今日は一日、新宿から四ツ谷の間を行ったり来たり…、ランチの時間が四谷三丁目の駅だった。
それでそうだ。
お好み焼きを食べましょう…、と。
それで「わいわい」。
広島風のお好み焼きの専門店。
夜は鉄板焼きのメニューも揃ってて、居酒屋使いができる店。
気軽な雰囲気。
気取らぬおじさんがひとりでお店を切り盛りしてる。
もう相当長い間、ココでやってるはずで、なのに作業が初々しい。
手際テキパキといかないところが素人臭くてハラハラしちゃう。
とは言え最後はキチッときれいにきめて、キレイなお好み焼きに仕上がってくからいいんだけれど。
それにそのおじさんが、愛嬌のある姿形でかわいらしくて見入ってしまう。
それもゴチソウ。
そんな店。
昼は飲み物がおかわり自由というコトで、なんてこたない。
入り口近くのテーブルの上にペットボトルの烏龍茶だとかジャスミン茶が無造作にドンッと置かれて、周りにグラスと氷が並ぶ。
それを自由にセルフサービスで飲んで頂戴って、まるで飾りっけのないところがまたいいとことでありましょう…、おなじみさんはみんな自然にカウンターにつく前に飲み物とって座ります。
メニューはお好み焼きとソース焼きそば、塩焼きそばの三種類。
お好み焼きを選びます。
これから焼きますから、ちょっと時間をいただきますネ…、と。
急ぐ人のために焼きそばをメニューにいれたんけど殆どの人がお好み焼きをたのむんだという。
そばの量を1人前、1.5人前、2人前から選べるようになっていて、しかもトッピングがひとつ選べる。
餅とか玉子ダブルだとかといろいろあるなかで、やっぱりイカ天。
それを選んでそばは控え目、1人前でたのみます。
使い込まれた鉄板に、生地を薄ぅくクレープ状に丸く焼き、そこに粉かつを。
タップリほどこしキャベツとモヤシをどっさりのせる。
キャベツの山の上に豚のロースをペロリ。
それから追加トッピングのイカ天をちぎってのせて、とろろ昆布をそっとのっけてジンワリ熱を通してく。
これからボクはこんなに沢山のキャベツを食べることになるんだってなんだかウットリ。
広島のお好み焼きって粉物料理じゃなくてこれは野菜の料理。
そんなことを思いつつ、ぼんやりキャベツがシンナリしてくるのをみてると次々、お客様がやってくる。
不思議なコトにみんなイカ天追加のお好み焼きをたのんで待ってる。
スマフォや携帯みながら待ってる姿…、一昔前ならば雑誌やスポーツ新聞をみながら待っていたにちがいないのに、今や時間つぶしの王様は携帯コンテンツになっちゃった。
電車の中でもふたりに一人くらいの割合で、携帯端末をみているものね…。
細い中華麺を焼き上げソースで味付ける。
ココの中華麺がほんとうにおしいのです。
細いクセしてバッサリ歯切れが爽快で、口の中でコロコロちらかるようなハリがある。
キャベツののった生地をクルンとヒックリ返し、ジュウジュウ押し付けキャベツをシンナリさせていく。
あれだけ多くのキャベツのかさが驚くほどに減ってぺしゃんこ。
それを中華麺の上に乗っけてなじませたらば玉子をパカンと一個割る。
鉄板の上で目玉を潰して、薄焼き玉子のようにして、そこにお好み焼きを乗っけてペトンとひっくり返す。
このひっくり返す作業がいつも、恐る恐るでみているこっちがハラハラしちゃう。
けれどさすがにいつも作り続けているからなのでしょう…、キッチリ、ペトンとひっくり返り思わず安堵の溜息がでる。
臨場感満点なお好み焼きができてく様を、みずしてココに来る価値は無し…、ってボクは力説したいほど。
ソースを塗ってさぁ、どうぞ。
カウンターにはソースや七味、細かな出し口の容器に入ったマヨネーズなどがおかれていてささっとマヨネーズで模様を描いて、さぁ、食べよ。
シットリ焼けたキャベツがとてもみずみずしくて、しかも甘くてザクザク歯ごたえ、健康的。
生地はほんの少々で、タップリのキャベツと一緒に焼きそば食べてる。
そんな感じがしはするのだけど、でも舌はお好み焼きを食べてる実感にウットリします。
コテで切ってそのままハフっと口に含むとソースの風味がなんともおいしい…、ほどよき昼のオゴチソウ。
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食事を終えて、ちょっと喉を潤したくて、それで近所のカッフェベローチェ。
アイス抹茶ラテをたのんだ。
ココで一番好きな飲物。
と言うか、これを飲むためにココに来るって感じのかなりのオキニイリ。
ファストフードの抹茶ドリンクは最初から甘く味がついてるところがほとんどなのです。
抹茶の粉をあらかじめ、水やミルクに溶くとそのうち分離してくる。
それをなんとか安定させる状態にするため砂糖を使うのですね。
昔、缶コーヒーがみんな砂糖入りだったのも同じ理由でだからほとんど甘いお抹茶。
ところがここの抹茶ラテは、甘くなくってとても濃厚。
ポッテリとした重たい喉越し。
甘くないのに、お茶そのものの抹茶をほのかに感じるほどのコッテリ味。
抹茶アイスクリームが溶けたモノから甘さをひいた。
乳脂肪をタップリつかって、粉を安定させているのか、後口とてもクリーミー。
不思議なほどに満腹感を感じるドッシリした飲み心地…、飲むデザートって感じでざる。
ところでコレ。
抹茶オレじゃなくて抹茶ラテなのでありますね。
オレはミルクとドリップコーヒー。
ラテはミルクとエスプレッソで、抹茶をコーヒーにたとえるならば、確かにシャカシャカ作るからエスプレッソにあたるのかなぁ…、って思ったりした、オモシロイ。
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