サカキノホトンブログニンジンたべるアサンドイッチ

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ニンジンたべるアサンドイッチ

朝、サンドイッチを作って食べる。

母から送ってもらった荷物の中に入ってたニンジン料理。
細切りニンジンがギッシリ。
最初はキャロットラペかと思ってた。
それを使ってサッパリとした野菜サンドもいいだろう…、と。
思って一口、味見をしたら…。
なんと、なんと。
ビリッと辛い。
ヒックリ返してみたらばゴロゴロ、赤唐辛子を刻んだモノが飛び出してくる。
軽く炒めてしんなりしてる。
炒め油は胡麻油にて、まさにニンジンナムルの風味。
とはいえ味のベースになってるうま味はチキンブイヨンの味。
韓仏合作的なる不思議な味で、ならばドッシリ味のサンドイッチを作ってやろう…、と。

まずは玉子を焼きました。
フライパンに溶いた玉子をザザッといれて、ブクブク、沸騰するのを待つ。
鍋底に触れた部分が程良く固まった頃合いで、ニンジン投入…、玉子の上にまんべんなくタップリのっけて鍋を左右に軽く揺すります。
フライパンの底から玉子が軽く剥がれてスルンと動く。
手首を使ってほぼ半分に、パタンと折って半月状に形を仕上げ、それからしばらくスルスル、鍋を滑らせる。

ほどよく中まで火が通ったら、火を切りしばらく休ませる。
パンを焼きます。
少々小さめの薄切り食パン。
コンガリ、けれどそれほど強めに熱は入れずに薄く焼き色付く程度。
今日のサンドイッチの主役は玉子。
それから中のニンジンで、だからそれらの食感をたのしむようパンの存在感を消す工夫。

パンの水分が吐き出され、甘い香りがしてきたところでトースターから取り出して、しばらく冷まして湯気を取る。
マヨネーズをぬり、薄切りキュウリ。
胡椒をカッカと砕いてちらし、そこにそっと玉子焼き。
スモークさせたペッパーハムをフワッとのっけて再びそこにマヨネーズ。
それからほんの少しのケチャップ、プチュっとやって風味を加える。
パンで蓋してザクッと切ったら出来上がり。

玉子の間にニンジンたっぷり。
いつもと違った断面で、食べるとクシュッとそのニンジンが前歯で潰れる。
その甘み。
辛味とそれから油の風味が、サンドイッチというよりもちょっとビビンパみたいな味がしてオモシロイ。
とはいえ歯ごたえ、香りはたしかにサンドイッチで、コツコツ、キュウリが歯切れてさわやか…、ハムのムッチリした食感と歯ごたえにぎやか、オゴチソウ。
今日はこれから部屋でじっくり、まとめモノ。

ところでこんな調査結果が出ておりました。

イギリスの科学関係のウェブサイト。
「T3.com」が、先日発表した過去５０年を代表する偉大な発明トップ１０。
結果がこれです…、オモシロイ。

1位：アップル社「iPhone」
2位：ソニー「Walkman」
3位：アップル社「iPod」
4位：マイクロソフト「Windows」
5位：アップル社「iPad」
6位：Youtube
7位：ソニー・ブラウン管「トリニトロン」
8位：Sky＋
9位：Facebook
10位：VHS録画機

たしかになるほど。
どれも身近で、たださすがにイギリスで実施されたアンケート。
８位にランクされている「Sky＋」っていうのは、英国で普及しているテレビ番組のオンデマンドシステムのコト。
それ以外はどれも身近で印象深く、中でもオモシロイなぁ…、と思うのが、YouTubeだとかFacebookだとか、いわゆる製品じゃなくて「ウェブサービス」が高い評価を受けているコト。
考えてみれば、ソニーのウォークマンだって「音楽を持ち出す」というライフスタイルを提案したから爆発的なヒットとなった。

ウォークマンのテレビCMを一枚、貼っておきましょう。

１９８７年の作品で、まさにこの年の１０月がブラックマンデー。
悲鳴を上げてたバブル景気が終わりを迎える寸前の、時代のムードが伝わってくる名CMと思いますです、なつかしい。

考えてみれば、iPhoneにしてもiPadにしても、ウォークマンのサービスモデルを発展的にブラッシュアップしたと思えば今さらながら当時のソニーって凄かったんだなぁ…、って感心しちゃう。
その勢いが、もしかしたらば今のアップルにあり、バブルの痛手からいまだに回復しきれていない今のソニーのさみしい現実。
日本人としてはあまりに残念、過去の会社にならぬよう…、がんばってって思う今日。

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