サカキノホトンブログネバネバ冷麦、土曜日の朝

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ネバネバ冷麦、土曜日の朝

さて、土曜日の朝。

ネバネバ麺で粘り強さを体に入れる。
そんな朝にいたしましょうか…、とまずは具材をあれこれ物色。
ネバネバモノを引き立てる、食感たのしげなモノをいくつか。

まずはキュウリを角切りにする。
ちょっと細めで、けれどズシッと引き締まったキュウリを一本、三枚にして、それを今度は三ツ割に。
都合、９本の直方体にしたらばそれをタンタン、立方体に細かく切ってまず一種類。
きつねうどんように煮ておいた甘辛お揚げを千切りにして、ギュギュッと汁を絞っとく。
ふんわりとした食感のものが欲しくって、本当だったらここでなるとのような練り物を切るところ。
ところが残念。
今日は練り物が見つからず、それで薄焼き卵を作る。
作ってそれをシッカリ冷まし、タンタン切って、錦糸卵にしてつかう。

生の冷麦をザザッと茹でます。

タップリのお湯を沸かしてそこに、手でふりながらパラパラ入れる。
一旦、お湯の温度が下がってしばらくお鍋の底でひっそりしている冷麦。
くっつかぬよう、グルグルお箸でかき混ぜながら、お湯が再び沸騰するのをジックリと待つ。
この時間がちょっと緊張。
あまり時間をかけずに温度を上げるコトができぬと、麺がくっつき茹で上がってもハリがでない。
だから強火で容赦なく。
そのうちお湯が沸き上がり、お鍋の中の麺がクルクル、お湯が対流するのにのって踊るように上から下へ。
３分ほども茹でたらそれを冷水にとり、ザブザブ洗ってギュギュッとしめる。

ほんの少しのめんつゆ入れた器に絞った麺を盛って、すばやく具材を投入していく。
実は昨日、「もずくとめかぶ」というネバネバ天国のようなモノを発見し、それで今朝はネバネバ麺にしようかなぁ…、と思って買ってた。
それをトロンと麺のサイドに流し込む。
それから納豆、天かすパラパラ。
切ったばかりのキュウリにお揚げ、それから錦糸卵を散らす。
昨日、食べようかと買って忘れたイカそうめんをそっと置き胡麻をちらして出来上がり。
目に麗しき、ネバネバ麺の出来上がり。

七味唐辛子をパパっとかけて、まずはグルグル、混ぜあわせていく。

実は、納豆。
混ぜて食べるのが苦手でいつも、箸で持ち上げ口の中で粘り気を出す。
粘った納豆が吐き出す泡がきらいなのでありまして。
けれどなぜだか、こうした他の具材と一緒に合わせて混ぜると食べられる。
特にキュウリやタクワンを一緒にあわせて混ぜると糸もあまりひかない…、それを麺と一緒に食べる、その時だけは容赦なく、ずっとグリグリ混ぜあわせそれからズルンとたぐるとなんとも美味でございます。
今朝はそれにもずくにめかぶの粘りもくわわり、口の中がトロトロになる。
ツルンとかなり歯ごたえ、喉越しキッパリとした冷麦に、粘りがネットリしがみつきそれと一緒にタレがほどよく味わいになる。
めんつゆの味に、もずくのタレの酸味が混じってスッキリ、とても食べやすい。
ムッチリとしたイカの食感。
錦糸卵のフカフカに、お揚げのシットリ。
いろんな食感、味が混じって口の中がかなりにぎやか。
そこにシャクシャク、キュウリの青い香りと緑のみずみずしさが、口の中をスッキリたのしく洗ってくれる。
朝のたのしい、オゴチソウ。

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2011/04/30 (Sat) ボクツクルブレックファスト Trackback() Comment(0)

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