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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    サンドイッチを朝にします。

    4f3deccc.jpegいつものごとくのお得意レシピ。
    ハムとキュウリと薄焼き玉子。

    今日のパンは明治屋食品の薄焼きブレッド。
    ココのパンはちょっと変わった売り方で、何枚切りって単位じゃない。
    切った厚さの単位で売られているんですネ。
    これは一番薄い1センチ厚。
    普通の食パンに比べてちょっと小さめで、肉屋さんで昔、よく売られてた四角いハムとおんなじ大きさ。
    あるいはスライスチーズとおんなじサイズでこれで作るとサンドイッチがミッチリとした感じに仕上がる。
    キメも細かく、なにより耳が軽くできてる。
    トーストすると耳がカリッと揚がったように仕上がってくのが他のパンにはない特徴。

    よく焼いて、芥子マヨネーズを塗りスライスキュウリ。
    ハムに薄焼き玉子と次々積み上げて、最後にケチャップ、プチュッとやってザクッと切って出来上がり。
    今日のキューリはとても元気でみずみずしくて、口の中がちょっと涼しくなる感じ。
    オレンジジュースを炭酸でわり、シュワシュワシュワっと朝にする。

    それにしてもサンドイッチはパンが主役の料理なんだなぁ…、って今朝は思った。
    パンが違うと同じように作っても、まるで違った味になるモノ。
    次はカサッと仕上がる風味豊かなライブレッドで作ってみようか。
    …、ってそんなコトを思ったりした、日曜日。

    朝ご飯のついでに、ゴキゲンにかわいらしい動画を一本。



    ゴールデンレトリバー。
    ジンジャーって名前の犬と、その飼い主の女の子が二人羽織状態で朝ご飯のシリアルを食べる…、って内容のコレ。
    いやぁ…、なんてかわいらしい。
    このシリアルブレックファスト編以外にも、お箸を使って中華料理のデリバリーフーズを食べてみました編なんてのもあったりして、目の幸福。
    ワンコってなんて健気で忠実なんだろう…、ってちょっとウルッとしてしまう。

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    夜、蒸し鍋にする。

    a3488b52.jpegパイロセラミックのキャセロール。
    三段重ねで、一番下が通常の鍋。
    その上、二段は素通しガラスでできていて、しかも底に穴があいてる。
    一番下の鍋にはお水。
    二段目以上に食材をおき、火にかける。
    お湯は沸騰してきますよね。
    沸騰したお湯は蒸気になって、上に置かれたガラスの容器の底の穴から鍋に充満していって、中の素材を蒸し上げる。

    今日はベースのお鍋の上に、一段だけ。
    底にまず、豆モヤシをベッドのようにタップリ敷いて右半分に紅じゃけのっける。
    残った左半分に、豚肉を敷き上に分厚く輪切りにしたズッキーニと、エノキをかぶせて蓋をする。
    ユックリ、鍋に蒸気がやさしく行き渡り、そのうち蓋にポツポツ水滴。
    それが徐々に大きくなって、コトコト、ガラスの蓋を持ち上げようとする。
    中の具材の色が変わっていくのが見える。
    オレンジ色した鮭が白色帯びた淡いピンク色へとかわってく。
    しゃぶしゃぶ用の豚肉が、白くなってきそろそろ食べ頃。
    火から下ろして食卓に。
    タレをいくつか用意して、ハフハフ食べます。

    d7651b21.jpegポン酢に柚子を搾ったの。
    麺ツユに桃ラーまぜて辛みをジンワリくわえたの。
    芥子を溶かしたマヨネーズやらをあれこれ準備し、それで次々、お腹におさめる。
    シットリとした鮭の切り身のやさしいおいしさ。
    余分な脂が蒸気と共にとけだして、旨みだけを残した豚肉。
    脂の旨みがなんともおいしい。
    シャキシャキとした豆モヤシ。
    甘くてトロンと蒸し上がったズッキーニに、トロトロとしたエノキタケ。
    蒸すと素材の持ち味がそのままギュギュッと凝縮されて、おいしく感じる。
    なにより蒸す前はあれだけあった野菜のかさがすっかり減って、すんなりお腹に入っていくのがとてもうれしい。
    いい気持ち。
    徳島名産のフィッシュカツをつまみにしながら酒を飲み、〆でつけ麺。
    お腹をほどよく満たして土曜の夜とした。

