やっぱりとんちゃんのテンジャンチゲを食べたくなった、日曜日(笑)。
これから夏に近づいて、どんどん暑くなってくとますますもっとテンジャンチゲを食べたくなるに違いない。
スンドゥブチゲにあるくどさ、キムチチゲを特徴的にしている酸味、ユッケジャンにある容赦無いほどのコッテリ感を持たぬ素直でやさしいうま味。
「味噌チゲ」だとか「韓国風の味噌汁鍋」とかって言い方をするお店があるほど、おそらく日本の味噌汁に似た、ずっと食べ続けても飽きない魅力をもっているのに違いない。
それで今日もテクリと歩き、やってきました、お店に入るなりメニューもみないでキリッと一言「テンジャンチゲの定食下さい」と声も高らかに宣言します。
昼からサムギョプサルを焼くうら若き、女性のグループ客が奥で酒盛り。
日本は女性で動いてる(笑)。
特に韓国料理のような特徴的な専門料理は女性の力でグルンとまわる。
そうそう、ココには野菜畑のような冷蔵ショーケースがある。
湿度を保つために水蒸気を吐き出すパイプの下にズラッと葉っぱ野菜の盛り合わせ。
サンパと呼ばれる、葉っぱで肉やおかずをご飯と一緒にくるんで食べる食べ方を、提案してて、それを目当てにワザワザやってくる人が結構いるような。
何軒かあるこのとんちゃんの中でもそれを提供しているお店はココだけ。
そんなお店が近所にあるって、なんだか得した感じになります。
とは言え…、
今日の目的もテンジャンチゲで、おかずを食べつつ待っていたらばやってくる。
おやおや、今日のテンジャンチゲ。
いつもよりもちょっと赤みがかった鍋の表面。
赤唐辛子の粉がプカプカ浮いてるようで、いつもよりも今日は辛いか!とちょっとワクワク。
身構える。
スプーンで鍋の中をグルンとひっくり返すと、いつも以上に具だくさん。
特に豆腐とジャガイモの量が多くて、それらに混じって青唐辛子やイリコにネギ…、うま味、辛味をスープに吐き出す素材タップリ、ハフっと食べる。
やっぱり辛くて、汗が噴き出る…、いつも感じる青唐辛子のツンと脳天突き抜ける鋭い辛さの他にもドッシリ、舌にはりつきそのまま汗の種になる赤唐辛子の辛味も強烈。
豆腐の熱さが芥子の辛さを引き立てて、舌がビリビリ灼けるよう。
これが韓国料理の醍醐味かもねと思いながら、ご飯と一緒にハフハフ、パクパク、一口ごとに体の中を熱いエネルギーがかけ巡るような気持ちになります…、元気がでます。
今日のおかずの中でもひときわ、小松菜の白和えともやしのナムルがおいしくて、辛さにつかれた舌やお腹を癒すためにもバクバク食べたら、お皿がすぐに空っぽになる。
それを見つけてお店の人がすかさずお代わりもってくる…、この韓国的にニッコリしました、お腹も満たされ、さぁ、帰る!
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