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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    晩ご飯を家で作って食べる夜。

    hamcabespa.jpg家の中にキャベツがドッサリ。
    しかもちょっと葉っぱがしんなりなりはじめてる。
    それにハム。
    あるいはベーコン。
    週末、サンドイッチに使ったハムや、あるいはスープの味出しのために使ったベーコン。
    あるいはもうすぐ賞味期限がきれそうになるパックに入ったロースハム。
    それらを使ってなんとか料理にしてみましょうか…、と。
    それでパスタを作ることにする。

    まずはハムやベーコンきざみます。
    ベーコンは風味を出すためそのまんま。
    フライパンに入れ、油を入れずにそのまま弱火でジックリと焼く。
    脂がじわっと出てきます。
    それと一緒にベーコン特有のこんがりとした香ばしい、燻した香りがやってくる。

    ハムはそのまま使うと嫌な匂いが残る。
    それで一旦、熱湯かけて脂と独特の臭みを落とす。
    それからトントン、包丁で細かく刻む。
    パスタを茹でます…、タイマー設定を袋に書いてる標準時間より1分短め。
    あと2分というところでザックリ切ったキャベツを投入。
    一緒に茹でて、タイマーピピッとなったらベーコン焼いたフライパンに入れ、ハムと合わせてジャジャっとしていく。

    hamspapasta.jpg塩を入れます。
    それからほんの少しの醤油。
    タバスコ、それから最後にレモンを軽く搾って出来上がり。

    茹でたキャベツがキュッキュとなります。
    芯のところはホクッとちょっとお芋のような食感もあり、外側の緑の部分はカリッとちょっとハリを残して仕上がっている。
    パスタを茹でるお湯にタップリくわえた塩がキャベツをおいしく、同時に色鮮やかにしてくれる。
    炒めたハムはちょっとホロッと繊維がほぐれる。
    口の中でひき肉みたいな食感になる。
    ちょっと固めのアルデンテに出来たパスタのおいしいコトに、ニッコリします。
    我ながら、パスタを茹でる腕があがった…、ってニンマリ笑う、夜となる。

    それから餃子…、母が送ってくれたモノでもともと軽く焼かれていたけど、それを再び焼いてみた。

    hamgyoza.jpgフライパンに油をひいて、そこに餃子。
    強火でバチバチ、熱湯をザバっ。
    蓋して蒸らして、余分な水をザザッと捨てて再び油を周りに軽くかけまわしつつ、底をこんがり焼いて仕上げた。

    …、つもりだったのですけれど思い切り焦げちょっとビックリ。
    ただ食べてみたらば決して苦くはなってなく、お皿に移して胡麻をパラリとちらしてそれから黒酢をタップリかけてパクッ。
    油臭さを黒酢がなだめゴマがプチリと奥歯で壊れて焼けた餃子を香ばしくする。
    それにしても…。
    食べ終わって、食べ終えたものを思い出してみると、オー、マイ!
    パスタは炭水化物でござる。
    餃子も皮は炭水化物。
    炭水化物をおかずに炭水化物を食べるという、かなりメタボなメニューでござった。
    無意識ながら、こうした献立。
    かなり反省…、それでリンゴをカプリと齧って、それを今夜の免罪符。

    ringo.jpg青森からきたお客様。
    たのしい仕事のお話で、ひさしぶりに御目文字しました。
    お久しぶりの挨拶がわりにと、袋いっぱいのリンゴを持って来てくれた。

    その人がエレベーターを降りオフィスに入ってこられた瞬間に、オフィスの中がりんごの甘酸っぱい香りで一杯。
    胸が切なくなるような、ステキな香りに仕事の話も軽やか、そしてゴキゲンになる。
    大きなリンゴ。
    真っ赤なリンゴ。
    いろんなリンゴがある中で、ボクが好きなのは小さめであまりツヤのない触るとちょっとやわらかなモノ。
    ほんのり酸っぱく、そしてボクっと少々、間抜けな音がしてザラッと繊維を感じる、つまり、昔のインドりんごのようなリンゴが好きで、ボクが選んだリンゴがまさにそんなリンゴでニコリとなった。
    いいお仕事ができますように…、と家でちょっとまとめもの。