    9322fe3e.jpegところで今日、ご飯のお供になるかしらって買ってきたのがシュウェップスのこれ。
    ビターレモンソーダのカロリーゼロっていう奴。
    味にちょっとクセがあり、個性的な飲み口のシュウェップス。
    かつて日本でも大々的な商品展開をしていたけれど、最近、あんまり見なくなってた。
    中でもビターレモンっていうのが苦くて酸っぱく大人味。
    そのまま飲んでもおいしいけれど、カクテルベースにするのも結構いけた。
    そのおいしさが、しかもカロリーゼロになって帰ってくるのか…。
    そう思って買って、飲んでみたらば、あらまぁ、残念。
    レモンの香りもかすかで弱い。
    苦味もぼやけてキリッとしてない。
    甘みばかりが先走り、食事と一緒に飲もうなんてかなり無理ある選択だった。
    残念至極で夜が更ける。

    ところでこんなステキな動画を教えてもらう。
    ケニーロギンスが歌う「フットルース」のテーマ曲。
    それに合わせて、過去のミュージカル映画のダンスシーンを再編集したたのしい動画。
    たのしいだけじゃなくって見事に、曲とピタッとあっているのに感心します。



    フラッシュダンスやホワイトナイト。
    あるいはフレッドアステアまでもが登場するのにビックリします。
    見たコトのある映画もあれば、知らない映画もあったりもして、これはあれ、あれはこれ…、っていいつつ見るのがとてもたのしい…、オモシロイ。

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    昼をパスタにして食べる。
    ナポリタン風のパスタを食べたい…、ってそう思い、トマトソースをまず仕込む。
    正統ナポリタンはケチャップだけでつくるもの、って思ってはいてけれど今日はなぜだかソースを仕込んでみたくなったから。

    2e1115c2.jpegトマトホールの缶詰め買って、実をきざむ。
    フライパンでオリーブオイルとニンニクあっため香りを出して、そこにみじんのオニオン投入。
    しんなり炒めて甘みをだして、トマト缶詰めザザッと入れる。
    小さな小口に切ったチョリソソーセージ。
    挽き肉がわりに入れて煮込んで旨みを引き出し、塩を少々。
    ローリエとパセリの茎をいれ風味をつけつつ煮込んでく。
    別にピーマン、たまねぎ切ってスタンバイ。
    麺を茹でます。
    通常の茹で時間から一分ひいてタイマーセットし、数字がどんどん小さくなっていくのに合わせて仕上げの作業に突き進む。
    残り2分でソースパンを火にかけて仕込んだソースをあたためる。
    あと1分でフライパンにオリーブオイル。
    タマネギ、ピーマンを軽く炒めて塩でちょっと下味つける。
    タイマーピピッ。
    麺をまずはフライパンで炒めて水気を吐き出させ、油の風味をパスタにのっける。
    油が麺をコーティングしてツヤツヤしたら、ソースと和えてパスタのゆで汁つかいつつ、タプンタプンとトロミをつける。
    お皿にうつしてパセリとチーズをタップリふりかけ、出来上がり。
    酸味、甘み、旨み、塩味、それから辛味。
    どれもすべてが見事にキリッとひきしまり、しかもバランス見事で旨い。
    ソースに入れたタマネギはトロンとなめらか、甘みタップリ。
    一方、後から入れたタマネギはシャキシャキ歯ごたえたのしくて、パセリの香りもお腹の中を爽やかにする。
    今年に入ってナンバーワンなナポリタンと自画自賛。

