今日のお昼も「とんちゃんのテンジャンチゲ」を食べようか…、って。
そう思って家を出たんだけど、さすがにちょっと脳がない(笑)。
だって先週で3週間連続で同じお店で同じ昼…、今日食べたらばほぼ一ヶ月同じサンデーランチとなるとこ。
まぁ、それはそれでオモシロイんだけど、おなじご近所さんの他のお店にも行ってあげなきゃ…、と、それでどこにしようかと、思って思い浮かんだのが「妻家房」。
ははは、やっぱり韓国料理のお店でござる。
気のきいた飲食店に事欠かない四谷三丁目という街でも多くのお店が日曜定休をとる…、年中無休はチェーンストアか韓国料理のお店だったりするのであります。
お休みの日もほどよくにぎやか。
近所の人たちがメインで空気もほっこり、おだやか。
料理をたのむとテキパキ。
テーブルの上におかずが並ぶ。
白菜キムチに菜っ葉の煮物。
いつもはこれにカクテキがやってくるんだけど、なんと今日はニンニクのキムチがゴロゴロコロン。
カリッと齧るとまだみずみずしく、ビリッと辛い。
赤唐辛子の辛味でもある。
けれど、ニンニクのカーッと喉の入り口が熱くなるような生ニンニクの辛味がズッシリ。
日曜の昼。
人に会うような予定もないから、心置きなくニンニクを、パリポリ味わうコトができるけど、全部食べたら大変なコトになるんだろうなぁ…、って。
思ったりした、それもよし(笑)。
すべての素材に別々に味をほどこし、それをサッとあわせて食べる本格的なるココのチャプチェ。
春雨を使ったまるで温サラダのような料理で、けれど固めに茹でた春雨がゴリッと歯切れて、ネッチリ歯茎にからみつく肉感的なるたのしい味わい。
そしてメインは今の季節の料理という「鯖の韓国風煮物」。
韓国の人は鯖を本当によく食べる…、生干しにして焼いてキムチチゲと一緒にご飯のお供にするのが多いのだけど、キムチと一緒に煮る食べ方もなかなか旨い。
しかも古漬け…、かなり酸味の強い白菜を出汁でクツクツ煮込んだモノがトロンと芯の部分はなめらか、葉っぱの先はシャキシャキしていて酸味の影から甘みがストンとやってくる。
辛味もしっかりしていてけれど鯖のうま味がドッシリとすべての味を支えて旨い。
ただ鯖の中に小骨がかなり残ってて、「細かいコトはケンチャナヨ!」ってコトでしょうか…、ご飯をお供にパクパク食べて、海苔のスープで口とお腹をやさしくなだめる。
辛いくせして汗をかかない料理でお腹を満たす、オモシロイ。
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そして夜…、軽くお腹を癒しましょうと、友人からもらった「水前寺のりそうめん」を茹でておいしく味わう所存。
生のりを混ぜて作った緑を帯びたそうめんで、オモシロイほどハリがありバサバサ、あたかもアルデンテのパスタを食べてるみたいな食感、おもしろき麺。
タレは大根を半本すって、それをギュッギュと搾ってでてくる汁に白出汁、塩をくわえて味ととのえてそれで味わう。
大根の甘みと辛味に出汁が混じって、なんともスキッと爽快な味。
搾って残った大根おろしを溶かして食べると、辛味がビリッとまして鼻からツンッとしびれが突き抜ける…、お腹の中が燃えて消化が進む感じににっこりしました、日曜日。
[3回]
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