サカキノホトンブログトーストの朝

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トーストの朝

トースト焼きます。

サンドイッチを作るための、具材を買うのを忘れてた。
しかも昨日の鍋の量がかなりで、お腹の中がまだちと思い。
過食の週末でありましたゆえ。
そんなこんなで、コンチネンタルブレックファスト的なる朝にしてササッとすます、朝にする。
サンドイッチ用のパンよりちょっと厚めに焼けた、トーストブレッド。
トースターでまずは片面焼いてやる。

ウチのトースター。
縦置き、横置き、どちらの置き方もできる構造。
立てて使うと普通にトースターと同じの両面焼きになる。
けれど横にねかせて使うと、上面にしか火がつかず上火グリルのようになる。
庫内に結構高さがあって、だからピザトーストみたいな厚みを必要とする料理を作るコトもできる便利な構造。
重宝します。
でもって、片方をバリッと焼いたら取り出して、まだ焼けてない面の上にバターを一枚。
チーズを一枚、のっけて再びもどして焼いてやる。

庫内を外からボンヤリみながら、焼けていくのを観察します。
バターが溶ける。
チーズがトロンとやわらかになる。
そしてブクブク、パンの上で沸騰するように泡をたてチーズが焦げる香りを吐き出す。
バターが溶けてユックリパンに染み込んでいき、一旦、気配をなくしてしまう。
けれどパンの表面がみるみるうちに色づいてくる。
パンがまるでフライになってく。
そんなおいしい変容に、なんだかウットリしてきます。
チーズにキレイな焼き色がつき、パンの甘い香りがしてきて、さぁ、出来あがり。
お皿にのせて、いただきます。

泡立つおいしさ。
トースターからだしてなおも、バターがシュワシュワ、泡をたてます。
チーズもブクブク沸騰するのをやめぬ熱々。
フウフウしながらハフハフ食べます。
パンの甘みに乳製品の旨みが加わる。
同じお乳からできたモノでも、バターは甘みを発揮して、チーズは酸味に向かってく。
おもしろいなぁ…、味がこんなに違うんだ。
バターをグイグイ飲み込んで、中はシットリしてるのだけどその表面はサクサク、まるで揚がったよう。
チーズはネトッと糸をひき、歯にまとわりつきモチモチしてくる。
調味料でもあると同時に、具材でもあるチーズの魅力。
冷たいミルクと一緒に食べて、土曜の朝を呼んでくる。

ところで、このピザの写真。

ピザのトッピングとしてピザをのっけた豪華版というか、ハイカロリー版というか不思議なピザの写真でござる。
アメリカのコンセプトアートのデザイナーが新しいギャラリー完成を記念して、発注したピザらしく、そのギャラリーのテーマがコラージュ。
だからピザもコラージュしてみた…、って感じなのでありましょう。
ひとつひとつのピザのトッピングが、異なる文化圏を代表する食材を使って世界の多様性を表現したってコトなのだそうだけれど、まぁ、七面倒くさいコトは横において、これ、食べてみたい。
で、このピザが地元で評判になって、作ったシェフには是非定番に…、って依頼が殺到してるんだという、オモシロイ。

それにしてもこれ、かなりのボリューム感があるだろうなぁ。
アメリカという国。
健康的とかライト感とかって方向性で料理を作ると、へんてこりんで、味度外視の料理を作ってしまう国。
薄味じゃなく味がない…、とか、なんでも生で食べてやろうとか。
それに比べてハイカロリーな料理を作らせると、独創的で魅力的なる料理を次々作る。
頭で作る健康料理はやっぱりどこかへんてこりん。
アメリカの野生のココロで作る料理は、いきおいマッチョでオーバーカロリー的なものになってしまうんでしょう。
それでいいんだ…、それがいいんだって思ったりする。
今日は一日、あれこれ予定が目白押し！

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2010/10/02 (Sat) ボクツクルブレックファスト Trackback() Comment(2)

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無題

ご無沙汰してます。
重宝しそうなトースターですね！
もし良かったら機種など教えていただければ幸いです。

グリーンズさん / 2010/10/04(Mon) /

編集

おひさしぶりです

> グリーンズさん
おひさしぶりです。
これ、マルチシェフというメーカーの２ウェイトースターという商品です。
http://park5.wakwak.com/~nike/toaster_multichef.html
もう５年以上も酷使しておりますがまるでへたれず、一度も故障しない頑丈な作り。
ヨーロッパのモーターホテルなんかでは、コンプリの朝食会場によく置かれているようです。
値段もこなれておりますし、これで焼くトーストはワンクラスアップの味になると感じます。

サカキシンイチロウさん / 2010/10/04(Mon) /

編集

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