今日は一日、移動で仕事の繰り返し。渋谷で打ち合わせをしたあと移動。神楽坂にある会社を訪問。そこでランチをとろうと思っていたのだけれど。
なんと目的の店。「二葉」という老舗の寿司屋さんが閉店してた。
お店が入った大きなビルは自社ビルで、決してお金に困ったり売上不足で閉店しなくちゃいけない事情はなかったはず。
聞けば後継者もおらず、経営者が年取ってしまってそれでやむなく閉店。
勿体無いなぁ…。でもコレが、今の日本の飲食業の厳粛なる事実なんだと思ってちょっと気持ちが沈む。しょうがない。
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次の移動が新宿発で、それでまずは新宿にいく。それからどこかで、チャチャッとおいしいモノを食べようと「東京老拉麺」という店を選ぶ。
新宿駅の西口前の地下街にある、うなぎの寝床のような店。
カウンターが一本だけ。入り口から奥に向かって一直線にお客様が並んで座る。その内側が全部キッチン。忙しい時間帯には調理人がズラリと並び、なかなか壮観。
赤坂璃宮の譚さんがプロデュースした香港スタイルの麺の店。
一緒に付き合ってくれた人が食べた「ネギとチャーシューのスープそば」がココの一番の売り物で、ところが出てきたモノをみると、今までと違った感じ。
麺もスープも変わったようで、悪い予感をしながらボクの料理を待った。
五目あんかけの焼きそばで、香港麺をこんがり焼いたモノかと思ってたのんでみたら、なんとそれをバリバリに揚げてあんをかけたもの。
しょうがないかと思ってひと口。パクリと食べるとバリバリ麺が歯茎をつっつく。
それそのものは香ばしく、悪くないんだけどあんかけ部分のコクが少々足りない。
コクが足りない分を砂糖で補った。甘みで旨みをごまかすような、奥行きのないペッタリとした味が期待と違った感じ。
どうしちゃったのでありましょう。
見れば開業当時からずっとメインで頑張っていた調理人の姿が見えない。もしかしたら今日だけそういう状態なのかも。そうじゃなかったら、何かがおこっているのでしょうネ。
メニューの傍らでにこやかに笑っていらっしゃる名前をかしたスターシェフ。こういうリスクにさらされるって大変だなぁ…、って思う昼。
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新宿駅から一時間ちょっと。郊外にでてまず仕事。仕事を終えて、とんぼ返りで新宿に向かう電車の待ち時間。
駅の周りにはほとんどお店が見つからず、気軽に入ってお茶を飲めるのはマクドナルドばかりなり。…、なるほどこういうときに使われるお店になったのかもしれないですね。
コーヒーを2個。小さいサイズでもらうとなんと2つでたったの200円。
にもかかわらず立派なカップ。それに便利な蓋までついて、「ミルクと砂糖はご入用ですか」とワザワザ聞いてくれる親切。
ユッタリ座れるテーブルと椅子。
それだけ大盤振る舞いをして、一体いくら儲かるんだろう…、と下世話なことに思いを馳せる。不思議な商売。オモシロイ(笑)。[3回]
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