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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    打ち合わせを終え、家に帰るまでの時間を新宿をブラブラしてたら、びっくりしました、びっくりドンキー。
    1a0ae147.jpeg東京大飯店のビルの中にできていました。
    ちょっと高級な創作料理の居酒屋があった場所で、そういえば最近、工事をずっとしていた…、何か新しいお店になるんだろうと思っていたけど、まさかびっくりドンキーとは!
    まさにびっくり。
    郊外型のファミリーレストランがこうして東京都心の一等地にやってくる。
    しかも大きなビルの1階と2階を使ってお店を作る…、かなりの設備投資だろうにおそらくこうした大型物件を活用できる会社は今では限られている。

    b5e63e37.jpeg郊外で体力を蓄えた会社がこうして都心で店をはる。
    ここの数軒隣にサイゼリヤもある。
    新宿という街の特別感がなくなっていくのはちょっとさみしいところ。
    けれど、新宿という街にすんでるボクにとってはちょっとウレシイ。
    わざわざいかなきゃいけないお店が、こうして近所にやってくる。
    それで早速、こんにちは。

    西部開拓時代をテーマにインテリアを造り込むのがココのスタイル。
    ビルの中とは言え階段廻りを中心にかなり力を入れたしつらえ。
    客席も半個室っぽく、よくできている。
    メニューは全店共通メニューに、新宿店の限定商品を加えたモノでなんと「450gポーション」というデカ盛りメニューが用意されてる。
    隣の若いおにぃちゃんがそれをたのんで食べていたけど、木の皿の上がほとんど肉で埋まった景色にみているだけでお腹が一杯になってしまう。
    ボクは300gのディッシュをたのむ。
    木の皿にご飯とサラダ、それにメインのハンバーグが仲良くならぶ、お子様ランチ的にしてオシャレに言えばカフェのプレートランチのような姿形のここの定番。
    チーズをのっけてもらって食べる。
    ソースいらずでシッカリ味がついていて、若い頃にはコレにかなりのお世話になった。
    味も変わらず値段もそれほど変わらず手頃で、結構悪くないなと思う。
    bdd.jpgちなみにこれをたのんでやってくるカトラリー…、お箸だけでございます。
    ナイフもフォークも必要ないというコトなのでありましょう。
    確かにハンバーグはフックラやわらか、箸でキチンとキレイにちぎれて口に運ぶのもむつかしくない…、でもご飯だけはお皿に盛られたモノを箸ではさみ上げるのはいささか少々難しくって、かと言って大きなお皿は持ち上げて楽しむのにはいささか不便。
    途中でスプーンがほしくなる。
    おびただしいほどの肉汁がご飯を濡らしてホロホロしてくるのも、食べにくさに拍車をかける…、勿体無い。
    ココの名物のヨーグルトドリンク、ヨーデルを頼んでゴクリと食後をたのしむ。

    gogo.jpgかなり人気があるようでした…。
    お店はほとんど満席で、喫煙席だけ余裕があります、と。
    日本の外食はどんどんダウングレードしていくように感じる。
    都会に来たから都会でなくてはたのしめぬものを求めるんじゃなく、いつも食べてるモノを食べたい。
    いつもと同じく気軽に食事をしたいという人が、増えているのでありましょう。
    それからアルコール離れが確実なモノになっているというコトでもある。
    だからこうして居酒屋が潰れたあとにファミレスがくる。
    これは時代の向く方向で、世界的な傾向でもあるって言われてる。
    いろいろ、あれこれ、しょうがない。

    ところでボクの街、四谷三丁目にゴーゴーカレーがやってきました。
    金沢カレーで積極的にこの東京を攻め始めている。
    新宿にも数店あるけど、いくらなんでも四ツ谷のはずれ。
    開店記念で55円カレーが555食提供されるというコトで、炎天下にして長蛇の行列。
    これまたビックリ。
    実は先日、銀だこが経営していたカレーのお店が四谷三丁目にあったのだけど敢え無く撤退…、いいように見えて商売が難しいこんな立地で頑張るんだと意外に思った、どうだろう。
     

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    ■ コメント一覧
    消え行く賑わい
    四谷三丁目
    確かに、商売するには難しい場所であると感じます。
    界隈は常連というよりは、身内を呼んで何とか営業を成り立たせている、という店のなんと多い事か。
    それをいいことに、私の隣ではワガママな客が…
    そして、それを叱れぬお店。
    やがて、一元様は遠退き…の繰り返し。
    常連にならなければ楽しめない町になりつつあると不安になります。
    なんと悲しいことか…
    ニラサキさん / 2012/07/25(Wed) /
    無題
    びっくりドンキーですか?
    新宿も変わりつつありますね?
    学生時代に良く食べに行ったものです。先輩のオゴリで…(笑)
    結構好きなんですよね。ガッツリ系で!
    高橋和男さん / 2012/07/25(Wed) / URL
    > ニラサキさん
    都心にあってまるで村のようなのどかさがかつてはあって、好きな街の一つなんです。
    自分も住民ですし。
    けれど開放的で明るい村の中に、ご指摘の通り、閉鎖的で暗い村が点在しているのもたしかな現実。
    勿体無いなぁ…、って思います。
    でもこうした傾向は、日本のいろんなところにあるような…。
    飲食店という場所がもっと社交的で明るい場所になるといいなぁ…、と思いますね。
    サカキシンイチロウさん / 2012/07/26(Thu) /
    案外
    > 高橋和男さん
    ボクも案外きらいじゃないですね。
    あの商売のやり方は素朴で泥臭く、飲食店として正面突破を試みようとする王道。
    だから嫌いじゃないです。
    でも。
    それにしても新宿に…、かなりのビックリですね。
    サカキシンイチロウさん / 2012/07/26(Thu) /
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