    ところでこんな動画を一本見つけます。
    パスタのゆで方…、しかもフライパンで短時間にパスタを茹でる方法という、タイトルだけはとてもステキで、けれど実際、見るとビックリ、本当にいいの?って内容のコレ。



    衝撃的でございます。
    何しろフライパンにまずパスタを入れ、そこに冷たい水を注いで火をつける。
    水が冷たいままだと、水が少なくても麺と麺がくっつかなくていいという…、茹で加減をチェックしながら程よいところで引き上げればいい。
    そうかもしれないって思いはするけど、動画の中で紹介されてるパスタがあまりにまずそうで、説得力が無いのが哀しい。
    そういえば。
    かつてとある料亭の調理長が、乾燥蕎麦を茹でるのにまずは冷たい水につけ、それから火をつけ沸騰させるととてもおいしく茹で上がるんだ…、って言ってたコトを思い出す。
    ためしてみようか…、って今日も思いはしたけれどやっぱり勇気が出なかった(笑)!
     

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    昼、夜、家で料理を作る。

    5cbd1e50.jpgちょっと書き物がたまっておりまして、それで一日仕事をしながら、母が送ってくれた食材使ってあれやこれやと。

    お昼にまずは汁を炊く。
    汁を炊くというよりも、正確には「キャベツを焚き」ます。
    小玉のギッシリ、葉っぱが詰まったキャベツをザクリと切って、それをそのまま出汁のスープでクツっと焚きます。
    キャベツが半分浸かるくらいのお出汁に漬けて、強火で蓋して蒸すようにして。
    すると葉っぱが驚くほどに緑鮮やかになっていく。
    汁に浸かった下半分はしんなりと。
    上半分は汗をかくように蒸しあがり、パリッと葉っぱの食感残して熱だけ入る。
    そこに味噌を溶いて、味噌汁風に仕立ててたのしむ。

    味噌は田舎の味噌であります。
    「さぬき味噌」。
    甘みがコッテリした白味噌で、たくさん使うと酔っ払うほどの麹の風味が力強い。
    汁にキャベツの甘みが溶けて、だから味噌は甘みや味より風味をつけてあげる程度に、控え目に。
    キャベツの形を崩さぬように、お椀に移す。
    汁をそっと周りにあしらい、まるで緑の花が咲いたようにキレイによそおい食べる。
    シャキシャキとしたキャベツの葉っぱ。
    芯の部分もホックリ、ちょっとお芋のように崩れて甘みをタップリ吐き出す…、野菜を味わうオゴチソウ。

    c2c59bcc.jpgかつ丼作ってメインとします。
    母が送ってくれた荷物の中にとんかつが入ってた。
    そのまま食べようかと思ったのだけど、油が回ってとんかつとして食べるには、ちょっと難あり。
    それで一旦、出汁で煮る。
    サクサクとしたパン粉の歯ざわり、食感は台無しになる。
    けれど油はサッパリ、出汁に移ってとんかつ自体はおいしくなってく。

    切った玉ねぎ。
    出汁でクツクツ煮こんでシャリッとさせて、溶いた玉子でフックラとじる。
    途中で出汁が蒸発しちゃって、とんかついれた卵焼きみたいななってしまう。
    こりゃいかん…、と出汁をくわえてシットリさせて、事無きを得る。
    苦手な料理のひとつであります…、卵とじ。
    何度こうして失敗しても、その失敗をフィードバックできぬ悔しさ。
    かつ丼って、やっぱりお外で食べるモノだなぁ…、ってしみじみ思う、それもよし。

