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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    朝をとびきりのパンで迎える。
    表参道の路地裏にある「パンとエスプレッソと」というお店。

    ff7f353c.jpeg骨董通りで仕事を終えて、表参道の地下鉄の駅に向かう途中をちょっと寄り道。
    表通りを外れてどんどん住宅街の中に向かって入ってく。
    ポツリ、ポツリとおしゃれなお店が続く小道を、かなり歩いた先にあります。
    お洒落の店のほとんどは、カフェかあるいはヘアサロン。
    目的をもってワザワザ行くだけの価値のある店がポツリ、ポツリとつながるそれも、もう終わりかなぁって先にあるのがこのお店。

    小さなベーカリー&エスプレッソバーでお店に入った途端にお腹がギュルっとなります。
    焼け立てのパンのおいしい香り。
    エスプレッソが落とされる、ブーンと低いモーターの音。
    それに続いてやってくる、エスプレッソの甘い香りが次々、襲いかかってきます。
    それらにつられて、その場で食べたくなるのを我慢。
    今朝のご飯にと、買って帰った。

    98cc1a5d.jpeg「ムー」って言うパン。

    ほぼ立方体。
    食パン状で、カチッとしている。
    手にするとズッシリ重い。
    頭の重量センサーが想像する以上に重たくその充実感にまずはビックリ。
    そしてかなりシットリしている。
    イギリス風の食パンじゃない。
    フランス的。
    クロワッサンやブリオッシュなどが持っている、しっとり感とでもいいますか。
    水っぽいのでなく、ピトッと手に貼りつくようななめらかさ。
    鼻にそっと近づけると、バターの香りと焼けた小麦の甘いような、酸っぱいようなおいしい匂いがやってくる。
    あぁ、これがお腹の中にやってくるんだ。
    そう思ったら、気持ちが否応なしに明るくなります。

    スパッと真ん中で半分に切り、オーブンの中に入れて焼きます。
    トースターでは焼けぬ分厚さ。
    パン全体の温度をあげて、カチッと焼けた表面もしっかり熱を入れたくて、強めの中火で焼き上げる。
    甘い香りがオーブンの中からやってきて、カサっと表面やきあがる。

    バターも何も使ってないのに、バタートーストの匂いがしてくる。

    db0689f1.jpeg生地がタップリ含んだバター。
    自分で自分を焼き上げて、それでコンガリ焼けた見事なトースト。
    表面サクッと。

    カプッとかじると、ムチュンと歯切れてムッチリとして生地が口に飛び込んでくる。
    仄かな塩の味わいと、焼けた小麦の甘さとバターの風味がフワッと。
    素材そのものも持ち味以外がせぬ潔さが、まずはゴチソウ。
    なにより素晴らしいのが食感で、シットリしている。
    みずっぽくはなく、あくまでシットリ。
    ペトペト粘ることもなく、けれどトロンとなめらかになり、スルンと滑ってお腹の中に流れこんでいく。
    食パンで作ったトーストとはまるで別物。
    フレンチトーストのような食感すら感じるステキ。
    コレで実際、フレンチトースト使ったらどれほどおいしくなるだろう…、ってウットリしながら食べ進む。

    一緒に玉子。
    玉子3個を溶きほぐし、テフロン加工のフライパンでシットリ焼きます。
    バターを溶かして、そこにジャジャっと流しこみ底から固まる玉子をパタン、パタンと畳むようにしながら焼きまとめていく。
    コレもバターを食べる料理だ。
    今日は大変…、午後から体を動かさなくちゃと思いながらも、見事にできる。
    イタリアンパセリを刻んでちらして、彩り、風味を明るくしてやる。

    ba15823c.jpeg一緒にクラムチャウダー、温める。
    キャンベルスープの缶詰のモノ。
    パカッと開けて牛乳入れて温めるだけという簡単。
    失敗するのがむつかしい手軽な料理でありながら、今朝は残念。
    トースト焼くのに必死になって、それで沸騰させてしまった。
    チャウダースープの表面に、ミルクの泡が固まってフワフワ浮かぶ。
    それもまたよし。
    失敗しても味はそれほどかわらない。
    じゃがいも、ホツホツ、ほっこりとした食べ心地…、お腹がやさしく満たされる。

    ところでうちのフライパン。
    ティファールのモノをずっと使っていたんだけれど、そろそろテフロン加工が駄目になりそうで、今朝の玉子は苦労した。
    今の家にやってきてからずっと使って酷使しました。
    そろそろ新しいのに替えてやらなきゃ…、ってそんなコトを思ったりする朝、日曜日。

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    ■ コメント一覧
    大阪人好みの分厚さ!
    東京と大阪では、好まれるパンの厚さが違うと聞きます。
    東京では6~8枚切りがポピュラーとか?
    大阪では、圧倒的に4枚切りトーストが人気です。
    この分厚さ、大阪人にとっては垂涎ものですね。
    高槻に住む私は、しかしながら、6枚派です。
    よしみんさん / 2011/05/28(Sat) / URL
    乳脂肪は肉アブラじゃない!筈(キボウ)!
    こちらのパン屋さん、
    フレンチトーストセットがありますね☆

    ウチもフライパン、買い替え時期です。
    どちらかお勧めありますか?
    マーブル加工にちょっと食指が動き中です。
    たばきちさん / 2011/05/28(Sat) /
    大抵は
    > よしみんさん
    たいていトーストを自分で焼くと、東京風でも大阪風でもなく、ロンドン風に12枚切りで焼いてしまうワタクシですが、さすがにこのパン。
    分厚く焼いてあげなくては勿体無いと思ってこういたしました。
    同じパンも、厚さが変わると味が変わる。
    オモシロイものです。
    サカキシンイチロウさん / 2011/05/28(Sat) /
    マーブルコート
    > たばきちさん
    そうなんですよ…、フレンチトースト。
    どれだけの乳脂肪分が体の中にはいるのか、それが心配ではありますが、おっしゃるとおり、乳脂肪は体の味方。
    そうかたくなに信じることにいたします。

    マーブルコートの深鍋を一枚使っているのですが、いいです。
    今度はフライパン、ソースパンとシリーズで揃えようかと考えているほど。
    ただ、重たいものですから気軽に使えるものではないことも確か。
    ちょっと思案してみようと思っています。
    サカキシンイチロウさん / 2011/05/28(Sat) /
    無題
    私は厚切りトーストが大好きです。
    それに、トーストにあまりバターを塗るのが好きではないので、このパン食べてみたいです。
    このお店、行かねばです!!
    lovekuma69さん / 2011/05/29(Sun) /
    エスプレッソも
    > lovekuma69さん
    このパン。
    絶品です。
    乾いているのにシットリとして、バターを塗ってもいないのにバターの香りと風味がシッカリ。
    早めの時間帯にいって、ココのトースト、あるいはフレンチトーストにエスプレッソ。
    そんな遠足もいいかと思いますね。
    サカキシンイチロウさん / 2011/05/29(Sun) /
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