八重洲大飯店でランチにしましょうと、開店と同時に来ます。
東京駅の大丸側の出口をでたら、日本橋の高島屋にむかってちょっと歩いたところにある店…、何度かお店の前を通ったコトがあり、けれどあまりに普通のビルでスペシャル感を感じずそれでずっと入らずやり過ごしてた…、でも突然、あるきっかけで状況一変。
来たかったんです…、ただ来たかった。
理由はココがお店や料理を紹介する動画を沢山、YouTube上にのっけてて、それがどれもおいしそうで、どんなお店がこんな小粋なコトをしてるのか、この目で確かめて見たかったのネ。
それでただただ来たかった。
お店の中に入ると印象、一変しました。
落ち着いた店。
しかも掃除が行き届いてて、シットリとした雰囲気がある。
お店の人は黒いジャケット。
昔ながらの「よき店」の黒服サービスが行き届く。
第一印象からして、いい店。
この良さを伝えるためにホームページや動画のアップロードを積極的にしたのでしょう。
お店の外観を今様にお金をかけて改装するより、安価でしかも効果的。
入ってみよう。
行ってみようと思うきっかけを,
ウェブで作るってオモシロイなぁって勉強します。
ランチメニューは1000円前後の気軽な値段。
サービス、お店の雰囲気を考えるなら適価でしょう。
おすすめは?って聞くと、麺がお好きでしたら土鍋煮込みの鶏そばが。
そうでなければ、「とりめし」っていうのが最近、強力プッシュの商品ですが…、と。
チャーハンに蒸し鶏を添えタップリの野菜と一緒に召し上がっていただく趣向でございます…、というのでそれにすることにした。
海南チキンライスのジャスミンライスを卵チャーハンにしたモノで、チャーハン熱々、鶏は冷たく野菜タップリというのがなんとも食欲そそる。
これっていろんなアレンジが出来そうな気がしてオモシロイ。
例えば鶏の代わりに排骨だとか。
サラダは軽く酢で洗っただけ。
さっぱりとしてシャキシャキ食感鮮やかでよい。
蒸し鶏はプルンと冷たく、そこにタップリ、ネギ油。
皮がおいしいのでしょうけれど、さすがに蒸した鶏皮は無理。
丁寧に一枚一枚外して食べると、これがおいしい。
ビックリします。
カレーの香りがほんのり漂い、鶏のくさみをけしている。
フックラとした肉はなめらか…、コッテリ甘い醤油ダレに漬けて食べると香ばしい香りもまとって飽きぬ味わい。
サラダのかたわらに角切りにしたキュウリとセロリ。
そのまま食べてもいいのだろうけど、それをチャーハンの上にのっけて一緒に味わう。
するとコツコツ。
野菜が奥歯で砕けておいしい。
みずみずしくて、香りゆたかで…、ちょっとフックラ、柔らかめに出来たチャーハン自体が油控えめでさっぱりしていて、それが一層、さっぱりとする。
しかも食感軽快になり、みるみるうちにお腹にスッキリおさまっていく。
すべての料理がセットにできる…、唐揚げだとかチャーハンだとか4種類ほどのメニューが選べて、ボクは肉しゅうまいとフカヒレ餃子のセットをたのむ。
ムチュンと歯ぎれる焼売は、肉の風味がドッシリしてて、蒸した餃子も味わい繊細。
それに杏仁豆腐がついてセットをなしている。
杏仁豆腐は普通の味で、けれど一切れフレッシュのパイナップルが入ってる…、変にいろんなモノを加えて見た目にぎやかにするのでなくて、おいしいモノを最小限っていう料理作りがボクは好き。
何種類もある動画の中でボクが一番好きなの一枚貼っておきます。
実際、この店に行ってみてそれから改めて見なおしてみると、一層、ワクワク…、また行きたいなぁって思ってしまう。
今まで前を素通りしていた、それが本当に残念と思う店です、オキニイリ。
ちなみにココのホームページのURL、「www.chuuka.com」…、つまり、中華ドットコムです、気合と粋を感じます。
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