朝をサンドイッチ作りではじめる日曜。
今日は朝から天気が良くて、気持ちもあかるく感じる空。
朝おきたときにはちょっとお腹が重たく感じて、朝食抜きにしようかと思いもしたけど作るだけでも作ってみよう…、そうしないとダメになってしまう食材がいくつかあって。
まずはパン。
サワードーがそろそろガリッと硬くなりなりはじめているので使う。
霧吹きでプシュッを水を吹きつけて、トースターで軽く焼きます。
ちょっと酸っぱい酵母の香りが、フワッとただよい食欲そそる。
チョリソソーセージを一本、薄切りにしてフライパンでこんがり焼いとく。
玉子を溶いて、バターを溶かしたフライパンにジャジャっに投入。
ゆるりゆるりとかき混ぜながら、スクランブルエッグと厚焼玉子の中間的に焼きあげる。
それらをまずはパンの上におき、ケチャッププチュリと風味をつける。
クリームチーズに角切りキュウリを混ぜてもうひとつのパンに塗り込め、玉子の上に乗っけてパンで蓋をする。
パンが硬くて、しかも具材がやわらかで切るのに少々難儀をしたけど、ザクリと切ってその断面がおいしそうなるコトにウットリ、目が覚める。
パクリと食べると、存外に玉子のふっくらした食感が強くてビックリ。
ズブズブ口の中でつぶれて、甘い玉子の香りを発する。
そこにコリシャリ、キュウリが潰れて口の中をみずみずしくし、むっちりとしたクリームチーズがポロポロ崩れるパンをネットリまとめ上げ、最後にチョリソのピリッと辛いうま味が残って消えていく。
朝がたのしくなっていく。
ちなみに昨日の夜のコト。
焼肉を堪能したあと、名残惜しくてちょっとお茶でもしましょうかと、セガフレード・ザネッティでコーヒーを飲む。
ビターで香り高いコーヒー。
冷たくしてもコクとうま味が薄まらない。
カッチリとしたエスプレッソらしきおいしさを味わいましょうと、アイスラッテをたのんでコクリ。
季節の冷たい飲み物でおすすめだった、シェカラートもついでにもらう。
砂糖を加えたエスプレッソを氷を入れたシェイカーでシャカシャカシェイクして作る、カクテルみたいな飲み物で、特にココはシェイクの振り方、注ぐグラスもまさにバー的。
最初はゆっくり。
徐々にスピードをあげて氷がシェイカーに当たるリズムも小刻みになる。
最後は再びゆっくりと、まるで蒸気機関車が一駅移動するときのリズムを感じてなんだかニッコリ。
細かな泡がタップリまるでクリームを乗っけたみたいで、味もトロリとビロードっぽいなめらか、そして色っぽさ。
エスプレッソのアイスクリームもまたおいしくて、会話が弾んであっという間に1時間ほど。
そしたらちょっとお腹が空いたような気がして(笑)、いつものごとく〆をどこかでいたしましょうと、テクリと歩いてうどんを食べるコトにした。
東京麺通団をひさしぶりに覗いて見たくなったのですネ。
できたときには東京でまだめずらしい讃岐的なるセルフうどん屋として評判とった。
うどんが好きな人がわざわざやってくる、讃岐にくらべりゃたしかに高価で、けれど東京のうどん価格にしては良心的なる値段でボクも結構、重宝してた。
ところがそのうち、慢性的にこむようになり、しかも韓国や中国からの観光客がやってくるうどんのテーマパークのようになっちゃってちょっと足が遠ざかる。
ほどよく忙しいお店の料理はおいしい。
絶えず料理が作り続けられる厨房は気合も入るし、調理の技量も熟練していく。
けれどそれが忙しくなりすぎちゃうと、雑になったり目が行き届かなくなったりと料理のレベルが落ちるコトがよくあるのです。
ココも一時期、出汁もうどんも、雑で凡庸になっていた。
でもひさしぶりにやってきて、食べてみたらばなかなかに良い。
開業当初の入魂レベルの味にくらべれば、さすがに少々物足りない。
けれど出汁のいりこの風味がドッシリとした明るい酸味を持ったスープもたしかに讃岐的。
このいりこ臭さが一時期消えてた。
関東風のカツオ節がメインの味になってたんだけど、やっぱり讃岐のうどんはこうでなくちゃいけない。
冷たいぶっかけの甘めの醤油タレもコックリなつかしく、冷かけうどんのまろやかでけれどズッシリ、うま味が喉の奥へとやさしくなだれこんでく味わい見事、良い感じ。
釜玉うどんに続いて最近、人気が出てきているんですよという明太子。
ほんの少しの醤油の風味と、辛子明太のうま味と香り。
うどん自体が持っている塩の風味でネリネリしながら味わうこれが、なるほど冷たい明太スパのような食感…、これも美味いなぁと食べながら、そういや朝は正真正銘の明太スパで始めた一日。
魚卵にはじまり、魚卵に終わった過食の土曜日だったんだ…、ってちょっと反省。
そして家に戻った次第…、今日、日曜はお腹の節制心がけます、できるだけ!
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