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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    東京まで帰ってきて、ちょっと勉強。

    sr.jpg典型的なるチェーン居酒屋の現状を、勉強しましょう…、と、それで白木屋。
    家の近所にある一番、一般的なチェーン居酒屋といえばココしか無いのでございまして、それでやってまいります。

    サイゼリアのあるビルの地下1階。
    目立たぬ場所で、それほどこんではないだろう…、って、思ってきたらばそこそこにぎやか。
    ビックリします。
    考えてみれば今日は給料日後の金曜。
    しかも月末。
    4月はじまりの企業において、半期が終わった日でもある。
    そういやここ数日、道路が車でこんでて大変だったんだよ…、って友人もいう。
    ボクらの後も、次々お客様がやってくる。
    にぎやかなコトも居酒屋の、大切な雰囲気のひとつであります。
    いい感じ。

    飲み物たのんでお通しがくる。
    茹でた枝豆。
    蕎麦を茹でるときのテボウにいれて、これが見事につやつやしてる。
    ホツホツとした程良く茹だったたのしい食感。
    プツリプツリと鞘から豆をはじきながら食べると時間の間がもてる。
    居酒屋のとりあえずには程よきお通し…、へんてこりんな出来合いの料理をだすより気がきいてるなぁって思ったりする。

    68e53307.jpgそれにしても枝豆。
    アメリカ界隈のおしゃれなダイニングバーなんかでは大人気。
    一説によるとジョージ・クルーニーが冷えたシャブリと一緒に枝豆を食べるのが好きって言った、というので流行ったという話。
    料理の名前もズバリ「Edamame」。
    テリヤキ、スシ、テンプラについで英語化しちゃった日本の料理の一つでござろう。
    オモシロイ。

    あれこれ気になる料理をたのむ。

    最初にやってきたのがなぜだか、鉄鍋餃子。
    時間がかかるだろうと思って注文したのだけれど、あっさりすぐにやってきた。
    博多風にて小さな一口大の餃子を丸い鉄鍋にギッシリ詰めて、コンガリ焼けたらヒックリかえす。
    パリパリの羽のついた焼け面を上にも一度鍋に戻して、熱々のままハフハフどうぞ…、という名物料理。
    それをそのまま、かなり忠実に再現してる。

    野菜タップリ、皮プリプリでツルツルとした食感たのしい博多餃子らしい味わい。
    多分、冷凍なのだろうけどよくてきている。
    ポン酢に赤い柚子胡椒。
    ちょっぴり乗っけて食べるとビリッと鋭い辛味が味をひきしめる。
    自分の家で作ろうとしてもなかなかできないこうした料理…、お外ご飯にあるとなんだかうれしくなります、いい商品。

    4260423e.jpgところが餃子がやってきた途端に他の料理がピタッとでなくなる。
    お客様が次々やってきてほぼ満席。
    厨房の中は作れど作れど間に合わない、かなりの混乱を極めているのでありましょう。
    調理だけでなく、たのんだ飲み物もなかなかでない。
    見れば100席以上はある店にサービススタッフが2人だけ。
    いつもは多分、その人数でも程よきサービスができるのでしょう。
    異常事態にお店の中が殺気立つ。
    待つ身としては、つもる話をたのしくしながら、旧交タップリ温める日と覚悟を決めてたのしく待ちます…、それも良し。

    みんなの近況報告がほぼ終わるタイミングにて、ワラワラ料理がやってくる。

    玉ねぎのステーキ。
    皮が付いたままの玉ねぎをオーブンの中にいれてただただロースト。
    焼きあがったら皮を剥き、そのまま食べるというモノで、塩と胡椒だけでも十分おいしくたのしめる。
    玉ねぎの甘みと風味が存分に出て、他に調味料を必要とせぬおいしい食べ方。
    例えばそれにハーブをふれば洋食風。
    ココのは和風の醤油ダレと削りガツオでお好み焼き風に味をつけてる。
    これがなんともおいしくて、空いたお腹が喜んだ。
    ししゃもはほどよく普通の味わい…、まぁ、こんなモノ、しょうがない。

    b0b2efe9.jpgそれからピザ。
    最近、和風の居酒屋でピザを出すのが流行ってる…、よう。

    テング酒場がおそらくさきがけ。
    薄いクラスト。
    パリパリで、ピザというよりクラッカー。
    テング酒場ではそれにパラリとスライスガーリック。
    ネギにそれから赤唐辛子でペペロンチーノ味にしてお酒のつまみに…、と売ってかなりのヒットをみました。
    お腹を満たすためじゃない。
    酒のつまみに程よように「お腹にたまらぬ」軽さを目指せば、別に本格的なイタリアピザでなくともいいじゃん、と。
    こうした気軽なピザが最近、いろんなところでやってくる。

