四ツ谷三丁目というボクの街。
つくづく不思議な街だなぁ…、って思ってしまう。
四ツ谷でもなく、新宿でもない。
けれどここから四ツ谷がはじまり、その反対側に向かっていけば新宿がはじまるという場所でもあって、オフィス街なのかと思えばかなりの人が住んでいる。
古くもあって新しくもあり、都会でもあり田舎でもある。
気持ちの持ちようでその様相と特徴を変える街ってそうそうなくて、住んで4年近くがたとうとしているけれどまるで飽きない…、オモシロさ。
そんな街にピッタリの、新しくも古臭くもある「弁天庵」にて、今朝の朝餉を。
卵焼きに納豆。
山芋とろろとオカズふんだん。
ご飯に昆布の佃煮に、焼き海苔がつき一揃えという、オキニイリの一品味わう。
熱々、フックラしっとりしてる卵焼き。
そのまま食べてもみずみずしくて、それをお蕎麦の上に乗っけてしばらく置くと温かくなり、しかも出汁をタップリ吸い込んで玉子自体がプルプルになる。
スベスベとした山芋とろろ。
納豆には佃煮昆布を混ぜあわせ、ズルンと食べる…、オゴチソウ。
自分で料理を取りに行くのがココのルール。
先払いのレシートに印刷された番号を呼ばれてそれで取りに行く。
なのだけれど、今朝、ボクの前にやってきていたおじぃさま。
ちょっと歩くのが難儀なようで、注文をして座りやすいお店の奥のベンチに座る。
しばらく待って料理ができて、それをお店の人がワザワザ運んで届けてあげていた。
こうしたところ…。
誰が決めたわけじゃないんだろうけど、大人が働くお店ならではの心遣いにニッコリしました。
最近、白米ご飯は控えめにと、それでご飯は控えめご飯にしてもらう。
その分、そばでお腹をたのしく満たせますゆえ…、そばにはタップリ、ちょっと多めに七味をほどこし、朝のお腹にガツン!と元気をくれてやる。
途中でパラリとお蕎麦に海苔をちぎってちらし、出汁でトロンととろけて蕎麦にからみつくのをたのしんだ。
弁天様は今日もゴキゲン…、ボクも一日ゴキゲンに!
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それから地下鉄で2駅移動で新宿三丁目にやってくる。
今日は三丁目つながりの朝であります…、オモシロイ。
仕事の前にちょっと一息。
コーヒーをどこで飲もうか、ちと思案。
駅の近所にはテラスが明るいスタバが一軒。
ビルの中には日本唯一のブラックエプロンのスタバもある。
BUNって昭和の喫茶店の、朝からコッテリした雰囲気も捨てがたくそこの甘いアイスコーヒーで朝の体を潤そうかと思いもした。
けれどそこはタバコ天国。
タバコの匂いをさせながら打ち合わせの場所に行くのもちょっと…、と思って今朝は遠慮した。
それでセガフレ。
窓の大きな明るいお店でそこでカフェラテ。
トロンとポッテリした喉越しで香りも豊か。
砂糖を入れなくたって甘みを感じる味わい濃厚…、けれどあと口スキッとしてる。
朝の喉にピッタリとくる。
いつもは静かなお店なんだけど、今日は不思議なほどににぎやか。
イタリア系の観光客…、それが真性LEONなおしゃれオヤジばかりの4人グループで、エスプレッソを片手に朝から大いに喋り、大いに笑う。
そのかっこ良い景色の手前で、ベンチャー系のにぃちゃん経営者たちの交流会が繰り広げられているという、なんとも不思議で奇妙な光景。
新宿っていろんな人でできてるんだなぁと実感しながら朝が来た。
[3回]
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