるのだけれどそのうち熱でやわらかくなり、とろみスープと渾然一体となっていくのがもうたまらない。
小さなボウルに取り分けて、食べればスルスル、冷めてすんなり食べられる…、とそんなことはわかっちゃいるけどやっぱりなるべく土鍋の中から直接食べる。
喉を焼くような熱さこそが、土鍋で煮込んだ麺のおいしさのほとんどじゃないかと思う。
とはいえちょっと取り分けて、追加でとった黄ニラともやしの炒め物をちょこんとのっけて黒酢をかける。
シャキシャキとしたもやしの歯切れ、ツルンとすべって逃げ回るよなニラの食感面白く、とろみと麺の食感たのしく引き立てる。
元気が出ました…、あとはおうちにも戻るだけ!
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