    コレはカリカリジャコとネギのピザ。
    醤油の風味。
    ほんの少しのチーズとトマトソースを塗って、そこにタップリ煎ったジャコ。
    白髪ネギと青ネギをちらして最後に海苔で風味と彩り添える。
    生地の端っこはバリバリ、かわいて歯ごたえ軽快。
    極薄生地は存在感が希薄で具材の、カリカリ、シャクシャク、歯ごたえ邪魔せずたのしい味わい。
    舌においしいというよりも、歯ごたえおいしい。
    考えてみればこうした食感や味のモノって日本料理にあんまりなくて、だからなんだかありがたい。

    1fcd8320.jpgココの近所にある「紅とん」。
    そこに比べて、かなり多様な客層でしかも4人、5人のグループ客が多く感じる。
    ファミリー客もあるくらい。
    向こうの方が安いのに、お店の雰囲気がいいこともある。
    けれどなにより、メニューの種類が多彩で豊富。
    焼鳥、揚げ物、和洋中といろんな人の食べたいものがもれなくあるのがいいのでしょう。
    ただ刺身には頓着しない。
    炙りサーモンや甘エビ、マグロと回転寿司の人気のネタが揃ってるだけ。
    そんなところもこの客層にあっているのに違いない。

    揚げ物ちょっと食べたくて、メニューの中からフィッシュアンドチップをとってみる。
    やってきたのは、たしかにフィッシュフライとチップス。
    つまりじゃがいも揚げたモノ。
    けれど英国名物のフィッシュアンドチップスとは似て非なるもので、なんだか笑う。
    イギリスには、フィッシュアンドチップスという食べ物があって、魚を揚げたモノにじゃがいもを揚げたモノが付いてるんだよ…、と聞いた知識から推察しながらありあわせ食材を使って作った。
    そんなたのしさ。

    世界中にはそんな料理がたくさんあって、例えばシンガポールのニョニャ料理なんて、マレーシア系の奥さんが中国人のご主人のため見よう見まねで作った中華料理が元祖。
    本物じゃない…、けれど食べると案外これがおいしくて、日本人であるコトに思わず感謝しちゃう夜。
    新たな料理はこうしてできるものなのかもネ…、って思ったりする、オモシロイ。

    結局、かなりの時間をかけて、けれど周りの人達は怒るわけでなくあきらめ顔で料理がくるのをボンヤリまってる…、これが今のチェーン居酒屋の現実なのネ、と思ったりした。
    ボクらがずっと大切に思ってがんばっていた、常識、定石、おもてなしするスタンダードが期待もされぬ飲食店があるというコト。
    それも現実…、なやましい。

     

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    待ち時間
    先ほど出張から

    もどりましてございます

    昨晩食事した

    赤の涙という

    鉄板料理の居酒屋さん

    ほんとに繁盛していて

    頼んだ料理のがぼ〜っと

    まっていると出てきて

    その後にオトオシやってきた(笑

    でもそれは

    お店の場所

    鹿児島のずいぶん南の町

    そこのゆったりとした

    時間の流れのせいに違いないと

    おなじくぼ〜っとしていた

    ごきげんな彼女もおなじこと

    考えていたようでございます

    鹿屋時間

    そうよんだりして

    まったりゆったり

    チェーン店のとは

    ちとちがいますが

    そうそう

    またまたスーパー巡りを

    間隙をついて敢行!

    ご当地ものとのうれしい出会い

    おたのしみに
    ネコスタさん / 2011/10/01(Sat) /
    田舎の時間
    > ネコスタさん
    誰も急いでない空間。
    ボンヤリとしたたのしい時間が、早く過ぎてしまうのが勿体無くて、みんながユックリふるまっている。
    そうした空間ってステキですよね。
    田舎時間でたまに生活したいものです。
    うらやまし。
    サカキシンイチロウさん / 2011/10/01(Sat) /
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