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2025/02/27 (Thu)
いじくりこんにゃく
今日はこんにゃくを「いじくりこんにゃく」してみるコトにした。
いじくりこんにゃく。
福島県のある地方では、猫っかわいがりすることを「いじくりこんにゃくする」というのだと、昨日のケンミンSHOWでいっていて、たちまちボクの頭の中に「いじくりこんにゃくの部屋」ができちゃった。
その記念に、今夜は「いじくりこんにゃく」。
玉こんにゃくをダシと醤油と酒と味醂で炊き上げて、時間をかけて煮含める。
旨みと味を吸い込んだらば、強火で煎ってごま油を加えて香りと照りを出す。
ブシュブシュ、鍋のこんにゃくが小躍りするよに炒められてく、まさに「いじくりこんにゃく」なさま。
しばらく冷まして、味を落ち着け、口に含むと、プルプルプニュプニュ。
モグモグ食べて、体の毒出し、試みる。
それと一緒に白菜ステーキ。
根っこの部分でつながったままの白菜の、葉の一枚一枚をキレイに洗い、塩をすりこむ。
ウッスラ汗をかいたところで、オリーブオイルを薄くひいたスキレットにて両面を焼く。
芯はまだ生。
外はコンガリ良く焼けの、ベリーレアな状態でお皿にとってジェノベゼソースをたらりと垂らす。
白菜の甘みがこれでもかって口の中に広がっていく。
シャキシャキとしたみずみずしさと、焦げた葉っぱの香ばしさ。
野菜はおいしい…、ってそう思う。
汲み上げ豆腐の麻婆茄子がけ。
昨日、ナイナイのゴチバトルで登場してた麻婆豆腐にインスパイアされ、作った料理。
寄せ豆腐を電子レンジであっためて、それをベッドに麻婆茄子をザザッと添わせる。
中国山椒をタップリ効かせた、痺れ系のビリビリ麻婆を茄子と一緒に食べるとヒーハー。
舌がジンジン熱くなってく。
それを豆腐でやわらげて、再び舌をビリビリさせる。
油を吸った茄子のシットリ、なめらかなコト。
フルンと豆腐のやさしさと豚挽き肉のホツホツとした歯ごたえが、とてもたのしい、オゴチソウ。
とろみをあまり付けずにサラッとさせて仕上げて作った。
だから豆腐や茄子の具材をほとんど食べ終わっても、挽き肉混じりの麻婆ソースがかなり残った。
よっしゃとそれで鍋をふる。
ネギをきざんでタップリ入れて、鍋に火を入れ温める。
お湯に春雨ひとつかみ、浸して1分少々茹でて、引き上げ麻婆ソースに入れる。
グツグツ、ゆっくり煮込んでいくと、まだ芯のある春雨が麻婆ソースを吸い込んで、濃い飴色に透き通ってく。
最後に熱したごま油をかけ、風味をつけて麻婆春雨のできあがり。
ソースを一滴残らず食べる、ご飯が無性に欲しくなる。
〆にスパゲティー。
貝をメインの具材に選ぶ。
青柳…、あるいはバカガイというコレ。
春が旬のだからたくさんとれているんでしょう…、魚屋さんで安かった。
田舎にいた頃、このバカガイを干して鉄線の輪っかに刺して売っていたのを良く食べていた。
コンロで焼いてお腹の部分をカリカリにやき、尻尾を掴んでガリッと食べる。
青柳独特のアンモニア臭が結構おいしく気づけば10個、20個って食べて母から叱られたりした。
タマネギ刻んで醤油の風味に炒めたモノとオリーブオイルでパスタをあえて下味つける。
バターでソテしたバカガイをそこに混ぜ込みジャジャッとあおり、最後にトビッコと三つ葉をきざんでタップリのっける。
海の香りと貝の旨みに、三つ葉の青い匂いがさわやか。
トビッコのプチプチはじける食感に、ツルンと口を逃げ回るよなパスタの歯ごたえがにぎやかで良い。
連休開けて、たった二日で来た週末をボンヤリ、ユックリたのしむ夜。
明日は出張…、がんばろう。
ところで今日。
雨に降られぬうちにと急いで家に帰ってテレビをつけたら、NHKに「ブレッドアンドバター」が出てた。
そして歌っていたのがこの一曲。
「あの頃のまま」…、であります。
1979年のヒット曲。
ボクが29歳のときの歌だったんだなぁ…、って今さらながらになつかしくなる。
昔、良くいっていた飲み屋でこれをジュークボックスにかけていた。
この歌、二番の歌詞が特に好きでまさに今。
ボクの体の中で葛藤をする二つの人格が、この歌の中で生きてるみたいに思ったりする。
しんみりしながら、今日は寝る。
[0回]
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2010/05/07 (Fri)
ボクツクル・ナニツクル
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変化マーボー
豆腐、二丁でちょうどだったかもですね。でもおかげで春雨入れれたから結果オーライ。今度はご飯でいただきましょう。
まりおさん / 2010/05/08(Sat) /
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麻婆三兄弟
いいですね!!麻婆好きにはたまりません。
麻婆三兄弟、さっそく試します。
白菜も簡単そうで、しかもおしゃれ。
ステキなメニュー、ありがとうございます。
みっちさん / 2010/05/08(Sat) /
編集
無題
サカキさま
19歳の間違いでしょう?(笑)
あの当時は楽しかったですね。
新宿伊勢丹のフィオルッチで買ったフレアーのデニムと、
コムデギャルソンの白いシャツ、
毎夜毎夜「伊勢丹会館」で遊んでいましたよ。
サカキさんは、きっと真面目な勤勉学生だったでしょうね。
「失礼しました」(フフフ)
同世代さん / 2010/05/08(Sat) /
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結構タップリ
> まりおさん
そうなんですよね。
結構、麻婆豆腐がタップリあってビックリしました。
お皿から湧きまけるほど。
でも春雨はおいしかった。
次からもこのスタイルで、なんて思いますね。
サカキシンイチロウさん / 2010/05/08(Sat) /
編集
白菜
> みっちさん
この白菜ステーキは、NOBUさんの名物メニューのひとつ。
それをリスペクトしました。
とても簡単。
なのにおいしい。
是非、試してみてください。
サカキシンイチロウさん / 2010/05/08(Sat) /
編集
そうでした!
< 同世代さん
おやおや、本当だ。
このときに29歳じゃぁ、ボクは今還暦ってことになりますものね。
たしかに19。
まだ大学に行って勉強するのがたのしくてしょうがないまじめ少年でしたねぇ…(と遠い目で悦にいる):笑
いやいや、ボクはこのとき、六本木族でした。
サカキシンイチロウさん / 2010/05/08(Sat) /
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