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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    午前中、部屋で仕事をやっていて気持ちが煮詰まり表にでます、お外で昼にしようかと。

    f312cadf.jpeg家の近所のサイゼリヤ。
    朝から雨が降ったりやんだり。
    スッキリしないお天気で、風も時折つよく吹く。
    ブワッと風が強く吹き付け、傘持つ人がそれに吹かれて駆け足になる。
    春の嵐…、という感じ。
    このお店には大きな窓に面したカウンターがしつらえてある。
    ビルの二階。
    窓から表の通りが見渡せる、昼には日差しのあたたかな場所。
    一人でもあり、そこをもらってボンヤリとする。
    メニューを開いて注文決める、たった数分の間に雨が横殴りになったと思うと、急にやみ日差しがさしてきた不思議。
    ベルをならして注文をして、お水をとって再び座ったときには空が曇ってきてた。
    天気予報をする人泣かせの今日の空。

    先日、実は、今とりかかっているワインビストロの仕事の話をしていたときに、このサイゼリヤの話になった。

    0b6ce33c.jpeg今、考えうる限りほぼ完璧な大衆レストランのフォーマットってこのサイゼリヤ。
    ファミリーレストランの売れ筋メニューしかおいてない。
    しかもそれらを出来うる限りイタリアンレストラン風に表現している。
    イタリア料理の日本的なる再構築…、ってそんな感じか。
    どんな人にもやさしくて、しかもまともなワインを驚くほどの値段で売った。
    それで昼だけでなく、夜も売り上げを作ることができたんだよね…、とみんなの意見もほぼ一致。
    今日のお昼もファミリー、若い人達のグループ客にシニアのグループ。
    それに労働者風の男の人たちも混じるというまさに人を選ばぬ人気にビックリします。

    エビのサラダをとって食べます。
    シットリとした茹でた小エビがプチュプチュと口で潰れていくのがたのしい。
    シャキシャキとしたレタスタップリ、コッテリとしたサウザンアイランド風のドレッシングもおいしくて、ごちそうサラダという風情にてオキニイリ。

    それにしても大きな窓からふりそそぐ、おだやかにしてやさしい光。
    曇った空がよきフィルターになってるのでしょう。
    ココのサラダもきれいに映る。
    まるで北欧。
    フィンランドとかスウェーデンのおしゃれなカフェのサラダのように映ってみえる。
    不思議に上等…、ビックリします。

    775af0df.jpegそれからメインを鶏のお料理。
    今、売り出し中というコトで挟み込み式の特別メニューになっていた。
    チキンピカタと手羽を揚げたの。
    ここの手羽揚げはピリ辛で、揚げ方、味付けどれもシッカリしていて好物。
    それが二本ついてくるなら…、とそれでたのんで食べてみる。

    熱々の鉄板の上でジュウジュウしながらやってくる。
    ピカタはポッテリ、ほどよいサイズ。
    シットリとした胸肉で脂もそれほどきつくない。
    スジを切るためかなりザクザク、切り目を入れてそれが崩れてしまわぬように、溶いた玉子をタップリつけて、揚げるように焼いていく。
    だからフックラ、かなりやわらか。
    今の日本の若い人達が好む食感に出来上がってる、上手な商品。

    そういえば、カリフォルニアでちょっと懐具合がさみしい。
    そんなときには、メキシコ料理のレストランにいき、鶏を食べてた。
    安いんだもの。
    それにいろんな味付け、調理方法でしばらく続いても飽きなかったし。
    ただ白人系の良家のボンボンたちは、「貧乏人は鶏を喰え」って絶対メキシコ料理店なんかには寄り付かなかった。
    今から30年以上も前のコト。
    今のチキンは健康に気遣う人の食べ物になり、「貧乏人はハンバーガーを喰え」って具合になった…、時が変われば食も変わるというコトでしょう。

    0cf0054a.jpegご飯のかわりにガーリックトースト。
    小さなクーペ状のパン。
    バゲットほどは固くなく、サクサク、表面の歯切れがたのしい。
    凍ってたパンで、だからあまり粘り気がなくカサっと乾いたところがおいしい。
    タップリバター。
    ガーリック臭もかなり強烈。
    平日の昼にはあまり食べたくないトーストでけれど今日は週末の昼。
    チーズをちょっとふりかけて、コクをくわえてもぐもぐ食べる。
    やっぱりワインをのまなきゃなぁ…。
    このトーストが可哀想。
    そうは思いもしたけれど、家に帰ったらまた仕事…、だからあきらめお水ですます。
    さて、帰りましょうと外に出る。
    雨も上がって快適な風がそこにはあって、ついさっきまでいたお店の中が、かなり蒸し暑かったというコトにはじめて気づく。
    節電で冷暖房ばかりか送風あるいは空気循環まで控えていたりビルはしますから。
    空気が滞るということは、熱さ、寒さだけではなくて感染症などの問題も生む由々しき出来事を生んでしまう。
    窓が開かぬ構造の建物の中に入ったお店は、これからいろんな大変を、抱えてしまうことになるに違いない…、ってそんなコトを思う今日。

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