    51283855.jpgおかずをあれこれ。
    まずは天ぷら。
    写真に写った、四角いまるで大根餅のようにみえるモノ。
    高野豆腐の天ぷらなのです。
    醤油と出汁で下味つけた高野豆腐を、煮汁を搾ってカラッとさせたの。
    それに衣をつけてフックラ揚げたモノ。
    フライパンで乾煎りをして、カプッと食べるとフカリとやさしく歯切れてくれる。
    シットリとした高野豆腐の煮物の名残りが口に広がり、ほぐれて消える。
    これ以外にもレンコン、筍。
    どちらも同じく煮含められてて、天つゆなんかを必要とせぬ田舎のおかず。

    それからエビと豆腐のちくわ。
    香川県には「豆腐ちくわ」という練り物ジャンルがありまして、豆腐を魚のすり身にくわえてフックラさせて焼きあげる。
    足が速いので全国流通がほとんどされない、まさに地元の限定の味。
    フッカリとした食感と、噛むとジュワッととろけるように消えていく、儚くおいしい食べ心地が、ちょうどはんぺんと竹輪の間の子みたいな感じ。
    その豆腐ちくわにエビのすり身をタップリくわえる。
    身だけじゃなくて殻も一緒にすりくわえてるので、食べるとザラッとエビの殻が歯をくすぐって、エビを食べてるって感じがしてくる。
    色もめでたくエビの色。
    これまたフライパンで軽く焼き、香りもたのしく濃厚になる…、昼のお腹が満足す。

    marutai.jpg夜をマルタイラーメンにする。
    博多のラーメン。
    これは九州の友人に送ってもらったモノであります。

    日本全国で流通しはじめている棒ラーメン。
    かつて四国にいた頃に、インスタントラーメンといえば、このマルタイの棒ラーメン。
    あるは五木のアベックラーメンと決まっていて、出前一丁がやってきたときはかなりビックリしたモノでした。
    うちのおばぁちゃんなんて、「もう世も末だねぇ、麺が縮れてしまってる」って大騒ぎした、昭和30年代のコトであります。
    それが今。
    インスタントの麺は縮れたモノになっちゃったっていうのもスゴい。
    他にも五木のラーメンや、ちょっとレアモノの九州限定のインスタント麺をもらっていたのだけれど、それはのちのち別の日に。

    まずはマルタイ。
    鍋ひとつで出来るというのが売り物で、けれどちょっとおいしく作ろう。
    そう思って、キャベツを油で炒めてのっける。
    麺は丼一杯分のお湯で茹で、そこにスープを入れて鍋の中で仕上げる。
    お椀に盛って、炒めたキャベツとメンマをのっけてズルッと食べる。
    細いくせしてハリと歯ごたえ力強い麺…、コッテリとした醤油の味と調味油の香りがおいしく、食べてるうちにどんどん汗がやってくる。
    夜もちょっと仕事をします…、テレビが相棒、流し見す。
     

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    夜は家で食事にします。
    まずはポトフのようなモノ。

    ab790660.jpg実は先日、送ってもらったあごの出汁。
    ティーバッグ状の紙の袋に入った粉だし。
    それをお水で煮出すだけ。
    おいしい出汁がすぐとれる。
    その出来栄えがすばらしくって、うま味だけじゃなく塩味や、ほんの少しの渋みに酸味。
    ちょっと雑なところがあって、それがうま味に深みを足してる。
    それを使って料理を作ると、腕が上がった感じがする。
    しかも素材の味を引き出しやさしい味の料理ができる。
    ありがたい…、って感想いったらそれにブイヨンスープを混ぜると、不思議とおいしくなるんですよ…、と。
    教えてもらって、それをためすため野菜を煮ます。

    ジャガイモ、かぼちゃそれからにんじん。
    芋はまるごと、それ以外の野菜はざくりと大きめに切りまずはお芋を出汁で煮る。
    そこにチキンブイヨン。
    軽く煮立てて、あとはかぼちゃとにんじんいれて、ユックリコトコト煮込んでく。
    味をみると、あらあら、おいしい。
    ブイヨンの味とアゴ出汁の味が邪魔をしないで、互いが引き立ておいしくなってく。
    ベーコン入れてクツクツ炊くと、脂がスープにうま味をくれる。
    和風でもない、洋風でもない純粋なうま味が滲んだおいしいスープで、けれど基本の味はやっぱりアゴの出汁。
    かぼちゃの甘みが他の野菜にうつってすべてを、やわらか、なめらか、おいしくさせる。

