おむす人で朝をとります。
なんだかとても久しぶり。
四ツ谷の途中下車の機会が最近少なく、たまに下車した駅の中にできた他のおむすび屋さんにちょっと浮気をしてた…、だからかなりのひさしぶり。
ごめんなさいねとココロの中でいいながら、やってきたらばお店の人は昔と変わらず。
いつものおばさんがニコニコしながらお店の中で働いている…、それがなんだかウレシクて、スキップするよな気持ちでお店の中にニッコリ、入ってく。
おむすび1個。
おかかと梅の縁結び。
二種類の具材を一緒にむすぶおむすびのコトを彼らは「縁結び」と呼ぶのであります。
なかなかステキ。
鮭にイクラで親子の縁とか、生の明太子と焼いたタラコの魚卵の縁。
いろんな縁があるなかで、ボクが一番好きなのが梅とおかかで、特に最近、本当においしく感じるゴチソウ。
きっぱり酸味が強い梅干しが、唾液を容赦無く絞り出しお腹もゴクリと動き出す。
パラッとほぐれるご飯粒。
手でつかみあげ、口の運ぶ寸前まで互いに離れるものかとシッカリくっついている、ご飯の粒が口に入った途端にハラリとほぐれて散らかる。
縁あって、一緒になったお米同士が、ボクの中にて新たな縁をボクと結んでちらかりお腹の中に転がり込んでいくこのステキ。
何度食べてもココのおむすびは潔い。
おしゃれだとか、今っぽさとはまるで無塩の昔ながらの、お腹を満たすためのゴチソウ。
一緒におかずセットをもらう。
鶏の唐揚げ、揚げソーセージ、それから甘い卵焼き…、このままお弁当箱に詰め込みどこかに行って空を見ながら食べたくなっちゃう。
一緒に味噌汁をもらって食べます。
ちょっとお腹が冷たく感じ、体にうるおい欲しくもあった、それで注文。
お揚げにワカメ、それからネギが入った出汁のおいしい味噌汁…、テイクアウトでもっていけるよう豆腐のような壊れやすいものを使わず作った、けれどお味噌がタップリ入ってて旨み、風味もずっしり、濃厚。
オカズがなくてもおむすびと、この味噌汁で十分食事が完成しそうな、そんな味わい。
ゴクリゴクリと飲み食べる、お腹の中から体がジンワリあったかになる…、さてさて仕事にまいりましょう。
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