蕎麦を食べに行きましょうか…、と「つぼみ家」に。
散歩にほどよき距離にある店…、新宿通りをテクリテクリとのんびり歩き四谷三丁目の交差点をこえ、しばらく行くと通りを挟んだ右手にフルーツパーラーフクナガがある。
あぁ、今の季節のパフェ何なんだろうって思いながらしばらく行くと、この店がある…、平日は朝早くから夜遅くまで頑張るお店。
今朝も朝からかなりのにぎわい…、気持ちがあかるくなっていくのがありがたい。
まずはそば…、茄子の天ぷらをのっけた蕎麦をたのんで食べる。
食券買ってそれをカウンターにおいてお願いしますと言う…、かけ・ひや・せいろの三種類が用意されてて好みを選んでいうのだけれど、何も言わずに迷っているとお店の人が「ひやが一番おすすめですよ」とすすめてくれる。
氷をタップリ浮かべた水でキリッと冷やして鉢に盛り、そこに冷たいタレをたっぷりかけて味わうぶっかけスタイル。
コツッと歯ごたえたくましい四角い断面の蕎麦の食感、冷たくしても雑節や昆布の旨みがドッシリとした出汁との相性すばらしく、たしかにおいしい。
大根おろしにほうれん草、ネギにワサビが彩り添えてズルンとすすると味わい鮮やか、お腹がスキッと目を覚ます。
茄子の天ぷらはサクッと衣が軽い仕上がり…、硬く仕上がる天ぷら衣を、薄くまとわせ揚げている。
だから茄子を衣が邪魔せずに素揚げのような食感でもあり、茄子がジュワッとみずみずしくて、香り豊かで甘くて旨い。
ワサビの他に、粗塩だったり胡麻や生姜と調味料や薬味が沢山そろってて、生姜と胡麻をタップリ散らして食べるとまるで、茄子の揚げ出しみたいな味わい。
熱い天ぷらと冷たい蕎麦が口の中で一つに混じって、なんともたのしい。
それにしてもココの出汁。
何度食べても感心できるおいしさで、氷水をもらってゴクゴク飲み干した。
それからおむすび、ひとつもらった。
鮭と胡麻昆布の2種類あって、ここでは必ず胡麻昆布…、自家製なんでしょう、ハリのある昆布を甘く煮付けたモノに胡麻がタップリ。
風味豊かで味わい深く、しかもそれがドッサリ入って、ちょっと力をいれて掴むとボロッとほぐれて中から昆布が飛び出すほど。
ラップで包まれ、どうとぞそのまま手渡され、ラップをペロンと剥がして食べるというとこが、手作りっぽくってなんだかたのしく、しかもおいしく、見た目以上にドッシリ、ボリュームタップリで、これだけ食べに来てもいいかと思ってしまう。
オキニイリにて、また来よう!
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