サカキノホトンブログ炒めご飯にカツカレー

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炒めご飯にカツカレー

遅めに起きて、遅めの朝。
鮭を焼き和朝食っぽくしようかなぁ…、と思いながら塩鮭焼いてて、ふと炒めご飯を食べたくなった。

急きょ予定を変更し、焼けた鮭を細かくほぐしてフライパンに油をひいて、日本酒をふり煎り付ける。
そこにピーマン、エノキにアスパラ。
生のアスパラガスを大きめに切り、食感残してたのしむ企み。
塩と胡椒をふって揺すると、お鍋の中でエノキがトロンとぬめりを出して、中の具材がひとつにまとまる。
一旦、お皿に退避させかわりにご飯をジャジャッと炒める。
塩で下味。
パラッとさせて、一口大に切った讃岐の天ぷらをくわえて炒めて、別のお皿に再び退避。
油をタップリ、フライパンに注ぎ入れ溶いた玉子をザックリ焼いて、具材にご飯を合わせて後は時間の勝負。
短時間で混ぜ合わせ、出汁醤油を入れ風味とコクを足して最後にかつお節。
フライパンの鍋肌から唐辛子の辛味をうつしたピカンテオイルを流し入れ、強火でバリッと焦げ目をつけて、出来上がり。

パラパラッと仕上がってるけど、エノキの旨みをたたえたトロミがご飯を包みシットリでもある。
鮭の風味に玉子のフワリ。
炒めた練り物のクニュクニュ感と、ときおり奥歯を叩くガリッと焦げたご飯の香ばしさ。
大きめに切ったアスパラガスがとってもみずみずしくて、味わいにぎやか食感さまざま。
スプーンで食べるフルコースみたいな、そんなたのしさ。
朝、ゴキゲン。

昼、カツカレー。
ローカロリーのカレールーを二種類使ってカレーを炊いて、それからカツ。
細かなパン粉をギッシリ、けれど薄めに着けて揚げたカツ。
ザクザクッと切る。
ご飯の上に千切りキュウリ。
そこにカツをのっけてルーをかけ回すという、ボク、オキニイリのこれが食べ方。
昔、松山に住んでいたとき。
家の近所に「あかとんぼ」というカレー屋さんがあってそこのカツカレーが、このスタイルで出てきてた。
カツの油気をキュウリがすきっと拭ってくれる。
シャキシャキとしたキュウリの歯触り。
カレーの辛さをやわらげるみずみずしさと、緑の香り。
カレーのルーにまみれたキュウリもまたおいしくて、お腹もスッキリ、オゴチソウ。

ところで電子ガジェット世界のニュースが次々、やってくる。

アップルさまの大イベントが今年は６月７日から４日間の日程になるというまずニュース。
今年はiPhoneG4がメインだと言う。
今やアップルという会社の利益。
そのほぼ40％を稼ぎ出しているのはiPhoneなんだと言われてる。
パーソナルコンピューティングの世界ではシェアはそれほど大きくはない。
けれど世界で最も洗練されたデザインツールであったり、世界で最も成功した音楽配信システムであったり、あるいは世界で最も普及したモバイルツールを作った会社。
こんな会社は他にないんじゃないかと思う。

一方、ソニー。
ソニースタイルにVAIOノートの新機種「VAIO New Ultra Mobile」の予告を出してる。
バナーの左端に、ペーパークリップみたいなマークが入ってて、インサイダーの情報によるとそのモバイル器を横から見た形状を表しているんだっていう。
オレンジ色は本体の色。
どんなマシンになるんだろう…、って興味津々。
メール登録しちゃいます。

驚いたのがヒューレット・パッカード社がPalm社の買収を発表したっていうニュース。
PDAという今のモバイルガジェットの先祖を作った会社はどこ？
答えは多分、このPalm。
ソニーもかつてPalmOSを使ったCLIEを作っていた時代もあるほどで、iPhoneやスマートフォンが生まれるキッカケを作ったパイオニアでもある名門企業。
最近、影が薄くなってはいたけれど新しい環境でよみがえってくれればいいなぁ…、って思ったりする、昭和の日。

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