    80ae78f9.jpegサイドにサラダをつくります。
    ちぎったレタスとベイビーリーフ。
    ボウルにタップリ氷を入れて、そこに葉っぱと水を注いで洗いながらシャキッとさせる。
    葉っぱ野菜は水をシャキシャキ食べる食材…、だからおいしく冷たい水をゴクゴクまずは飲ませてサラダにすると、ただそれだけでおいしく感じる。
    水気をとってツナ缶あけて、漬けたオイルごとパカッとうつして軽くあえます。
    塩を少々。
    レモンと醤油を注いで軽くもみ込んで、野菜の洋風浅漬けみたいな風体にする。

    シャキシャキとした葉っぱにツナの油がまとわりついてぬんめり。
    唇、すべっと撫でる風情が色っぽく、魚の風味がおいしくたのしい。
    ベイビーリーフのハーブな香りや仄かな苦味が口をピリッと陽気にさせる。
    パスタにサラダ。
    バランスとれた昼となる。

    a7475b66.jpeg 夜、うどんを焼いた。
    お外でご飯をたべるのも、これだけ暑いとなんだかなぁ…、ってそれで冷蔵庫の中の整理をかねての調理。
    茹でた上方うどんの買い置きがあったモノでござりまして。
    今日、食べとかなきゃと冷蔵庫の中と相談してみるのだけど、普通のうどんにするための具材がほとんど目につかない。
    あるのはキャベツ。
    それから昼のスパゲティーで使い残したタマネギ、ピーマン、そしてハム。
    こりゃ、焼きうどんにするしかないなぁってそれでうどんを焼くコトにした。

    焼きそばと違って、焼きうどん。
    より太くってスベスベしてて、味をなかなか受け付けない麺を使って焼きあげるため、ちょっと工夫が必要になる。
    味の絡みをよくする工夫。
    麺は茹でずに電子レンジでチンします。
    具材はなるべく細く切る。
    特にキャベツは千切りにして、広島風のお好み焼きに使うようにしてスタンバイ。
    ハムにナルトにピーマンをフライパンで軽く炒めて、そこに麺。
    温めたうどんを放り込んだら油をちょっとかけまわし、そこに粉カツオ節をかけて麺をコーティングする。
    そこに千切りキャベツとスライスオニオン。
    入れたらそこに塩で下味ほどこして、ウスターソースをタップリかけて後は強火で水分飛ばして炒め上げ、最後にネギと胡椒を散らして出来上がり。
    ムッチリとしたうどんの麺がスベスベ、モチモチ、そばに比べてやさしい食感。
    千切りキャベツがタップリソースを吸い込んでうどんにからんで味わいシッカリ。
    シャキシャキとした歯ごたえもなかなかたのしい、オゴチソウ。

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    朝からスキッと晴れ上がる夏の終わりの日曜の朝を、和風に作る。
    e6324775.jpeg昨日、うちの近所の魚久さんで首尾よく魚の粕漬けの切り落としを手に入れて、それをメインにしようとそれで和仕立て。
    パックを開けて中を確認。
    奉仕品ゆえ何が中に入っているかは、あけてみなくてはわからない。
    まぁ、そのワクワク感もこの商品のよいトコロ…、というコトなのでありましょう。
    入っていたのは、銀ダラ二切れ、サワラが一枚。
    鮭のヒレの周りの切り身が2枚にハラス、それからイカゲソ。
    形も大きさも不ぞろいの切り身ではあるけれど、どれも身厚でシッカリしてる。

    00f3a8ae.jpeg表面の粕を洗って焼く準備。
    この粕がおいしさの秘密なんだよねぇ…、って思いながらもでも注意書きには粕はキレイに洗い流すこと…、って書いてある。
    涙を飲んでキレイサッパリ洗いながして、グリラーに入れジックリ焼きます。
    直火の遠火。
    中までキチッと火が通るよう熱の加減をこまめにし、コンガリ焼きます。
    最初は甘い粕の香り。
    それが徐々に、焦げた香りに側ってユックリ、キッチンの中を満たしてきます。
    鼻をくすぐる朝のゴチソウ。

