日曜の朝のオゴチソウ…、パスタを作る、半分、意地のようなモノであります(笑)。
しかも最近、ハマってる生のパスタを冷たく作る。
今日も断面四角い麺。
茹でて氷で洗って〆る。
手の中でクタッと茹だった麺がグイグイ、力強さを増していく。
そこでお腹がグーッとなる。
ソースは野菜をタップリ使って。
昨日の夜に炒めておいたパプリカとズッキーニ。
それぞれ存在感を発揮できるサイズに切り分け、軽く塩して冷蔵庫の中でやすませおく。
するとしんなり、トロンとなめらか。
しかも甘みを蓄える。
オリーブオイルに切ったトマト。
それからバジルと、この3点セットで失敗知らずのおいしさになる。
なんてステキでありがたい。
それから蒸したホタテに塩で洗ったスライスオニオン、オリーブオイルにレモンを搾って一晩寝かせたマリネををお皿に散らす。
ディルにバジルで風味をそえて、ボウルに残ったうま味ジュースはパスタに注ぎ海のうま味で味ととのえる。
歯ごたえパキッとしまったパスタに、トロリとまとわる野菜の旨さ…、これは麺の料理じゃなくって野菜の料理であります、健康的に目をさます。
ホタテがクニュっと奥歯で潰れる朝のゴチソウ。
ご飯を食べてぼんやりしてると、遠くから祭りばやしが聞こえてきます…、今日はボクの街の夏祭りにて、ゴキゲンに。
そしてお昼をテンジャンチゲ…、これも半ば意地のようなモノであります。
家の近所で気持ちのいいお店なんです…、かつて韓国料理のお店といえ韓国系のおばちゃんがエネルギッシュに、けれど時に荒っぽく働く唯我独尊的なるお店がほとんどだった。
ココは100%、若い韓国系の男性スタッフ…、元気でしかも礼儀正しい。
特に店長らしきスタッフくんはいつやってきてもお店にいて、もしかしたらココに住んでいるのかもって思ってしまうほどに熱心。
お店の前を通るたび、軽く会釈をしあう仲になったこともあり、贔屓にしたいと最近、ひしひし思う店…、近所にこういうお店があるのはシアワセでして、今日もまた。
お店に入って、メニューもみずに一言、元気に「テンジャンチゲ」をくださいな!って。
実はメニューには、「味噌チゲ」って名前になってる。
韓国の味噌で作った鍋。
その名で本当は呼ばなきゃいけないに違いないんだけど、「味噌チゲ」って言うよりやっぱり「テンジャンチゲ」と言った方が気持ちがあがる。
お店の人も、そのままボクの言葉をリレー。
厨房に向かって大きな声で「ハナ・テンジャンチゲ」って注文通す。
それでお腹がグーッとなる。
街の祭りの人たちでしょう。
祭り装束のいなせな人たちが昼から肉を焼いてる…、季節感。
メインのチゲがでてくるまで、おかわり自由のおかずをたのしむ。
全部で6つ。
来る度、ちょっとづつ変わる。
変わらないのはキムチがいくつか…、今日はザーサイキムチに白菜キムチ、そして毎回必ず大根のカクテキが入っているのがうれしい限り。
それから野菜の料理があれこれ。
辛いものより、塩味や出汁の風味がシッカリとしたやさしい味の料理が多い。
メインの料理の味をひきたて、口とお腹のバランスとってくれる工夫でありましょう。
グツグツしながらやってくる、小さな鍋の中には具材があれこれ入る。
ジャガイモ、豆腐、玉ねぎにネギ、シメジやエノキと体に良さげな素材がギッシリ、しかも味噌の原料、大豆の豆や出汁をとったイリコがそのまま。
食物繊維やカルシウム、ミネラル、ビタミン…、体のバランスととのえるための栄養タップリ、なんだかうれしい、アリガタイ。
韓国料理の辛味には「胡椒」「タバスコ」「赤唐辛子」、それから「青い唐辛子」と4種類ほど流儀があって、中でもボクが好きなのはスキッと爽快、鋭い辛味の青唐辛子。
ココのテンジャンチゲの辛さがそんな辛さで、今日もお腹に汗をかく。
来週からは厳しい暑さになるんだという…、それの準備の今日のこれ。
関連ランキング:焼肉 | 四谷三丁目駅、新宿御苑前駅、曙橋駅
[1回]
PR