    それから肉を焼きました。

    ba85cc58.jpg和牛のいろんな部位の切り落とし。
    いつも行ってるデパ地下の肉の売り場のプロモーションが、「今月は切り落とし月間」っていうモノで豚肉、牛肉がいろんな値段で用意されてる。
    赤身がきれいなほどよい値段のパックを買った。
    ロースにモモ、それからバラとそれぞれ色合い、脂の入り方も違ったところが混じってて薄いところもあれば、分厚いモノもあり。
    一度にいろんな味をたのしむコトができるので、かなり重宝。
    ホットプレートのスキレット状になった部分にクルンと何枚か、まとめておいて表面だけをこんがりと焼く。
    中はレアの状態になる。
    薄切り肉もまとめて焼くとまるでステーキ。
    あるいは粗びきハンバーグ。
    薄切りナスを一緒に焼いて、ポン酢をつけてハフっと食べる…、甘くてジューシー、肉の脂を吸って焼けてて風味も良くてウットリします。

    おつまみ風の料理をいくつか…、まずはアジの刺身を胡麻で和えたもの。

    b6044435.jpg昨日、九州からきた友人と話をしていて盛り上がった話題が刺身。
    関東には、死んだ魚の刺身が多い。
    ところが九州。
    あるいは瀬戸内地方に行くと、刺身の魚はみんなちょっと前まで生きてた魚。

    例えば鯖。
    関東に来ると、酢じめにしなくちゃ脂もきつく、当たってしまうコトがある。
    けれど博多の名物料理に、ごまさばって料理があって、それは生の鯖を使って作るモノ。
    細切りにした生鯖に、甘い刺身醤油をまぶし胡麻を一緒にあえて作る。
    それが普通の居酒屋で、普通に売られる普通の料理。
    東京なんかじゃ、生で食べられる鯖を売ってるってだけでプレミアモノなのに。

    それを食べたく、魚を探した。
    けれどさすがに生食用の鯖を見つけるコトがかなわず、それでアジ。
    脂ののった味を細切り。
    それから長崎の刺身醤油で揉むようにして味付けをして、最後に煎り胡麻、パラッとふって出来上がり。
    ネットリとした鯖の食感は味わえず、ちょっと固めでコリコリとした生のアジの食感もまた乙なモノ。
    関東風の博多料理って感じでこれまた悪くない。

    一緒に鶏の手羽揚げを指しゃぶりつつ食べてたら、ピンポンと部屋の呼び鈴がなる…、見れば宅急便の人。

    0876e0d0.jpg田舎から小包一個、お届けします…、と。
    そういや、昨日、母から電話があっておかずを送りますからって。
    てっきり明日のコトと思って、今日は自分で料理を作った。
    それが一日早くつく。

    中をみたらば、キュウリやキャベツ。
    今日、買い揃えた食材が結構ダブってあるのにビックリ。
    母とボク。
    やっぱりどこかでつながっている。

    ありがたいなぁ…、って思ったのがうどんが入っていたことでした。
    讃岐の茹でたパック麺。
    角がたってて、とても頑丈。
    煮こんで食べるとおいしく出汁を吸い込んで味わい深くなってくれるモノ。
    それを使って〆にする。