    ツヤツヤとした焼けた魚のうつくしいコト。
    お皿に並べて、さぁ、いただきます。
    粕の風味や味がたしかに魚に入っているけど、魚そのものの味がミッチリ凝縮されてる。
    身もギュッとひきしまり、表面なめらか、歯ごたえたのしい一味違った味わいになる。
    味噌や粕、麹に漬け込み魚をおいしくさせるという、こうした工夫。
    最初は長持ちさせようと、ただそれだけで試行錯誤をしたのだろうけど、気づけばただ保存するだけじゃない魚を別の食材にする調理法にまで辿りついたっていうコトなんでしょう。
    魚の国の人ならではの、情熱味わう…、そんな朝。

    540dccc1.jpegキャベツをザクッと粗目に切って、キレイに洗う。
    水気を切らず、そのままそれをジップロックに一つかみ。
    そこにおいしい塩と山椒の粉を入れ、ギュッギュッと揉んでもう一つかみ。
    またまた塩を山椒をくわえギュギュッと揉んでを繰り返し、ジップロックを軽く満たしたらパチッと封して、冷蔵庫の中で休ませた。

    塩でもんだときについた傷。
    そこから塩が滲んでいって、かわりにキャベツの水気がでてくる。
    水気に塩とキャベツの旨みが混じってそれが漬け汁がわりになってやさしく漬かってく。
    自分で自分をおいしくさせる、簡単浅漬け。
    付いてしまった傷が深み、旨みになるという、まるで人生とおんなじじゃない…、ってそんなコトを思ったりする。
    しばらく休ませ中に味が入ったところで、ギュギュッと絞る。
    そこに薄切りキューリをまぜてもみ、醤油を少々。
    キャベツがキュッキュと、歯が痒くなる食感がシャキッと頭をスッキリさせる。

    fea28ee5.jpegおかずを他に二つ作ります。
    ひとつは豆腐。
    パックに入った豆腐を一丁、そのままとりだしちょっと水気を搾っておきます。
    それを丸ごとお皿にのっけ、ネギをお鍋で軽く煎る。
    醤油をくわえて香りをだして、そこにトクトク、ごま油。
    強火で油を沸騰させたら、ジャジャッと豆腐の上に注ぎます。
    ネギの甘みと香りと風味。
    それが胡麻の油に溶け込んで、豆腐のうま味を引き立てる。
    そのまま食べてもおいしいし、軽く崩してネギと一緒にタレをすくってご飯にのせて食べると旨い。

    それからフックラ玉子焼き。
    白出汁入れて旨みをくわえ、甘み多めのおこちゃま味。
    玉子焼きは甘く仕上げたのがなぜだかボクのデフォルトで、たまに砂糖を入れぬ玉子焼きを食べるとビックリ。
    違った料理を口にいれたように感じる。
    今日は朝からお腹いっぱい。
    なんだかぼんやり、ニドネしそうになっちゃった。

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    夜、お弁当を作って食べた。

    08754c1f.jpeg今日の昼。
    さすがにすき焼きを食べ、〆にうどんまでをもお腹の中におさめると、かなり満腹。
    満腹以上に満足感がかなり強くて、お腹がそれほどすいてこない。
    けれどこの時間に食べとかないと、夜中にお腹がすいてしまう。
    しかも厄介なコトに、料理を作りはじめると沢山つくってしまう性格のボク。
    作ってしまうと、それを全部食べてしまわないと勿体ない…、と思ってしまう貧乏性でもあったりします。
    それで弁当。
    お弁当箱に詰められる分だけ料理を作ればいい。
    それだけ食べて、それでよし…、と延々ずっと食べ続けるようなコトもない。
    一人で夜をぼんやりテレビを観ながら過ごすときには便利。
    それで作った。

