サカキノホトンブログトリオサンドにコーンポタージュ、日曜日

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トリオサンドにコーンポタージュ、日曜日

サンドイッチを朝作り、いつものような日曜の朝にすることにする。
２月も明日で終わりの今日…、まもなく春の、今朝のコト。

サンドイッチブレッドをまずはトースト。
近所のスーパーのＰＢブランド。
とても安くて、だからあんまりフックラしてたり甘くはない。
ザックリとした、多分、日本のスタンダート的にはロークオリティーというコトなのだろうけれどトーストすると不思議とおいしい。
小麦の香りがかなり強くて、甘みがうま味を邪魔しない、こういう安さはありがたい。

今日は３種類のサンドイッチを作ってみようと欲張った。
薄切りキュウリとロースハム。
ツナと茹でたじゃがいものマヨネーズあえ。
それからフックラ焼いた玉子焼き。
本当は、全部を一つに重ね合わせて分厚く作ろうって思いもしたけど、存在感がそれぞれ異なる具材同士がケンカするような気がしてそれで、三種類の別々サンドにすることにした次第。

キュウリのシャキッとみずみずしいのはいつもと同じ。
ロースハムはムチュンと歯ざわりやさしくて、塩にうま味がにじみだす。
茹でたジャガイモをマッシュして、ツナの缶詰と一緒にあえたツナペーストが、ムッチリとした肉感的な食感くれる。
マヨネーズを混ぜシットリ焼いた玉子にだけは、ケチャップほどこし甘酸っぱさに身悶える。
味わい、にぎやか。
食感、はなやかな朝のゴチソウ…、かなり充実した食べ心地。

ところでジャガイモ。
今年のジャガイモは出来があまりよろしくないのが結構、多い。
夏がかなり厳しかったから。
しかも冬に一気に気温が下がったから。
産地によっては雨が予想以上に多くって、それで中にスが入ったのがかなり多くて、ガッカリします。
今朝、茹でたのもそんなジャガイモ。
皮を剥き、悪くなったところをとったら三分の１くらいになった。
よく茹でて、お湯をこぼして最初は軽く粉ふきいものようにして水気を飛ばす。
そこにバター。
それからカルピスをちょっと入れ、練って練って粘り気を出す。
マヨネーズを入れすぎると、ジャガイモの風味や甘みが消えちゃうんです。
その点、カルピスは乳製品独特のうま味が、それをくわえた素材に味の深みと奥行きを与えてくれる。
今朝のツナペーストも、ツナのうま味に芋の甘み、それに酸味が混じりあい

一緒にスープ。
コーンスープをあっためる。
スープの王様はなんだろう…。
世界三大スープと呼ばれるスープはトムヤンクンにフカヒレスープ、それからボルシチ。
三大なんとかって言うのには必ずヘンテコリンなモノが紛れ込むモノ。
個人的なる三大スープはオニオングラタン、クラムチャウダー、そしてコーンポタージュになるかなぁ…。
なかでもコーンポタージュの、甘くて無条件においしいと思える味わい。
なにより昔から、洋食屋さんでスープといえばコーンスープだった時代を思い出し、不思議と体があたたかくなる。

今日のポタージュは粒コーン入り。
チルドで売ってる、だから賞味期限は短いけれどとてもフレッシュ。
粒々コーンもかなりタップリ。
ちょっと一手間。
スープの中に裏ごしをした茹でたジャガイモを混ぜあわせ、塩でちょっと味整えた。
トロリと粘りが強くなり、コーンチャウダーみたいな食べるスープになっておいしい。
サンドイッチとの相性も、ほどよく朝のオゴチソウ。

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