今日は一日、家で仕事と思っていたけど、ちょっと仕事でお外にで、涼しくなってきたからでしょうか…、人があまりに多くてビックリ。
オキニイリのタリーズえらんで、逃げんこんだ。
新宿の中にある穴場のお店…、新宿マルイカレン館の中にある小さなお店。
エスカレータで二階に上がり突き当たり。
表通りからは目立たない。
けれど不便な場所でもなくて、なのにいつも空いている。
商業ビルの洋服売り場の奥にある。
こんな場所に飲食店があるって思えぬ、意外性に満ちたロケーションが功を奏して?
座り心地のよい椅子がある。
ノンビリしながら考えごとをするのにピッタリ。
お店の人には気の毒だけど、このままずっと静かな店であってくれればいいのになぁ…、って思いながら今日もノンビリ。
アサイーソイベリーをかたわらに…。
アマゾンフルーツのアサイーの、力に満ちたコッテリ風味。
鉄の香りがほのかに漂い、体にいいぞとお腹の中から大声あげて元気づけてくれるような味。
そこにイチゴとラズベリー。
かつてはこれにヨーグルトと氷を足してジャジャっとブレンダーでミキシングしたシャーベット状の飲み物だった。
今では代わりに豆乳で、シットリ仕上げる。
そのまま食べると泥臭いアマゾンフルーツが、豆乳独特の青い香りで飲みやすくなる。
体に染み込むおいしい滋養。
喉にドロンと貼りつくような素朴な喉越し、それもゴチソウ、オキニイリ。
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そして家飯。
たまに食べたくなって、しょうがなくなる不思議な好物…、「かずのこ」でして。
例えばボクにとってのお正月は、雑煮でもなくお屠蘇でもなく。
おせち料理の詰まったお重の、ピンポイントにこの「かずのこ」がこころおきなく食べられる日…、って感じでさえある。
本当にたまに、無性に食べたくなってしまいます。
形が揃っているわけじゃない。
明太子でいうところの「切れ子」とよばれる形不揃い、ところどころがちぎれてしまった数の子で、けれど粒は揃ってる。
甘辛味のタレをタップリ吸い込んでいて、そのまま食べることができるのが便利なとこ。
噛むと最初は皮の部分の、切られまいって抵抗をする。
そこがサクッと歯切れると、甘辛ジュースがプチュっとでてくる。
それからカサカサ。
魚卵の粒が口にちらかる。
奥歯でそれがプチプチはぜる。
ときおりキュッキュッと歯の上すべると、首筋ちょっとくすぐったくなる。
歯茎とクチビルの間に魚卵の粒がこびりつき、それを舌でこそげとるのが好きだったりする…、なんとも言えぬオキニイリ。
母が送ってくれたおかずの中に入ってた冷凍牛肉。
それを使ってうどんを炊いた…、秋のはじまりの鍋焼きうどん!
まずは牛肉を熱湯かけて脂を落とし、チリチリさせる。
それを甘辛醤油で炊いておく。
袋に入った普通のゆで麺。
出汁をかつおでキレイにとって、そこに醤油と砂糖をいれる。
田舎の鍋焼きうどんは甘い。
甘いスープでグタグタになるほどうどんを煮こんで食べる、その食べ方をなぞりつつ出汁でうどんをクツクツ煮込む。
そこに茹でた白菜と、田舎のかまぼこ。
いれて再び炊きこんで、すべてに味が染みこんだ頃、煮込んだ肉をドサッといれる。
これも甘辛。
すき焼き味で、その甘辛が出汁にうつってますます甘くなっていく。
フウフウします。
冷たい食べ物、飲み物で冷めて傷んでしまった夏の体をこうして温め、修復してく。
体を中からあっためたなら、お風呂に入って汗をかく。
明日は月曜…、書物ひとつ終えたら早めにおやすみなさいといたします。
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