夜、仕事の途中でご飯を一緒に仲間とします…、場所は新宿、「猫膳」という店。
正式名称は「飲食笑商何屋ねこ膳」という長いモノで、飲んで食べて笑ってみんなでたのしくやりましょうよ…、というような意味を持ってるのだろうと思うのだけど、ボクら的には単に猫膳。
お昼の11時から明け方4時までやっている。
歌舞伎町の入り口という場所柄、どんな時間に行っても飲めるし、手軽く定食だけで帰ることもできるというお店。
しかもそんなに高くはなくて。使い勝手がよい上、そこそこおいしくて新宿近辺で何か食べるのに困ったら、とりあえずココに行っとく?って感じのお店。
今日もそんな感じでみんなでノコノコ、テクテクやってくる…、そこそこ人も入ってた。
まずは一杯、いっときますか?と。
ホッピーたのんでそれでおつまみいくつかたのむ。
鯖と大根を味噌で煮たモノ。
コッテリとした味噌味で、しかも素材の芯まで味がはいっているステキ。
特に大根は噛むとクチュっと潰れて、中から味噌味の出汁がジュワッとしたたかほとばしりでる。
時間がおいしくする料理。
なんだかとてもウレシク感じる。
それから揚げ茄子。
軽めにサックリ油であげて甘辛味噌をトロンとかける。
茄子は油との相性がよくて甘みと旨みをジンワリ、強くする。
ココで一番人気のつまみが三点盛り。
メンマに煮玉子、ポテトサラダの三点で、けれど一番存在感があるのがキャベツ。
千切りキャベツがタップリと。
ココのうれしいところが調味料がテーブルの上に沢山用意されてるところ。
ソースに胡麻に醤油に七味、胡椒や大きな業務用のマヨネーズまでがどんっ!と置かれて自由に使える。
キャベツにマヨネーズ、それに七味で十分酒が飲めてしまえて得した感じ。
夜来ると、まずお店の人に「お食事ですか、それとも軽く飲まれます?」って聞かれるんだけど、ボクらの後に来たおじさんが「重たく飲むよ」といきなりホッピーぐびぐび飲んでた。
ココは新宿、歌舞伎町!
ほどよく食べて、ほどよく飲んで、それで定食。
ご飯がおいしく、しかも大きな茶碗に山盛りくるのがココのお店のいいところ。
おかずはほとんどが揚げ物で、けれど干物や今日おすすめの魚を焼いたモノがある。
残念ながら、今日はお昼が忙しかった。
ブリや鮭の切り身はみんな売り切れですと。
それでサンマの開きをたのむ。
鮮度の高いサンマをひらいて、軽干しにしたのをガスでコンガリと焼く。
皮目がパリッと。
中はフックラ。
新鮮だった名残に骨の身離れが良い。
干してだから魚の味が凝縮されてる。
ほとんど何もつけなくても、サンマの味でおいしく食べれる。
塩味。
それから脂の風味。
約身代わりに鬼おろし。
粗めにおろした大根の、今の季節ということもある。
甘くてそこに醤油を少々。
それから生姜のガリがタップリ…、青い魚の味わい、風味をスッキリ拭って、これがご飯のおかずにもなる、ココのたのしい一工夫。
それからやっぱり揚げ物も…、って。
結局、たのんでみんなで分ける。
「ねこ膳ミックス唐揚げ付き」って、ここの一番売り物で、しかもココの一番人気の料理であります。
ポテトコロッケ。
荒挽きウィンナを揚げたモノ。
チキンカツにそれから唐揚げ。
ウィンナ以外は全部手作り。
ホックリとした茹でたじゃがいもにひき肉までた、クラシックにして定番的なるコロッケが口に含むとトロンとなめらか。
細かなパン粉がギッシリついて、そのカサカサとのバランスも良い。
チキンカツは胸肉使ってふっくらと。
不思議なコトに鶏胸肉のフライって、白身の魚のフライを食べてるみたいなシットリ。
フックラで、肉っぽくないところがオモシロイ。
鶏唐揚げはシッカリタレに浸して中まで味が入ってムッチリ。
どれもご飯のおかずにピッタリ。
酒のつまみととったイカのワタ焼きを、ちょっと残してご飯に乗っける。
塩辛的にしょっぱくて、ワタの旨みと濃厚なイカの風味が凝縮されてるワタをご飯にのっけて食べると、ほんの少々でご飯がモリモリすすんでうれしい。
そのワタに、マヨネーズを混ぜご飯のおかずにすると悶絶。
出汁と赤味噌の旨みがドッシリした味噌汁すら、ご飯のおかずになってくステキ…、ニッコリしながらゴチソウサマと後にする。
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ところで、スゴい動画を発見。
Richie Castellanoっていうおじさんが、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」をたった一人で多重録音を駆使して再現しているビデオ。
実はフェイスブックの友人が「これスゴいヨ」って紹介してて、あまりにたのしく、しかもスゴクてこりゃ、バースデイプレゼントレベルのゴキゲンだ…、ってブックマークでご紹介。
歌だけでなく演奏も全部一人でこなしてて、しかもビデオの編集のすばらしいコト。
ただ上手いって言葉で片付けるコトができない、この曲、あるいはフレディー・マーキュリーに対する愛を感じる見事に、ウットリしながら涙目で思わず拍手をしておりました。
実際のボヘミアン・ラプソディのMVのオープニングと同じように、下からライトを照らした顔で始まるノリも、この人、本当にクイーンのコトが好きなんだろうなぁって。
さ6分ちょっとがあっという間で、最後にホーッと溜息ついた。
今度カラオケ行くことがあったら、歌わなくっちゃと思いもします(笑)、マタアシタ!
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