今年最後の土曜日の朝。
サンドイッチを作ります。
今年最後をことほぐために、いつも以上に丁寧に。
パンはオールウィートのサンドイッチブレッド。
ザックリしてて、耳の部分に胚芽がタップリくっついている。
小麦の香りが力強くて、ズッシリ重たい。
このパンを、主役にサンドイッチを作ってやろうと思ってパンに軽く霧吹き。
シットリさせて、軽くトースト。
これでパンの香りが強く感じられるようになるのであります。
キュウリを薄切り。
塩をほどこし休ませる。
豚モモ肉を使って作ったロースハム。
黒い胡椒をカリッとちらして、パンの上にしきつめる。
薄焼き卵を大きくやいて、パンの幅にきりわけて折りたたむようにしてこんもりのせる…、空気をタップリふくませて。
ケチャップと辛子マヨネーズを混ぜたソースをタランとかけて、パンで蓋して、ザクッと切って出来上がり。
目にうつくしく、口においしく、気持ちにやさしい。
カサカサとした胚芽のパンが口にちらかり、それを薄焼き卵がシッカリ受け止める…、今年の最後の土曜日を飾るにふさわしいうつくしき朝をたのしんだ。
昼を回転寿司の沼津港。
実は昨日、夜の食事をしながらここの話題になって、イタリア料理を食べつつ「なんだか寿司も食べたいなぁ…」って思ってしまった(笑)。
目の前においしい料理がありながら、次の食事のコトを考え思いを馳せてしまう食いしん坊な悪いクセ…、でもしょうがない。
年末の買い物ついでに出た街で、今日のお昼をつまんで食べる。
寿司を食べつつ、夜は何にしようかなんてやっぱり考える罰当たり!
開店とほぼ同時にお店に入って、しばらくしたらもう行列。
最初は寂しかったベルトの上がたちまちニギヤカになっていくのがまたオゴチソウ。
いつものネタの漬けマグロ。
まだ漬け込みが浅かったのか、色鮮やかでけれど出汁の味がシッカリ入ってネットリ。
ホタテを食べて、ついでに瀬戸内のタイラガイ。
ムッチリとしたホタテと違って、サクッと歯切れるタイラガイ。
うま味は上等。
噛むごと上等なうま味がジワッと滲みだす。
季節の美味のブリの切り身。
焼いてもらった穴子がトロリととろけてシャリを包み込む。
茹でたエビはいささか小ぶりで、正月近くなるとエビのような縁起物的食材は、値段がどんどん高くなってく。
これも年の瀬、季節感。
蟹みそとほぐし身つかった軍艦寿司。
子持ち昆布のにぎりと、正月の予行演習するような寿司をつまんでかっぱ巻き。
ここの名物のひとつのあら汁。
夜になると売り切れになることがほとんどなんだけれど、さすがにオープン直後の今日は次々注文が入ってく。
ボクらも一杯、それをたのんでフウフウハフハフ、骨の合間にタップリ残った肉をせせって味わっていく…、想像以上に沢山の魚の肉が残っててなんだか得した感じになった。
今年もお世話になりました。
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