    アルミで作った昔風の弁当箱にお茶わん軽く一杯分のご飯を入れる。
    空いたところにピッタリ分のおかずを作る。
    竹輪にキュウリを詰めたモノ。
    冷凍コロッケ、油で揚げる。
    きんぴらゴボウと、茹でた豆苗の胡麻よごし。
    野菜メインを心がけつつ、けれどやっぱり揚げ物一個ほしくなるのがボクらしい(笑)。

    1e91cdfb.jpegご飯の上に玉子そぼろをのっけます。
    鯖の蒲焼きの缶詰め半分。
    細かく刻んでミンチ状にし、溶いた玉子と一緒にいためる。
    少しの油で味は胡椒と缶詰めの中の漬け汁だけで…。
    昔はフレーク状の鯖のみそ漬けや醤油漬けの缶詰めがどんなところでも手に入った。
    けれど今。
    魚系の缶詰めといえば、ツナ缶だらけになってきている。
    ちょっと残念。
    玉子に魚のうま味を移して、ポロポロになるまで菜箸手早く動かしてカサカサにする。
    それをフックラご飯の上にのっけてしばらくおくと、ご飯の湯気を吸ってフックラ。
    ほどよき食感になっていく。
    スプーンですくってご飯と食べる。
    ホツホツとした良く焼け玉子がパラパラ、舌の上を転がる。
    魚の香り。
    それも鯖の濃くて特徴ある匂い。
    熱々ご飯の湯気と一緒に、鼻から抜けて消えていく。
    昔、こうしたご飯が好きで自分で隠れてよく作ってた…、なんだかちょっとナツカシイ。

    f216e4ec.jpegそれから茄子。
    小さな水茄子一個を塩で漬けた袋が、小包みの中に入ってた。
    それを切る。
    ザクザク切って、そうだ、桃ラーをこれにかけてみたらどうなる?
    そう思って、チョコンとかける。
    カリカリに揚がったニンニクチップの香りが茄子の風味に混じる。
    辛さはほとんど感じぬ程度。
    けれどとても爽やかで、スキッと旨みも濃厚で、麻婆茄子の味わいすらする。
    冷たく具材は茄子だけなのに、肉が混じっているんじゃないか…、って舌が必死に味の出所探るような、そんなたのしさ。
    オモシロイ。
    ほどよき量で、ほどよきおいしさ…、お腹が微笑むような夜。

    ところで、最近、ちょっとオキニイリのこの動画。
    チルト&シフト的なる技法で撮影された、サイクリストたちで溢れるハンガリーの豚ペストの町。
    自動車と自転車の立場が逆転したような不思議な光景。
    ちょっとノスタルジックのようでもあり、けれど同時に未来的でもある景色。
    うつくしくもあり、たのしくもある。

    Tilt & Shift Critical Mass from daniel fiantok on Vimeo.


    実はこれ、「クリティカルマス(Critical Mass)」っていう市民運動の啓蒙活動のフィルムだっていう。
    クリティカルマス。
    もともと放射性物質が核分裂をはじめる臨界質量。
    転じて、ある物事が普及して定着するのに必要な、その現象を支持する人の数のコト。
    どんな社会現象も、最初は奇異で風変わりな少数派からはじまって、ある一定の割合に達した瞬間、当たり前のコトって受け容れられる。

    自動車に依存している社会から脱却をする、その象徴として自転車移動を普及させましょう…、って言うのが彼らの運動原理。
    Co2とか、人間疎外とか難しいコトはとりあえず、自分が直接手でふれられるリアルな世界を慈しみ、人と人とのつながりを丁寧にするそのために、世界を小さくするコトも大切かなぁ…、と思ったりする。
    インターネットな世界だからこそ、小さな世界がいとおしい。

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