イブの朝にフレンチトーストを焼こうと思って昨日の夜に仕込みをしました。
九州の友人が送ってくれたパン…、細長い直方体にきりわけて、玉子とミルク、黒糖溶いたディップ液にひたして軽く重しをのせて冷蔵庫。
あとは夜がおいしくしてくれるのを、寝ながら待つだけ。
目を覚まし、重しをとって玉子一個をタップリのミルクでゆるめに溶いたのを上からかける。
ディップ液をほぼ完璧に吸い込んでネットリしてたパンの表面を潤して、準備万端。
テフロン加工の深鍋にバターをひいて、そこでパンの表面を軽く焼く。
おいしさをパンに閉じ込めるための壁を作ったら、蓋して弱火でジリジリ加熱。
オーブン効果で芯までジックリ火を通す。
鍋を揺すって中がススッとかわいてすべるような感じがしてきたら、蓋開けパンをヒックリかえして切ったバナナを並べて再び蓋をする。
バナナの甘い香りが蓋の隙間から流れ出す。
そしたら蓋をとりはらい、強火でこんがり焦げ目をつけてお皿に移して出来上がり。
空気が中に閉じ込められて、パンパンにふくれて表面叩くとポンッと軽い音がする。
ナイフで切ると、中はシットリ。
フックラ焼けてて砂糖が焦げた匂いがなんとも香ばしい。
熱が入ってトロンとクリーム状になったバナナの酸味と甘みと香り、焦げたところがキャラメルみたいな風味があるのが味わい深くて朝の気持ちが明るくなった。
たのしい今日の、おいしいハジマリ…、オゴチソウ。
それから夜の買い出しに、新宿にでる。
近所で買い物にしてもよかった。
けれどちょっとしたヤボ用があり、それで新宿。
しなきゃいけないコトをいくつか。
それをただただモクモクとこなすのだけれど、人が多くてぐったりします。
人をよけつつ気を使いつつ歩くコトにストレス感じてちょっと癒されたくなっちゃった。
それでディーンアンドデルーカにくる。
今日、飲まなくていつ飲むんだろうと思ってそれで「ホットアップルサイダー」を飲む。
さすがに今日は大人気のよう。
カウンターの上に置いた大きな鍋はずっと蓋が開けっ放しで、甘くて酸っぱい香りがそこからただよってくる。
カップに注いで、ホリデー用のスリーブつけてどうぞと手渡しニッコリとする…、ボクもニッコリ、「メリークリスマス!」って小さく言ったら「良いホリデーを」って返してくれた。
それで気持ちが明るくなって、体もポカッとあったまる。
蓋をあけると甘酸っぱい湯気…、胸いっぱいに吸い込んで喉をうるおし、それからコクリと一口飲むとベリーの味とシナモンの風味が体にしみこんでいく。
用事を終えたら、ホリデーディナーの買い出ししなくちゃ…、ウキウキと。
関連ランキング:パン | 新宿駅、新宿三丁目駅、新宿西口駅
そして夜…、過食の夜でホリデー祝う(笑)。
まずは最初に〆の料理を作っておこう。
そしたらずっと食卓で、みんなとワイワイ食事ができる。
それでパエリア。
ホットプレートで作る最近のオキニイリ。
具材を多彩に。
クリスマスバージョンというコトで、ちょっと贅沢に揃えてみます。
大粒あさり。
それからマテ貝。
松山にいた頃はバケツ一杯、食べてたゴチソウ。
生のタラのおいしそうなのがあってそれを切り身で買った。
スパイシーなソーセージ。
赤とオレンジのパプリカにズッキーニ。
ニンニクと刻んだ玉ねぎをまずは炒めて、チキンブイヨンと魚のフュメにサフランの香りを移したスープを注いで火を止め休ませる。
ジャスミンライスを洗わずそのままホットプレートに入れ、スープを注ぎ込み沸騰させたら魚に貝、それからソーセージをちらして蓋してクツクツ中火で炊いてく。
水がほとんど無くなったところで野菜をのっけて弱火で蒸らして仕上げ。
素材のうま味がご飯にうつって、ご飯がほどよく芯を残してけれどシットリ、味わい深いパエリア的なるご飯ができる…、レモンを搾って食べるとシアワセ。
クリスマス的なる料理をいくつか…、小田急百貨店の地下にたまにやってくる鶏手羽揚げのお店があって、そこの手羽揚げ。
暖簾をみると思わず体が吸い寄せられて、クリスマスと言えばやっぱり鶏!…、と買った直後にその裏側でおいしそうな鶏モモ発見。
骨付きで、ハーブをタップリまとってキレイに焼かれてる。
クリスマスと言えばやっぱり鶏モモ、と思い直してそれも買う。
牛モモ肉の塊の周りに焦げをジャジャっとつけて、低温調理でジンワリ熱をほどよく通したローストビーフ風のモノ。
芥子マヨネーズにバジルソースを混ぜたソースでクレソンと一緒に味わう…、ひんやりしててピトッと奥歯にまとわりついてほどけてく、赤身の肉のうま味と食感たのしんでホリデーディナーをたのしくすます。
明日もいい日でありますようにと祈って、今日のしめくくり!
[5回]
PR