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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    おむす人で朝でござんす…、テクリと歩いて四ツ谷の駅前。
    5843f47d.jpeg看板の写真を撮ろうと空に向け、カメラを構えると空が青くてドキリとします。
    レンズの都合もあるのだろうけど、濃くて深くて、空と言うより海が頭の上にあるようなコッテリとした青色に、今の季節の空はこんなに深いんだ…、ってしみじみ思う。
    お店に入ると空の青さに慣れた目が、一瞬、暗いと光を探る。
    光を弾く白い壁に、いつもは明るく感じる照明だって決して節約している訳じゃないのにあまりに表が明るく感じてそれで…。

    4802a597.jpegおはようございます!ってお店の人の元気な声で、気持ちがなんだか明るくなって、お店の中もキラキラしてきた…、救われた。
    それにしてもこのお店。
    朝の時間をがんばっているお店のスタッフのおばさま3人。
    いつもおんなじ顔ぶれで、みんな仲良く、ニコニコしながら働いている。
    弁当作ったり、揚げ物揚げたり。
    当然、みんな一斉におむすびをむすびはじめたりとずっと両手を動かしている。
    分業の中、互いが互いに指示出しなんかをするのだけれど、いつも敬語で「そろそろ揚げ物お願いします!」と、聞いててとても気持ちいい。

    おむすび2つ、作ってもらう。
    全部で50種類ほどのおむすびのメニューがあるここ。
    昔は何にしようか来る度、迷ったモノでありました。
    けれど最近。
    まず一個はかならず「梅とおかかのおむすび」をたのむことに決まってきました。
    昔、母におむすびを作ってもらったときには一番嫌いな具材が梅干しだった。
    酸っぱくって、贅沢感がまるでなく。
    鮭やタラコのときには気持ちがあがったモノでありましたけど、「今日は梅干し?」なんてブーッと不平不満を言ってたものです。
    それが最近、梅の酸っぱさ…、つまり昔ボクが嫌いだった梅のあの酸っぱさが恋しくて、お店のレジの前にたって一番最初に出てくる言葉が「梅とおかかのおむすびお願いいたします」。
    おいしい朝を呼びこむ呪文のような一言。

    69f9b8d8.jpegココの梅は酸っぱくて、けれど味わい深くてうまい。
    そこに醤油をまぶした鰹節の海の香りとコクと風味が口に広がる。
    お腹の中もツバが滲んででてくるような、そんな味わい。
    オゴチソウ。

    それからもひとつ。
    タラコと明太子のおむすびにする。
    タラコも明太子も魚卵であります…、なのになんでこれを一緒に具にするんだろうとはじめてこれを食べたときには怪訝に思った。
    辛いのか、辛くないのかどちらか一つで十分なのに…、って。
    ところがこれ。
    タラコは焼いたタラコでホツホツ。
    乾いた食感が軽快で、なのに一方の明太子の方は生のまんまでネットリプチプチ。
    同じ魚卵もその状態が変わるとまるで違った食材になっていく。
    その両方が一度に口にやってくる、なんともたのしいゴチソウなのでありまして、それから一時期、かなりハマってこればかり。
    魚卵ばっかり食べちゃ人間、ダメになる…、ってしばらく我慢をしていたけれどひさしぶりに食べたらやっぱり、これはおいしい。
    最初は生でトロンとしていた明太子が、徐々に熱々ご飯に触れてミディアムレアになっていくのがまたオモシロク、一口、一口大切に時間をかけて味わった。

    生姜醤油に浸け込まれネットリ芯まで味を飲み込みパリッと揚がった鶏の唐揚げ。
    シットリとした甘い卵焼き、揚げたウィンナのパキッと歯切れて、中からプチュンと肉のうま味が滲み出してくその独特の味わいにウットリしながらパクパク食べる。

    ところで昨日の朝もタラコのパスタ…、魚卵は痛い病気をつれてくるのでしばらく避けていたのだけれど、食べ始めるとなんだか続く、不摂生をたのしむ春の予感にかつて一世風靡した、タラコの歌がぐるぐる頭を回ります。



    ちなみに家に帰れば昨日使い残したタラコがまだある。
    あれを使って今晩は料理をつくるか、どうするか…、献立決めようと思いはするけど、尚も頭に「タラコタラコ」と音がする(笑)。
    さてさて仕事といたします。

     

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