移動の途中。スパイシーをお腹にくれる。
東京駅の地下コンコース。食品販売エリアの先に、マンゴーツリーデリと言う店。
テイクアウト用の料理がズラリと並ぶ売り場の隣に、小さなイートインコーナーがある。カフェというには合理的すぎ、野外の店先で食事をしているような感じが、アジアの料理には居心地がいい。
テイクアウト用の料理を、キッチンで温め直して、ちょっと手をかけどうぞというよな気軽なお店。
ガパオライスが売り物で、中でもあまり他で見かけぬ「シーフードガパオ」があるので、たまにくる。
香り豊かなジャスミンライスを、固め、パラパラに炊き上げて、それをこんもりお皿に盛って、サイドにシットリ、炒めた具材。
小さな貝の柱に小エビ。刻んだイカ。バジルの葉っぱにキノコにパプリカ。味の基本はオイスターソースで、けれど辛いハーブやスパイスがタップリ入って大人味。
小さなサイズの玉子を使った目玉焼きがのっかっていて、白身がカチッと固まって黄身はトロリと芯が半熟。
黄身の甘みがビリビリ辛い炒めた具材をやさしく包む。
青パパイヤとニンジン、キャベツをヌクマム風味の甘辛ダレでピクルスにしたサラダがタップリ。
歯ごたえザクザク豪快で、一口ごと頭のてっぺんから汗が噴き出し、顔濡らす。
背筋がシャキッと伸びるゴチソウ。移動をします。早足で。
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仕事の合間にモノクルカフェ。有楽町の阪急百貨店。メンズ館の地下の店。
百貨店の特徴のひとつが入口近くの香水売り場。
非日常的な香り渦巻く空間が、人の購買意欲を高める効果があるんでしょうか。ココも一階のメインエントランスを入ると香水売り場があって、しかもそれが男性用の匂いなモノで、かなりコッテリ。
独特の空気感を作ってる。
売り場を抜けてエスカレーターにのってしばらく降りてくと、香水の匂いが徐々にコーヒーの苦い香りにおきかわる。
非日常から日常に気持ちが変わっていくような、ホっとするのがちとウレシ。
今日もユッタリ、静かでござんす。
気持ちもユッタリさせましょう…、とコーヒーじゃなくお茶にする。ジンジャーカモミールティーっていうのがメニューにあって、たのんでみるとスパイシーなカモミールティー。ひと口ごとに目覚める気持ちとココロ安らぐ気持ちが行ったり来たりする。不思議な味わい。
嫌いじゃないなと思って飲んだ。ぼんやりしたら、移動する。
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