ランチを食べようと表に出て、おそろしいほどの暑さにビックリ。それで近所にいたしましょうと、尾張屋にくる。
四谷三丁目の角にある、尾張屋という名前の通り、きしめんがおいしいお店。
スベスベしていて、ペロペロ、唇をなでて口に飛び込んでくる、その食感はまさに夏向き。
お店に入るとさすがにこんな暑さです。ガラリと静か。
表を通る人たちもまばらでしかも、日陰を選んで足早に目的地へと向かってく。
冷やしきしめんを選んで食べる。
和風の麺店にしては珍しい、四角いガラスの器に入ってやってくる。
しかも器の一角には千切りキャベツが山盛りで、甘辛に煮たおあげとカニカマ。ワカメに茹でたいんげん豆と、麺の存在が希薄なひと皿。
まるで和風サラダを食べてるような気持ちがしてくる。
タレは上等な和風出汁。枯節系に独特の、焦げが香りが香ばしく、そこにマヨネーズだとか千切りキャベツを和えたドレッシングが混じっていろんな味がする。
麺はムチムチ。灰色がかった小麦色した幅広麺で、噛むとほどよき噛みごたえ。
大根おろしにすり生姜。大葉にきゅうりと、香りの強い薬味がわりになる野菜たちが、一口ごとに異なる味の印象つくる。
かなりタップリの千切りキャベツをまずはムシャムシャ食べながら、体によさげでオキニイリ。
上天丼をたのんで友人とふたりで分ける。
これがかなりの上等で、エビが3本。しかも尻尾までもが大きく立派なムチムチ海老で、衣は正直。薄衣。
ご飯は固めで、タレは甘みがやさしいドッシリとした出汁の味。
すべてがボクの好みの出来栄え。きしめんのタレと同じく、焦げた香りと軽い渋味の出汁がおいしい味噌汁に、べったら漬でお腹が満ちる。
冷たい水をごくりと飲んで、意を決します…、外にでる。
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家に帰る途中で体を潤しましょう…、と、1軒隣のドトールコーヒー。
もう二年ほど、ヨーグルンは登場しない。オキニイリだったのになぁ…、再登場できない何か理由があるんだろうか。
食品添加物なんかの問題だったら残念だなぁ…、って思いながら、その代わり。
フローズンマンゴーヨーグルトを飲んでお腹をさっぱりさせる。
シャリシャリとしたマンゴー味のシャーベット。ポッテリとしたヨーグルトの相性がよくて、体がシャリッと冷えるゴチソウ。
プレミアムコーヒーで作ったアイスコーヒーは、フルーティーな香りがおいしくオキニイリ。家に帰って仕事する。
ちなみに今日のテーマソングを「新宿ダダ」にすることにした(笑)。
あまりの暑さに、もう、どうにでもなれ!って、捨て鉢感が高まって、こういうヤサグレソングで元気を出さなきゃどうにもやっていけない。そんな今日。
1977年のヒット曲。
まだ東京に出てきたてのボクが「銀座NOW」って番組で、これを聞いたときにはのけぞるほどの衝撃で、田舎からとんでもない街に出てきちゃったぞと、思ったものです。ナツカシイ。
それにしてもこの突き抜け感。元気がでます。練習をしていつかカラオケでお披露目しようと思うなり(笑)。[4回]
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