    アゴ出汁に塩。
    それから醤油で風味をつけて、スープを作ってそこに麺。
    クツクツ煮こんでほんのり麺に色がついたら、麺の準備は出来上がり。
    小包の中にうどん用の天ぷらいくつか。
    レンコン、練り物、それからげそ天。
    うどんにげそ天は外せまい…、と、一口大に切ってフライパンで温める。
    それから海老天。
    エビを殻ごとすり身にし、豆腐とすり身に混ぜ込んで油であげた讃岐独自の練り物で、焼くとフックラ膨らんでくる。
    それをうどんの上に乗っける。
    きざんだネギをタップリと、七味をパラリでズルッと食べてお腹の中からあったまる…、今日も感謝でございます。
     

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    夜に野菜をいただきましょう…、と、家でご飯をつくって食べる。

    80adf625.jpg葉っぱ野菜が高い昨今。
    高いだけじゃなく品揃えさえ限定されてる。
    キャベツやレタスのような葉野菜。
    少人数の世帯のために、半分だけを売ることはかなり昔からしていたけれど、ここ数週間は、4分の1とかを売ってるコトにビックリしちゃう。
    一人暮らしには、これもまたよし!って感じでござる。
    今日も白菜を食べたくて、みたらば6分の1カットのを売っていて、それでそれを買って使います。

    それからかぼちゃ。
    北海道産の栗かぼちゃがこれまたほどよいサイズ分だけ。
    売っててそれを買って使います。
    ザックリ二口分くらいのサイズに切り分け、塩水くぐらせ準備する。
    鉄板焼きを作ろうと、思って野菜を買い揃えたのでございます。
    もうひとつくらい、根っこ野菜か実野菜でみずみずしいのがほしいなぁ…、って。
    思って売り場を探していたら、かなり立派なズッキーニがある。
    茄子のようで、けれどシャキッとハリがあり歯ごたえたのしくみずみずしくて、今日の気持ちにピッタリかなぁ…、と。
    それで買って筒切りにする。
    ズッキーニって最近随分安くなった。
    昔はちょっと気取った食品店でしか扱われないモノだったのに、今では普通のスーパーなんかでも見つけるようになりました。
    多様な食材が手に入ること…、なんともウレシイ、ありがたい。

    dafb1d17.jpgホットプレートを用意して、そこにちょっとだけオリーブオイルを流して広げる。
    一時期、蒸し料理にハマったコトがあったのですネ。
    油や脂が落ちてサッパリ。
    しかもフックラ仕上がるので、鍋のかわりに重宝してた。
    鍋だと、具材の味が薄まる感じがするのですネ。
    けれど蒸すのも結局、蒸気があたってほんの少しだけ薄まるような感じがしちゃう。
    それで焼く。
    最近、ホットプレートを買ったらこれが、便利で便利でしょうがない。
    ほんの少しの油で焼ける。
    しかも蓋をしながら焼いてやると、素材の水気が蒸発する。
    それで結局、蒸し効果すら手に入る。

    中でも白菜。
    焼くとコンガリ、焦げ目がおいしい。
    甘味もギュギュッと凝縮されてほんの少しを塩をかけるだけで十分、おいしくなってく。
    それからかぼちゃ。
    甘くてホクホク…、焦げたところが香ばしく食べはじめるともうとまらない。
    それから鶏のむな肉を薄く削ぎ切りコンガリと焼く。
    皮を剥ぎ、脂を削いだフックラとした鶏肉は体にやさしいオゴチソウ。
    塩や胡椒や醤油にポン酢。
    ケイジャンソースを使って味をととのえタップリ野菜をお腹におさめる。
    健康的な秋のゴチソウ…、オゴチソウ。

    019d15fa.jpg魚屋さんでの今日の特売。
    エビが随分安かったのです。
    甘エビ、それから芝海老が一皿500円という値段。
    それも大きなザルに山盛り。
    数を数えるのも面倒臭くなるほどの量で思わず、芝海老を買う。

    キレイな水でザブザブ洗い、汚れをとってタオルにあける。
    水気をとってビニール袋に放り込む。
    そこに唐揚げ粉をふりかけて、袋の口をぎゅっとしめフリフリ振ってエビにまんべんなく粉まとわせる。
    このやり方。
    グラハム・カーが世界の料理ショーでうれしそうにやってたやり方。
    真似をする。

