九段でちょっと野暮用があり、それでロイヤルホストで朝にした。
普通のロイヤルホストと違って「ザ・ロイヤルホスト」と定冠詞がつく、つまりちょっと特別な上等さをもったお店のひとつ。
ちょっと前に改装もしてのびやかな空間に特徴のあるお店になった。
トロピカルアイスティーのグラスが細くなりました。
けれど一時期姿を消してたカットオレンジが今日は浮いてて、プラスマイナスゼロな朝のはじまりでした。
エッグベネディクトを卵の黄身をちょっとだけ固めにお願いしますと言った。
オーダーを受けた女性がしばらくしてキッチンから戻ってきて言う…、ポーチドエッグはあらかじめできているので固めにというご注文は承りかねますと。
とても申し訳なさそうにいうのにボクまでなんだか申し訳なくなっちゃって、スクランブルエッグでいいよと言ったんだけど、あぁ、ロイヤルホスト。
なんでそんなことを言う。
忙しい状態でもなく、卵一個くらいのことです…、時間をいただければあなたのためにお作りしますがよろしいですか?ともし聞かれたら、あなたのファンになってあげてもよかったのに。
「ザ」がつくロイヤルホストというのに、こんなコトでは情けない。
しばらく待ってやってきました…、スクランブルエッグがメインの今日の朝食。
卵にグリルソーセージ、ハッシュブラン、バターナイフとすべてがミニチュアサイズなのにちょっと笑った。
バターやジャムまでお皿の上に乗せないと皿が埋まらぬほどのさみしさに、まぁ、それもよしと、味わい食べる。
卵は程度がなかなかよろしい。フライパンに触れてたところはこんがり焼けて、香ばしく、中はシットリ。ふっくら焼けてる。
塩の風味もほどよくてそのまま食べても十分おいしく、けれどやっぱりケチャップぷちゅりとほどこして、おこちゃま味にして食べた。
ケチャップもバターもジャムも、アイスティー用のガムシロップまでもが小さな小分けパックで、まるで機内食を食べてるみたいな気持ちがしてくる。
大きな器にたっぷりと…、って、そんな贅沢はもう言えないのでありましょう。
バターを塗るときにカサカサ、パンの表面が小さな粉になって飛び散る。
そんなトーストは焼き加減もシッカリしてて、かなり大好き、オキニイリ。よきところに残念なとこ、相半ばするこの状態がよき方向に向かいますよう…、とそう思いつつ、お店をあとにする今日の朝。
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ところで「ロッキー3」の主題歌としても有名な、サバイバーの「アイオブザタイガー」を印字音のみで演奏するドットインパクトプリンターの動画というコレ。
オモシロイです。
"Eye of the tiger" on dot matrix printer from MIDIDesaster on Vimeo.
まずドットインパクトプリンターっていうのがナツカシイ。
しかもこのドットインパクトプリンターは、最大21和音まで同時に再生することができる上、それぞれの印字音のボリューム調整までできるんだという。
ドットインパクトプリンターってそんなモノだったんだ…、って今更ながらに感心しました。
それにしても健気でまるで生きてるみたいに見えてくるのが、ブラックボックスみたいな今のレーザープリンターとは違ったところ。愛らしい。
ちなみにこんな風にして制御しているって動画も一枚。
Benny Hill theme & how it's done from MIDIDesaster on Vimeo.
科学音痴にはまるでわからぬ不思議な映像…、学研雑誌の付属のラジオも完成できず、電子ガジェットは買うものなんだと悟った昔を思い出す(笑)。[2回]
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