サカキノホトンブログ風の強い日、昼と夜

S	M	T	W	T	F	S
					1	2
3	4	5	6	7	8	9
10	11	12	13	14	15	16
17	18	19	20	21	22	23
24	25	26	27	28	29	30

風の強い日、昼と夜

祝日の今日。

抜けるようにきれいな青空。
上空では風がビュンビュン吹いてるんでしょう。
雲のかけらのひとつもなくて、超高層ビルも寒そうに抜けるような空に向かって背伸びする。
つい数週間前までは夏の名残りが残っていたのに。
今では風も冷たくて、ジャケット一枚。
その温かさがとてもうれしい、ありがたい。
秋であります、季節は夏をキッパリ忘れて、先へ、先へとすすんでく。

昼のご飯をさっさとすませて、ちょっとユックリお茶でもしようか…、とお店を探す。
新宿の駅の周りはスゴい人出で、喫茶店もスタバも一杯。
人ごみ避けてちょっとひと歩き。
西に向かってテクリテクリと高層ビル街の入り口までいき、よしここにしよ！

繭の形したコクーンタワーの一階にあるカフェ、Blue Square Cafeを選んだ。

スタバっぽいセルフサービスのこじんまりとしたカフェスペース。
東京モード学園のビルの中にあるということもあるのでしょうね…、ポップでちょっと尖ったデザイン。
ブックストアが併設されてて、iPodが置かれたソファ席。
ネットに自由にアクセスできるMacBookが使い放題のカウンター席と、ちょっとしたネットカフェのような機能ももった面白い店。
マンゴーティーを注いでもらったカップのデザインもかなり気合いが入ってて、新宿にあって青山的なお洒落スペース。
駅からちょっと離れた穴場感的ロケーション。
近寄りがたい高層ビルの土手っ腹に亀裂を入れただけのような分かりにくくて入りにくい入り口のせいもあるんでしょう。
いつも程よく空いているのがありがたい。
MacBookをずっと触って、HD動画なんかのリッチコンテンツを眺めつつ、やっぱり新しいマシンはいいなぁ…、ってそんなことを思ったりした。

そして夜。
おうちご飯を作って食べる。

グリーンカレー。
家で作るのは初めてのこれ。
アジア料理の食材店で売ってたグリンカレーのペースト使って、ちと手抜き。
茄子をまずは油で炒め、鶏の胸肉をぶつ切りにしたのをそこに投入。
肉の表面をカリッと焦がし、細切りタケノコ、輪切りのニンジンを加えてコロカラ、火を通す。
そこにチキンブイヨンスープを入れて、クツクツ煮込む。
茹でたジャガイモ。
そしてグリンカレーのペースト入れてあとはグツグツ。
仕上がる寸前にピーマンを足し器に移して出来上がり。

思いがけずもよく出来た。
コリアンダーやバジルの風味。
ココナツミルクの甘味と香りに、ニュクマムが出すコクのある味、それから匂い。
立派にグリーンカレーの味がする。
油をあまり使わずできる、まるでスープのようなカレーをフウハァ、食べつつ、飲みつつご飯をたのしむ。

母が送って来てくれたおかずを一緒に食べる。
天ぷらあれこれ。
シッポも一緒にカリッとあげた才巻きの海老。
味付けごぼうと、煮た昆布。
どちらも母が大好きな総菜料理で、特に昆布。
甘辛くにた結び昆布にポッテリ重たい衣をつけて、それをカリッと揚げたもの。
衣にまでも昆布の煮汁がしみ込んで、何も付けずにそのままおいしい。
表面ガリっと。
ところが噛めばトロンと昆布のなめらかが口一杯にひろがっていく。

冷蔵庫の中にいろんな総菜が溜まってしまうと、天ぷらでも揚げようか…、って天ぷら鍋の準備がはじまる。
野菜や練り物、あるいは煮物。
残った物に衣をつけて次々揚げて気づけば大きなお皿一杯の天ぷらが出来上がっちゃう。
ご飯のおかず。
そのままおやつで、あるいはうどんの具材にと、それがしばらく大活躍した。
なつかしい。

そろそろ年末。
冬の食卓にはやっぱり蟹の缶詰でしょう？…、って何個も蟹の缶詰送ってくれたの使ってカニサラダ。
レタスを刻んで、キュウリを千切り。
ほとんどの缶詰商品がプルトップタブを引っ張ればパカっと簡単に開いてくれるこの時代。
缶切りのような特別の道具が無くちゃ開けられないのはコーンビーフかこの蟹の缶。
ギチギチ、缶切り操りながら開けた中身を汁ごと一緒にボウルに入れて、胡椒、それからマヨネーズ。
よぉく混ぜあわせてお皿に盛った。
サラダというより、洋風おひたしみたいなご飯にもあう不思議な味わい。
慌てて作って、蟹の軟骨とるのを忘れて、ゴジゴジ、口でガサっとなった。
それもたのしい、ご愛嬌。

昨日の夜からオイルヒーターが全力稼働。
風邪引かぬようあったかくして、おやすみなさい、また明日。

[0回]

2009/11/03 (Tue) ダイアリー Trackback() Comment(2)

■ この記事にコメントする

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード

■ コメント一覧

Ｐロック

観てきました、パイレーツ～。(この邦題どうなんでしょう)朝一を狙って行ったのに、日比谷の映画館チケット売り場には地味なおじさんおばさんの長蛇の列・・。こんな人気が？と思ったら、「沈まぬ～」の行列でした。
とにかくこの映画最高ですね！泣けて笑えて全てが最高！帰りにパンフ、サントラＣＤ共にゲットしちゃいました。きっともう１回観に行ってＤＶＤも買っちゃいます。
サカキさんが爆泣きしたのも分かる素敵過ぎる一本でした。

オレンジさん / 2009/11/03(Tue) /

編集

たのしまれたようで

> オレンジさん
たのしまれたようで良かったです。
反社会的と反人間的。
どちらが罪なのだろう…、ってそんなことを考えさせられる映画でもありましたよね。
こうした映画がもっと評価されなきゃいけない、ってココロから思います。

サカキシンイチロウさん / 2009/11/04(Wed) /

編集

■ この記事のトラックバック

この記事にトラックバックする：

サカキノホトンブログ

[PR]

風の強い日、昼と夜