    油を沸かして粉にまみれたエビをそのままザザッといれて、シュワシュワ揚げます。
    あっという間に色がピンクに変わっていって、甘いかおりがやってくる。
    トングでクルクルかき混ぜながら、中のエビを程良く揚げたらそれを紙でできたショッピングバッグの中に放り込む。
    そしてシャカシャカ、振るのですね。
    余分な油が紙バッグに吸い込まれ、中のエビがサッパリ仕上がっていく。
    殻はパリパリ、身はシットリで甘くてコンガリ、風味も豊か。
    上出来でした…、いい感じ。

    9721d116.jpgそして〆。
    スパゲティーを作って食べる。
    具材のメインは帆立貝。
    サイズは決して大きくないけど、お刺身用のホタテの柱が安かった。
    それをタップリ、豪勢に。

    まずはニンニクをグシャッとつぶし、オリーブオイルで煮こんで香りを閉じ込める。
    微塵に切った玉ねぎをそこでいためて甘味を出しとく。
    パスタを茹でます。
    多めの塩を入れたお鍋で固めに茹でる。
    10分ほどの時間の間にソースと具材を仕上げておきます。
    トマトを湯むいて、刻んで炒める。
    形を無くすくらいまでグツグツやって酸味や甘味を引き出しておく。
    バジルペイストをくわえて、風味をつけてそこにホタテと千切り玉ねぎ。
    ホタテのうま味がでてきたところで味を見みながら塩をくわえてそしてパスタをザザッと投入。
    鍋をユッタリゆらしつつ、パスタにうま味を移して出来た。
    自分でもうっとりするほど見事な状態…、ほぼ完璧なるアルデンテにて噛むとホタテのうま味がジュワッと広がる。
    バジルの風味があざやかで、夜のお腹がたのしくみちる。

    ところで今日。
    10月8日は「骨・関節の日」なんだそうな。
    ホネの「ホ」の字を分解すると、漢数字の「十」と「八」になるから今日を骨の日としたんだそうな。
    ほぼ毎日が記念日の今…、新しくできる記念日ってダジャレの限界に挑戦しているような理由が多くてかなり笑っちゃう。
    とは言え今日は、骨を休める一日でした、ありがたい。
     

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    夕方、田舎の実家から荷物が届く。

    c3810e85.jpg大きなダンボール箱にギッシリ、おかずが入ってる。
    クロネコヤマトの宅急便。
    住所を書いた送り状の横に大きく「息子のためのおかずですから、大切に扱って下さい」と達筆文字で書いてある。
    宅急便の担当の人に「おかぁさんからのおかずですよ」と手渡されるのが、ちょっとくすぐったくて、でもうれしくて。

    いろんなモノが入ってました。
    讃岐牛を煮たモノや、魚の煮つけ、あるいは焼いたの。
    なぜだか鮭の焼いたのや、玉子焼きとか昨日来てたらそれをそのまま今朝の朝ご飯にしたのになぁ…、と。
    不思議なほどに母と食べたいモノがシンクロするのであります。
    それから一通、手紙があった。
    全部を食べちゃいけませんよ。
    冷蔵庫に収めるものはしっかりおさめて、食べられそうにないものは冷凍庫中に入れておきなさい…、と。

    まずは野菜をいただきます。
    菜っ葉の煮付け。
    ちょっと甘めの薄味で、シャキシャキとした芯の食感がまだ残ってる。
    焼いて皮を剥いた茄子をお皿にもって、胡麻をタップリ。
    それから白胡麻。
    焼いて冷やした茄子は甘くてトロンとなめらか…、今が盛りの季節の味を堪能す。

    45a9799b.jpg荷物が届く前から今日は、鍋にしようと思ってた。
    今日は一日涼しくて、夜になるとその涼しさも一層深まる。
    食品売り場に行ったら、おでん用の食材やタレを大々的に売っていた。
    鍋の季節でございます。

