夜は会社の連中と、一緒に焼肉…、四谷三丁目の「山星」にくる。
炭火焼肉の名店で昔、かなりのヘビーローテーションできていたんだけど、他に行くべきお店が次々できそれでご無沙汰してます、ひさしぶり。
カルビやロースがおいしいお店で、特に塩モノに自信がある。
昔、ボクにとって焼肉と言えば「肉」を焼くこと。
けれど最近、内臓モノにココロ奪われホルモン焼肉系のお店に浮気をしてた。
ひさしぶりのこのお店…、スタッフさんが入れ替わっててホールの女性スタッフがとてもにこやか、明るいお店になっていた。
山星サラダっていうサンチュやレタス、ネギを使った叙々苑的なサラダをたのむ。
油控えめ。
牛骨スープがみずみずしくて、サラダというよりおひたしみたいな味わい、食感。
たった200円で野菜倍増の大盛りサイズになるというので、大盛りたのんでシャクシャク食べる。
野菜ではじまる焼肉の夜。
健康的!って勝手に悦にいってコレ。
塩カルビの盛り合わせというココの名物。
鶏と豚、それに牛のカルビばかりを盛り合わせにした、たのしい料理。
カルビと言ってもその持ち主が変わるとこんなに味わい変わる。
サックリ歯ぎれる鶏カルビ。
ムッチリとした牛の脂のおいしいコトにウットリしつつ、けれどやっぱり一番おいしく感じたのが豚カルビ。
脂がプチュンと甘くて旨い。
炭の香りであぶられて、こうばしくって脂をこんなに含んでいるのに脂っこさを感じぬおいしさ。
普通、焼肉屋さんで塩と言えば牛タンばかりを売ろうとするけど、塩でやいておいしいモノは別にタンばかりじゃないんですよね。
塩焼きモノがおいしいお店はお酒が進むというけれど、ココもお酒をおいしく感じる。
それからホルモン…、小腸、それからハチの巣を焼く。
どちらもタレ焼き。
脂がブクブク沸騰するように焼けていく、つやつや輝く小腸がよじれながら焼けていくのをみるとよだれがすでに湧く。
クニュクニュ、初めて食べた時にはいつ飲み込めばわからずビックリしたものだけど、食べなれたらばもう止まらない…、なんで今までダメだったんだろうって自分で自分を反省するほど、今となってはオキニイリ。
あらかじめ熱を加えて下茹でしている、タレでしっかり揉まれたハチの巣。
焼くとたちまち炭でコンガリ、焦げ目がついて「食べて!食べて!」と叫び始める。
口に含むとムチュンとネッチリ。
ヒダヒダ部分が舌にはりつき、キスしてくるような肉感的。
ほんの少しの泥臭さと、それを打ち消すしっかりとしたうま味の間で、奥歯が蹂躙されるよう。
それからここの名物の〆。
牡蠣の石釜ご飯を食べる。
冷凍の牡蠣。
そらから牡蠣のエキスが入ったスープで炊いたご飯にバター。
バチバチ音をたてテーブルにやってきて、しばらく待つと焦げた香りが立ち上がる。
そこでグルンとひっくり返すと、下からキレイなオコゲができる。
とはいえスープをタップリ含んだお米でだから、バリバリ奥歯に貼り付くほどは乾いていない。
カラメル風味の炊き込みご飯。
牡蠣もプチュンとみずみずしくて、一緒についてやってくる牛骨スープと一緒に食べるとバタークッパのような味わい。
お腹がやさしく満たされる。
網交換のタイミングとか、お皿を下げる時の笑顔に一言そえてくれるサービス。
サービスがいい焼肉屋さんに出会うと、なんだか時した気持ちになれる…、元気をもらって、さぁ、ねましょうか…、明日は早起き出張す。
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