    豚のしゃぶしゃぶにしようと思って、肉は用意していたのです。
    アゴ出汁とって鍋にはり、そこにニンニク。
    軽く潰して放り込む。
    あとはしゃぶしゃぶするだけと、そう思っていたのだけれど、生のタコが入ってた。
    刺身で食べようと思えばできる新鮮なタコ。
    そうだ、コレで鍋の最初を彩ろう…。

    足の部分を薄着く斜めにそぎ切って、しゃぶしゃぶ用に仕立てて皿にキレイに並べる。
    鍋に出汁。
    あまり温度をあげぬよう弱火でとろとろ。
    タコが気持よく、お湯につかるような気分になる温度。
    箸でつまんで出汁につけると、チリチリ、端からめくれるように火が入ってく。
    クルンとまるまるその寸前で引き上げポン酢に軽くつけ、食べるとクニュン。
    歯ごたえたのしく、ムッチリ舌にはりついてくる。
    タコ独特の甘みとうま味が、口いっぱいに広がっていく。
    ゴチソウ鍋のはじまり、はじまり。

    タコをしゃぶしゃぶし終わって、それで次に豚しゃぶにする…、しかも最近、オキニイリの食べ方で。

    175d8093.jpgまずはネギ。
    スライサーでシュッシュとやって細く切る。
    このとき雑にシュッシュとやるのがおいしく食べるコツでして…。
    太いネギを2本分。
    シュッシュとやったら、それをどっさり鍋に投入。
    その上にしゃぶしゃぶ用の薄切り豚肉をそっと並べる。
    ネギのイカダにのっかるようにユラユラ揺れつつ、ユックリ熱が入っていくのです。
    しかもしゃぶしゃぶするのじゃないから、肉のうま味が鍋に逃げない。
    熱が入って色が変わった頃合いで、下のネギをクルンとまるめて一緒に持ち上げ、タレにとっぷりつけて食べると…。
    旨いのですネ。
    肉のうま味と、ネギの甘み、それにシャキシャキした食感がプルンとやさしい豚肉と混じってなんとも美味なる一口。
    鍋の中にて、茹でるのじゃなく蒸すようにして肉がフックラ仕上がる。
    雑に削ったネギの細いところはトロトロに、太くて分厚いところは最後までシャキシャキとして、繊維の存在が心地良い。
    肉がおいしく仕上がるばかりじゃなくて、アクがあまりでないのも便利なところ。

    25aa7bbe.jpgとはいえネギの甘みと肉のうま味が鍋の中の出汁ににじんで、おいしいスープになっていく。
    それを使って〆の一品。
    うどんを作って、お腹を満たす。

    このうどん。
    これも田舎の鍋用うどん。
    袋に入った普通の蒸し麺。
    茹でずにそのままスープの中に放り込む。
    クツクツ煮こんで、出汁をタップリ吸い込ませてやるとどんどんおいしくなるうどん。
    角ばっていて、かなり頑丈。
    その表面はちょっとデコボコできあがっていて、ツルツル、すするのには適していない。
    むしろ煮こんでクタクタにして、箸で持ち上げると切れてしまうその寸前くらいまでやわらかくしてモグモグ食べる。
    出汁で膨れた麺が口を満たしてやさしく消えていく。

    スープを味わうためにできてる…、つまり鍋の最後に投入される、そのため生まれてきたうどん。
    長崎のちゃんぽん用のはんぺん刻んで投入し、それから青ネギ。
    どっさりといれクタクタクタクタ。
    ほどよく煮上がり、麺が膨れた頃合いでこれまた一緒に入ってた、かきあげ入れて再び煮込む。
    出汁にテンプラ油が混じって、コクと風味がましてくる。
    エビと玉ねぎがタップリはいったかき揚げで、それもうどんの具となっていく。
    七味、それから柚子胡椒…、風味をくわえてモグモグツルリ、出汁をゴクリと味わって体がじんわりあったまる。
    明日は日曜…、時間をムダにするつもり。
     

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